
ダージリンにはいろんな紅茶があるのは言うまでもない。僕はオーソドックスな紅茶のダージリンが好きだ。特に、ファーストのように青いものより、セカンド以降の、濃厚な感じのダージリンが好きなのだが、それでも、Darjeeling White Teaは何故か美味しいと思う。
白茶は、まさに茶葉をそのまま乾燥させたといった感じのナチュラルさがすきなのだが、この写真にあるホワイトティーは、まさにハーブティーというのがぴったりな、そんな茶葉のドライフラワー的茶で、一口飲んでなんか感動してしまった。
世界的に白茶が好まれるこのごろ、こんなお茶にも、いろいろと出会えそうなのがとても嬉しい。

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フランスで白茶がはやっている。
これはもうしばらく前からのことだそうだ。
白茶はおいしい。香港でハマって以来、白茶のファンだ。
それが餅茶になっている。
もちろん、雲南省の白芽を使った餅茶というのは、
何度か見たことがある。
このお茶も、出所はそんな雲南省らしい。
フランスでお洒落な衣装をまとい、
小型のお洒落なお茶に生まれ変わったという感じだ。
じっくり寝かせるのがいいのか、
それともすぐに飲むのがいいのか、
なかなか迷うところではある
まあそんなことを悩みながらしばらくは放置して
飲みたくなったら飲んでしまおう

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パリのマリアージュの新商品。
白茶をベースにしたフレバリーティー。
オレンジフレーバーとローズフレーバー。
オレンジフレーバーのは、オレンジの香りにミントなどが混ざっているのに、白茶のうまみが非常にうまく出ているのが、とても印象的なお茶である。

フランスでブレンドされるホワイトティーは、やはり福建省の白茶なのだそうだが、ローズティーのローズは、メイクイではなく、ヨーロッパのバラの花が使われるそう。
でも、香り的には、それほどメイクイと違いはなさそうな感じがする。

ふんわり、白茶の味わいを楽しむ、そんなブームがヨーロッパでは広がっているようで、いわゆる白
茶ブーム?らしい。
たまにはこういうお茶もゆっくり楽しむ機会を持つのもいいとおもう。

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白牡丹というお茶が香港で飲まれているのが、昔から不思議だった。なぜ飲茶にプーアル茶という組み合わせが好まれるのに、そのほかにも白牡丹が香港でたくさん売られるのかということ。
プーアル茶も上等なものは丸いけれど、白牡丹ほど柔らかくない。特に飲茶で出てくるようなお徳用プアール茶と白牡丹の共通点など全く無いのだ。
今飲んでいるのは、林奇苑茶行の極品白牡丹。ここ数年のお気に入りだ。ふんわりと甘くてやわらかい。淹れ方もそんなに気にしなくてもおいしく入る。
最近では、ガラスのサーバーに茶葉をがさっといれ、そこに熱湯をどばー!
と、ここで気が付いた。そうなのだ、この白牡丹もこうして淹れると食事にあうのだ。これはプーアル茶との共通点。
もちろん、蓋碗で丁寧に入れたものは、むしろ食事よりもお茶会向けで、おいしい和菓子なんかとの相性がいいのだが、熱湯でがががといれると、食事にぴったりの表情をするのもこのお茶の特徴。
どちらも愛すべきお茶の表情。そのときの気分で楽しみたいものだ。


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香港の林奇苑茶行で買った白牡丹が終わってしまったので、一昨日仕事で六本木ヒルズに行ったときに英記茶荘で購入したのがこの白牡丹。
同じ味を期待したのは、同じような値段だったから。でも、残念ながら、違うお茶だった。ちょっと残念な気がする。どこがどうを違うか簡単に言ってしまうと、お茶の甘みと香りのよさの違いだろうか。
茶葉の見た目は、全く同じなのだけれど。こうなると、俄然と香港に行きたくなるから現金なものだ。先日、上海蟹茶会で、茶友の凸ぷう氏と香港談義をしたのもあるかもしれない。
ご隠居の温和な話し方と、奥さんの笑顔。目の前でのんびりと雰囲気も含めて楽しめる茶荘というのは、本当によいものだ。

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これは白茶なのだろうか。数年前からダージリンでは、色々な茶園で様々な国の依頼で緑茶、烏龍茶、白茶を作り始めたという。
特に最近では白茶に力を入れているようで、シルバーチップとシルバーニードルを分けて作り始めたとのこと。中国茶の白茶にあやかって、ダージリンホワイトとなずけているが、そんな中国茶名を付けて欧米市場や日本の市場に出すことが、ダージリンの商品戦略になっているらしい。
そこまで中国茶名にこだわることは必要ないとおもうし、ダージリンの香気を生かせるさまざまなお茶を作るのはいいと思うのだがどうだろう。
このお茶を送ってくれたメランジェの松宮さんは、「中国茶のコピーというとプライドが許さないようで中国茶のまねでないといいます。産地の維持をするには本来のダージリンもしっかり造っていただいて、その上で茶園の人たちの生活が成り立つようにいろいろなお茶を作って紅茶ではいい香りの無い時期、天候の問題で色々な環境が変わったときにそれを最大限に生かすために紅茶にこだわらずお茶を作るのは賛成です。」とおっしゃっていた。
こんなお茶が誕生するのは、やはり「こんなお茶を作れ!」という欧米あるいは日本の商社のおじさんたちがいるからなんだそうで、珍しいけど、やはりダージリンはオーソドックスなお茶がおいしいよなと思ったりする。

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目にも彩な緑のお茶がある。このお茶にはなぜか「白茶」という名前がついている。これはいわゆる6大茶区分でいうところの白茶ではなく、白茶という名前の緑茶なのである。
このお茶を初めて飲んだのはもう6年ほど前のこと。当時は「白片」とごっちゃにしていた。こちらはそもそも「銀坑白片」という品種なので、違うお茶なのだろう。
その正体は安吉白茶(あんきつしろちゃ)。浙江省安吉県に産するお茶だ。渓龍郷にある大山[土烏]で産するものが「安吉白茶」と呼ばれている。
海抜800メートルの茶畑で作られるこの茶は、古くから安吉にあった一株の野生茶樹(白茶種)を親木とした茶樹をあちこちで育てたものらしい。白茶の名前の由来もそんなとことにあって、白毫の多いミル芽を春に摘んで製茶するために「白茶」の名前が付いているという。
1999年から3年連続で国際銘茶コンテストで金賞を受賞しているという由緒正しいお茶といえるだろう。良くある話しだが、このお茶の原木「白茶王」という茶樹は、既に1000年の時を経ているのだとか。
しかし、そんな回りにくっついたどうでも良い話しを横に置いたとしても、このお茶はおいしい。一芯ニ葉の比較的嵩があるように見える茶葉は、非常に緑色が鮮やかで、見た目もきれいだ。
やや青臭い香りが先に立つ場合もあるが、ちゃんとした作りのお茶は、まろやかで甘く優しい。最近緑茶というと、太平猿魁かこの安吉白茶を飲むことがおおい。

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