中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
中国茶は難しくない 中国茶の区分を知ろう!
■ お茶の区分は6+1

中国茶を難しいと感じる人の多くは、その種類の多さに圧倒されてしまうに違いありません。確かに中国茶は、日本茶や紅茶のように単純ではなく、さまざまな区分があり、その区分毎にも、本当に多くの種類のお茶があります。中国茶の種類は、200だ、いや500だ、いやいや1000以上はあるといった声が、実際に中国茶を商売にしている人たちからも聞こえてくるほど、多岐にわたっています。

では、どのように中国茶の区分を把握したらよいのでしょう。実は非常に簡単に中国茶の区分けを覚えることができるのです。中国茶は色ごとに緑茶、青茶、紅茶、黒茶、白茶、黄茶の6つに分けることができます。これに香りを付けた花茶を加えて全部で7つ。とても単純ですね。

■ 緑のお茶

まずは、「緑」。これはみなさんもよくご存知の「緑茶」です。緑茶は、摘んだ茶葉が空気にさらされて酸化発酵する前に熱を加えてその酸化発酵を食い止めたお茶。日本茶が蒸して熱を加えるのに対して、中国緑茶は釜で炒ったお茶が主流です。そして、よく誤解されているのですが、中国茶の主流はこの緑茶です。

■ 青のお茶

次に「青」。これは皆さんもよくご存知の烏龍茶などの分類です。茶葉を日光に晒して酸化発酵を促した後、熱を加えて作られるお茶で、半発酵茶とも呼ばれています。なぜ青茶なのかは、その茶葉を晒した時の色が、非常に濃い緑色になっていくのですが、中国では、青を緑色の濃い色を意味しているのです。日本では缶入烏龍茶が広く浸透したために、この半発酵茶である烏龍茶が中国茶の主流だと誤解されている向きもありますが、烏龍茶は中国のお茶の生産量の約3%に過ぎません。有名なお茶には鉄観音、武夷岩茶などがあります。

■ 赤のお茶

次に「紅」。これももうよくご存知ですね。そう、紅茶です。茶葉を完全に酸化発酵させたお茶で、世界三大茶の一つとして知られているキームンなどがあります。湯の色が濃い紅色をしていることから、この名前がついたと言われています。

■ 黒のお茶

そして「黒」。これは中国茶ならではのお茶ですが、釜炒り緑茶を積み重ねて放置させ、菌で更に発酵させたお茶です。茶を煎れた時の湯の色が黒いことから黒茶とよばれていますが、後から菌で発酵させるので「後発酵茶」とも呼ばれており、雲南省のポーレー(プーアール)等が代表的なお茶として知られています。

■ 白のお茶

「白」は、白い産毛の多い芽のお茶を摘み、わずかに発酵させて、天火で乾したところから、白茶と呼ばれています。軽く発酵させるところから、「微発酵茶」とも「軽発酵茶」とも呼ばれ、紅茶のシルバーチップとよく似た白毫銀針(ハクゴウギンシン)等が有名です。

■ 黄のお茶

「黄」は、緑茶と黒茶の中間のようなお茶で、緑茶に水分を加え、わずかに後発酵させたものです。茶葉が微妙に黄色く変色しているところから、黄茶と呼ばれていますが、君山銀針(クンザンギンシン)などが有名です。

■ 花のお茶

最後に「花茶」ですが、緑茶や烏龍茶あるいは紅茶に、ジャスミンや金木犀などの花で香りをつけたお茶で、茉莉花茶がその代表です。

これで中国茶への第一歩は踏み出せましたね?
さて、次回以降は、これらのお茶を個別に取り上げ、その特徴や飲み方などをご紹介していきたいと思います。



にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
中国緑茶を美味しく飲むために 中国緑茶の愉しみかた

前回は、中国緑茶の特徴についてお話しましたが、ついでに、その中国緑茶を美味しく飲むためのコツを少しばかりお話ししましょう。

日本人がお茶をおいしいと感じる一番のポイントは、「茶葉の発酵度とお湯の温度の関係」だと言って過言ではないと思います。基本的には発酵度の高いお茶ほど高い温度のお湯で入れるということがいわれてます。だから緑茶は低め、紅茶は熱湯という風に簡単に考えてしまうことができます。

たしかに、前回もお話したように、多くの日本の緑茶は蒸し茶で非常に強く揉捻されていますので、茶を淹れるときに低い温度でもお茶の成分が良く溶け出します。したがって玉露のようにとろりとした甘味や丸味を求める場合は、低い温度で入れるのが普通です(苦みの成分であるタンニンは、熱いお湯ほど説けやすいのです。)。

ところが、中国の緑茶は釜入りで、なお且つ火入れだけしてあまり揉捻(じゅうねん)していないお茶が多いため、日本茶と同じ温度ではなかなかお茶の成分が出にくいのです。それに、釜入りの場合は、お茶の香りが重要なポイントになりますから、一気に香りを出すためには、比較的高い温度のお湯で入れる必要があるのです。そのため、中国では、ほとんどの場合、熱湯をそのまま注いで飲んでいるのです。

だけど、中国で飲むように熱湯で入れてしまうと、「うーん、なんだかなあ」と思うお茶が多いので、日本人好みの甘みを求めるなら、熱湯よりは低い温度のお湯でいいのではないかと思います。お茶の種類や好みに応じてお湯の温度を変えてください。

ポイントは3つ

どのお茶にもいえることですが、おいしいお茶を淹れるときに常に考えなければ行けないのは、「湯の温度」、「茶葉の量」、そして「抽出時間」です。この3つの組み合わせをどのようにするかでお茶の味や香りが決まります。中国緑茶の場合は、お茶の種類や茶葉の量にもよりますが、茶葉が小さく、産毛の多い碧螺春のようなお茶の場合は、80℃ぐらいの湯で1分~1分半ぐらいが適当ではないかと思います。ただし、お茶は嗜好品です。飲む人によって美味しさの度合いが異なりますから、「こうでなければいけない」という絶対的なセオリーは無いということも覚えておいてください。

緑茶は、蓋碗、ガラスコップなど、いろんな茶器を利用できますが、緑茶の持つ独特の香りを引き出すためには、ボーンチャイナの蓋碗がお勧めです。すこし凝ったのみ方としては、天目茶碗で龍井、シャンペングラスで開花龍頂を入れるというおしゃれな方法も面白いと思います。

なお、中国の緑茶は非常に種類が多く、「中国銘茶図譜」と言う本には123種類もの緑茶が紹介されています。その中には珠茶のように強い燻製臭がするお茶から、太平猴魁のようにかすかな甘い味がするお茶まで幅広く存在しています。とりあえず龍井茶や碧螺春あたりから飲み始めるのがいいのではないかと思います。

あなたの好みの中国緑茶、是非見つけてみてください。


にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
中国緑茶

中国茶というと、すぐに烏龍茶を思い浮かべますが、実は中国茶の70~80%が緑茶です。緑茶とは、すなわち、茶葉を摘んだ後、速やかに発酵を留めるために加熱する工程(青殺:さっせい)、茶葉を手や機械で揉んだ後(揉捻:じゅうねん)、乾燥させて出来上がるお茶です。いわゆる不発酵茶。しかし、単に緑茶と言ってもかなりの数のお茶があります。これらの緑茶をのみ尽くすことはおそらく難しいでしょう。それほど多くの緑茶が存在しているのです。

中国で一番飲まれているのが緑茶です。お茶の原点は緑茶と言われるほど、歴史的にも古いお茶ですし、青茶のように面倒な茶器が必要ありませんから、生活の中にしっかりと根ざした飲み物になっているのです。

たとえば上海などを旅した人は目にしたことがあるかもしれませんが、緑茶の茶葉をガラスのコップにそのまま入れて、薬缶で湯を注いでふうふうと上に浮かんだ茶葉をどけながら飲むのが普通です。タクシードライバーなどは、今でも、ネスカフェの空き瓶に、茶葉を入れて、湯を注ぎ、蓋を閉めて持ち歩く習慣がまだ残っていたりします。

このように手軽に飲める中国緑茶ですが、日本の緑茶と大きく違う点があります。それは製茶の方法です。通常、日本の緑茶は、茶葉を摘んだあと、できるだけ早く酸化発酵を止めるために蒸気で蒸して殺青します。ところが、中国緑茶の多くは、まず中華鍋を大きくしたような釜で炒って加熱します。蒸気でむすと茶葉の細胞膜が弱くなり、茶葉の成分が湯に抽出しやすくなるのですが、釜炒りの場合は、茶葉の細胞膜を壊さずに、なおかつ炒った香りが付きますので、日本の緑茶に比べて茶の成分が出にくく、なおかつ香りが香ばしくなります。

また、日本の緑茶の場合は、蒸した後に茶葉が復元できないぐらい、茶葉を強く揉捻します。こうして茶の出を良くして、低温の湯にも抽出させやすいようにしているのですが、逆に中国緑茶の場合は、揉捻はそれほど強く行われずに、湯に入れると茶葉がそのまま復元するお茶が多いのです。

中国緑茶は華南地区で作られます

これらの緑茶は、揚子江の南側の殆どの省で作られていますが、もっとも茶作りの盛んな省は、上海のとなり「浙江省」です。浙江省には、非常に有名な杭州の龍井茶(ロンジン)があります。小さな芽の部分を摘んだお茶を、釜に押し付けるようにして殺青したお茶で、豆の香りがする非常に美味しい緑茶です。

龍井と並んで中国ニ大緑茶と言われるのが、浙江省の北側に位置する江蘇省太湖のほとりで作られる碧螺春(ピローチュン)です。産毛に包まれた芽の部分を摘んで、丁寧に揉捻された非常に華奢で綺麗なお茶です。

そのほかに、各省には銘茶と呼ばれる緑茶が多く存在し、例えば安徽省の黄山毛峰、江西省の廬山雲霧、四川省の蒙頂甘露、貴州省の都均毛峰、福建省の石亭緑、雲南省の真緑などを上げることが出来ます。

それぞれの産地の食文化と密着した味と香りお茶が、楽しめる中国緑茶。あなたも一度トライしてみませんか?





にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

  

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。