中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
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中国茶インストラクターの資格とは
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中国茶の資格というと、中国本土では、労働庁が発行する国家資格としての「茶藝師」という、国営の茶館で働く事が出き、茶藝員を育成できる資格があります(これは日本の茶道のような師範資格ではありません。)。

日本でも華蓮さんなどがこの資格を保有しています。また、台湾には陸羽茶藝という流派(?!)があり、テーブルコーディネーターの福田典子さんをはじめ、ここで師範級を取得された方も日本には数名いらっしゃいます。

これらの資格を取得するためには、中国語は必須で、しかも現地で学ぶ必要があることは言うまでもありません。したがって、現地での滞在や様々な面で、費用などもかなりかかってしまうのが実情です。私のようなサラリーマンにはとても取得は出来ません。

一方日本国内の資格は?と見回してみると、残念ながら、日本にはまだ中国茶に関する正式な業界団体が存在しないので、日本紅茶協会のティーインストラクターや日本茶業中央会の日本茶インストラクターのような統合的な資格体系が確立していません。

おそらく、日本で中国茶のインストラクターという資格を付与しているのは、中国国際茶文化研究会東京支部公認のインストラクター資格と、日本華泰茶荘が開催しているインストラクターコースの終了資格だけではないかとおもいます。茶藝指導師の資格付与は、楊品瑜さん(「中国茶ドリンク集」などの著者)の教室でも行っているようですが、これらは全てプライベート資格です。

おそらく、探せばほかにも個人的に中国茶を教えていらっしゃる方が、独自の資格を付与しているとこはあろうかと思いますが、体系的な資格になっていないだけに、その詳細は不明です。

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私は、約5年、中国国際茶文化研究会東京支部として活動している(現在はそのような位置づけではない)Xiang Le中国茶サロンに参加してきたのですが、特にインストラクター資格を取得しようという目的ももっていなかったのですが、昨年、インストラクターコースを新設するとの話を聞いて、なんとなく挑戦してみるかなということで、参加してしまいました。

このコースは、Xiang Le中国茶サロンの基本的なコース(入門コース、茶藝入門、中級、上級等)をすべて終了している(あるいは同等程度の知識のある)人が参加できるコースです。

まず、、どのくらいの知識があるのか、また人に伝えるというスキルをどれだけ持っているのかを試すための試験を受けます。特に試験のためのマニュアルはなく、試験も毎回変わるようです。実技、口頭試問など、なれないと結構つらい試験だといえるでしょう。試験時間は約2時間程度です。

その試験に合格すると、その人にあったカリキュラムを設定してくれるという、比較的マンツーマンに近い形のコースになっています。そして、他のところの資格と決定的に異なるのは、「教授する」ことに主眼が置かれているということでしょう。

一定レベルの知識があることを前提として、いかに、初心者へ中国茶の魅力を伝えるかという事を学んでいきます。最低6ヶ月のコースを終了すると、インストラクター資格を付与される事になります。

インストラクターの資格を取得したい人は、まずは、中国茶の基礎を学ばなければなりません。基礎といっても、これが基礎という体系だったものはありません。

まずは、中国茶専門店の中国茶講座やカルチャースクールの講座を受講してみる事をおすすめします。その先は、上級コースや様々な情報源から興味を持って知識を取得するしかありません。さいわい、中国茶ブームも手伝って、私が中国茶に興味を持ったときよりも格段に様々な情報があちこちで入手できます。

自分でお茶会を開いてみたりするのも、人に中国茶の魅力を伝えることを学ぶ事に伝わりますから、ドンドンやってみましょう。

あるいは私のように、中国茶のウエブサイトを開設してみるのも手かもしれません。知識の整理にもつながりますし、情報を発信することにより、さまざまな情報を入手できるというメリットがあります。

その先は、様々なお茶、そしてそれを取り巻く文化に興味をもって体験してみる事でしょう。

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この資格を取得してから、当然のことながら、講師依頼が入ってきます。私の場合は、まったく別の分野の本業を持っているので、基本的にはボランティアで中国茶普及をしていきたいとの考え方から、可能な範囲で対応しています。いろいろとお誘いを受けるのですが、なかなかお答えできない事が、目下最大の悩みです。



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中秋節にはお茶会を
日中はまだまだ暑いのですが、朝晩はだいぶ涼しい風が吹くようになり、家の周辺の空き地や土手にもすすきが風に揺れている風景が見られるようになりました。秋といえば、十五夜のお月見。中秋の名月を見上げながら、お菓子とお茶で月見などいかがでしょうか。
月見と言えば、中国では月餅(げっぺい)を食べる習慣があります。今回は、中秋節や月餅、そしてお月見茶会のお茶などについて、徒然なるまに綴ってみました。♪

中秋節の由来
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秋の澄み渡った空に大きく輝く月。古来日本でも中国でも、この時期には月を眺めてすごすという習慣がありました。
そもそも中秋は、中国の「嫦娥(じょうが)」の伝説にその由来が求められています。北京在住のぽんずさんのサイトから要約してみると、このお話は、太古に10個もあった太陽に苦しめられている人たちを助けるために、「后(こうげい)」という若者が弓で9個の太陽を打ち落としたところから始まります。英雄となった后[羽+廾]は、その後彼は嫦娥(じょうが)という美しい娘を嫁にもらいました。在る日、狩の帰りに后[羽+廾]は老人の道士に出会いました。道士は后[羽+廾]にすっかり感心し、不老不死の薬を与えました。しかし、后[羽+廾]は自分だけが不老不死になろうとは思わなかったので、家に帰り、嫦娥にそれをしまわせました。

その年の8月15日、后[羽+廾]が出かけている間に、彼が不老不死の薬を持っていることを知った悪党「蓬蒙(ほうもう)」が、嫦娥のところへ押し入り、不老不死の薬を出せと迫りましたが、彼女はその薬を取られまいと自分で飲んでしまいました。そのすると、段々身体が軽くなり、ついには月へと飛んでいってしまいました。


「嫦娥奔月」
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(漢代の石に刻まれた月へ飛ぶ嫦娥:中国の切手) 狩から帰った后[羽+廾]は、侍女から事の次第を聞き、月を追いかけましたが、ついに月にはたどり着くことはできませんでした。それから后[羽+廾]は庭に嫦娥の好きだった果物をのせたテーブルを供え心やさしい嫦娥をしのびました。これが毎年続き、やがては世間にも伝わりていき、お月見の習慣へと結び付いていったのだそうです。(もっとも、嫦娥は、西王母(せいおうぼ)(中国の西方に住む女神)からもらい受けた不死の薬を、夫から盗んで飲み、仙女となって月宮(げっきゅう)(月にある宮殿)に逃げ込みヒキガエル(ガマ)になったという伝説もありますが、やはりロマンチックが一番ですから・・・。)
中国では、今でも月には「月娘娘」がいるといわれていますが、この嫦娥の伝説がベースになっているのでしょう。

さて、「中秋」は旧暦八月十五日のことを指しますが、本来は旧暦の八月をいい、七・八・九月を秋とし、それぞれを初秋・中秋・晩秋と呼んだことに由来しています。特に中秋十五日の満月の日を、八月節・中秋節と言いました。もちろん旧暦ですから、必ず9月の特定の日に中秋節が到来するわけでは在りません。ちなみに今年の中秋節は、10月1日になります。♪


月餅は中秋節の定番♪
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日本では、たいてい真ん丸い月見団子にススキを供えてお月見というのが秋の行事のひとつです。地方によっては、豆や芋をお供えしたり、早稲(早く収獲した稲)を供えるなど、農作物の収穫と関連した行事として催されてきました。
ところが中国では、中秋節には月餅を供えるのが定番です。香港などではMoon Cakeと呼ばれる月餅は、古くから中秋節と深い関係があるのです。中国では中秋節が近づくと、食料品店の店先に月餅が山積にされます。有名店では、普段お世話になった方への贈り物としたり、お月見の際に供えるために予約をする人達で行列が出来たりするそうです。

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さて、中秋節に月餅を食べる習慣は、一体いつ頃から始まったのでしょう?伝説によると唐の高祖李淵が中秋節に宴を開き、「圓餅を捧げて蟾蜍(せんじょ:月の別称。ヒキガエルの意味もあるのですが、これは前のページの嫦娥伝説を参照。)を迎えよう」と吐蕃(とばん)の商人の献上した圓餅を満月に向けて差し上げたのち、これを家臣とともに食べたのがその始まりだと言われています。

またこのお菓子には有名な逸話もあります。元代の末期、漢民族が元王朝の打倒を目論んでいましたが、元に派遣されていた漢民族の張士誠が、挙兵の日を印した各地の同志への手紙を季節菓子の麦餅の中に入れて兵達に配りました。示し合わせたその日に朱元璋らが率いる漢軍が一丸となり蜂起し、ついに明を起こしました。その時の麦餅が月餅であったといわれています。

「月餅」という言葉自体は非常に古くから在りますが、いまのお菓子を月餅と呼ぶようになったのは、明代以降のこととされています。
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さて、、この月餅には廣式と蘇式の2種類があります。廣式月餅は、文字や模様の彫られた木型に入れて作るもので、日本でも一般的に売られている茶色い皮の月餅で、広州を発祥とし広がったものです。一方、蘇式月餅とは、薄いパイ皮でできているお菓子で、蘇州を発祥とし広がったものです。現在では、中国でも廣式月餅がポピュラーなものとして知られています。

なお、月餅の中身は、餡子のほかに、ココナッツ、蓮の実、胡桃、杏仁、木実、塩蛋を入れたものなど、様々なバリエーションがあります。 最近ではこの時期ハーゲンダッツが月餅型のアイス(冰皮月餅)などを販売しており、伝統にこだわらない新しい形の月餅が出現しています ♪

中秋節には茉莉花茶でお茶会を!
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さて、中秋節の由来も、月餅を食べることも学んだので、仲の良いお友達を招いて中秋節に観月宴のお茶会を開きましょう。
さて、お茶会といっても、あなたならどんなお茶会をひらきますか? メインテーマは観月宴。「月を愛でる」という主題があるのですから、出来れば主催者もそのメインテーマに参加できる形態が望ましいですね。月見をするために極力「茶を淹れる」ことに力を注がなくて良い形態のお茶会が開ければ、あなた自身、お月見を満喫できるのです。

そこで考えたのが、簡単だけど、雰囲気のある「蓋碗茶」。人数分蓋碗を用意しなければなりませんが、そこに茉莉花茶を入れてサーブするのです。蓋碗に湯を注ぐ手間だけで主催者であるあなたは客人である友達と一緒にお月見を満喫できてしまいます。また、飲み終えても、また湯をさすだけで数回お茶を楽しめます。

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茉莉花茶というと、オーソドックスな緑茶ベースの散茶を思い浮かべますが、手軽でおいしいのは「茉莉花龍珠」。蓋碗にころっとした可愛い茉莉花龍珠を5~6粒入れて湯を注ぐだけ。とても芳しい香りがあたりを包みます。また月餅との相性もなかなかのもの。


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そのほかにも、茉莉花繍球というまるいボール状の茶葉を「月」に見た立てて一粒蓋碗に入れておくのも趣きがあって良いと思います。他にも、茉莉梅花、茉莉花牡丹などの一工夫してある茶葉を使っても面白いでしょう。

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あなたも、月餅とすすきの穂をコーディネートして、香りの良い茉莉花茶で中秋節の観月宴を開いて見ませんか?




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秋の夜長の中国茶とJAZZ♪
暑かった夏も終わり、これからだんだんと爽やかな秋へと向って季節は進んでいきますね。秋に向けて、若干の熱気と風の爽やかさを感じながら、会社が終わった後の眠りにつくまでの夜の一時、お茶の時間と洒落こみましょう。
さて、今回紹介するのは、中国茶と一緒に愉しむ音楽、JAZZです。すでにJAZZに嵌ってしまっている方は、お帰りいただくとして(笑)、こんなにJAZZと中国茶がマッチするんだということを知っていただくためにも、JAZZ初心者向けのアルバムを何枚かご紹介しましょう。今回は入りやすいということで、ピアノを中心としたアルバムに絞ってみました。♪

■Bill Evans/Waltz for Debby  (RLP-9399)
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ビル・エバンス。過去に数多くのすばらしいアルバムを残した白人ピアニストです。その中で特にお勧めなのが、この「Waltz for Debby」。
実はこのアルバム、私が中学時代に初めて出会ったJAZZのアルバムなのです。それだけ、JAZZという世界に入りやすいアルバムだといえるでしょう。

ニューヨークはビレッジにある有名なジャズ・クラブ「ビレッジ・バンガード」で行われたビルエバンス最高のトリオと言われる第一期ビル・エバンス・トリオによるライブレコーディングです。

とにかく、最初の一曲目「マイ・フーリッシュ・ハート」は珠玉の一曲。ゆるやかに、耽美的に、しかし凛と引き締まった緊張感溢れるピアノの音がすばらしく、本当にドラマチックな名演といえるでしょう。交通事故で25歳の短い生涯を終えたスコット・ラファロのベースも、このときには素敵にビルエバンスに寄り添いながら静かなドライブを効かせています。

薫り高い鳳凰単叢の茶杯を片手に、ニューヨークのライブハウスでの最高の演奏に耳を傾けてみて下さい。♪

■Keith Jarrett/The Melody At Night, With You (Uni/Ecm)
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次にご紹介するのは、非常に透明でリリカルなピアノを聞かせてくれるキース・ジャレット。
日本では「ケルンコンサート」で一躍有名になり、その後もトリオでのスタンダードナンバーやクラシックなど様々な分野で活躍しています。97年から2年ばかり重度の慢性疲労症候群で休業していましたが、復帰第一作目のこの「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」では、彼の本領が発揮されています。

キースジャレットとしては初めてのスタジオ録音によるソロ・スタンダード集なのですが、ピアノの音の一粒一粒が本当に息を飲むほど美しいのです。2年のブランクを感じさせないような彼の演奏は、スタンダード集でもメロディを紡いでいくようなそのやり方が行かされているのには、脱帽です。

リリカルで絶品の梨山高山烏龍茶に合わせてどーぞ♪

■Kenny Drew Trio/Fantasia  (BMGファンハウス)
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最後は、非常に聞きやすいJAZZのアルバムをご紹介しましょう。
ケニー・ドリュー・トリオのいくつかのスタンダードアルバムの中でも、日本のレコード会社と組んで出されたのがこのファンタジアでした。

メンバーが精魂を傾けて創り出した、1984年にフューチャーされたファンタジー名曲アルバムです。「いつか王子様が」、「星に願いを」そしてタイトルナンバーでもある「ファンタジア」などディズニー映画のサントラなどの夢あふれる曲が、JAZZの名手たちによってあたたかくプレイされています。

ケニュー・ドリュー・トリオは、ピアノのケニー・ドリューをリーダーに、ベースのニールス・ペデルセン、ドラムのエド・シグペンで構成され、1980年代には「ララバイ」、「ヨーロッパの午後」、「Impressions 」などの心が暖かくなる名作アルバムを残しています。特にニールスペデルセンのベースは逸品で、彼のベースを聞いてJAZZベースに興味を持つ人も多いらしいです。

あったかいJAZZを聞きながら、ホットなキームン紅茶などはいかがですか♪




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