中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
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中国茶を美しく撮ろう♪
中国茶にはまると、茶器や茶葉を人に見せたいという欲求に駆られます。直接会える人になら、お気に入りの茶器をジックリと手にとって見てもらうことが出来ますが、遠くにいる友人にはなかなか難しいもの。そんな時、デジカメで撮影してハガキにプリントしたり、ウェブサイトに貼り付けて、見てもらうことが出来ます。基本は「商品写真」や「料理写真」の撮り方。お気に入りの茶器や自慢してしまえる茶葉など、いろんなモチーフを画像にしてしまえば、あなたのセンスもグレードアップ♪

□何を撮ろうかな・・・

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なにを素材に画像を作ろうか。まずは、被写体選びからはじめましょう。
たとえば、自分のお気に入りの茶壷をみんなに披露したい!あるいは、私が今年入手した絶品の安渓鉄観音秋茶の茶葉を、飲めなかったあの人に見せびらかしたい!そんな不純な動機でも全然問題ありません。

何を相手に伝えるか!それがまず決めるべきテーマになるのです。

□デジカメを引っ張り出す!

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中国茶の画像をとる場合、一番手軽なのは、なんと行ってもデジカメです。
最近ではとても高性能のデジカメが安価で入手できるようになりました。自分にあったデジカメをいろいろ探してみましょう。

中国茶の撮影に使うデジカメ選びで一番重要なのは、どれだけ被写体に近づけるか。いわゆるマクロといわれる機能が充実していること。茶器や茶葉などにどどーんと近づけると、それだけで臨場感がUPします。

□撮影準備!!!

何が撮るのか決まり、デジカメも準備しました。さて、それを並べて、シャッターを押せば、画像の出来上がり!って、ちょっと待った!ただ、茶器を並べて、デジカメのシャッターを押すだけで良い画像が撮れれば、こんなに楽なことはありません。画像を撮影する場合でも、いくつか頭にいれておく事があります。それを考えてみましょう。

□自然光か蛍光灯の光で撮ろう

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茶器や茶葉が一番きれいに見えるのは、自然の光です。日中に、ガラス窓から差し込む太陽の光の下に、テーブルを引きずって行き、テーブルコーディネートしながら、茶器を撮影しましょう。とても自然な画像が撮影できます。もう少し、プロのように、その茶壷だけを狙って画像が撮りたいとおもったら、ライトを使います。デジカメについているストロボを使うと茶壷に近づけません。自宅にあるような電気スタンドで十分です。光をきれいに当てると、素材がのよさが際立ちます。その際、デジカメに相性の良い蛍光灯を使う事がポイントです。

□三脚を使う


中国茶の画像は、いわゆる静物画像に属すものです。ジックリ撮影するためにも、三脚は必需品です。小さいものでもOK。是非一つ入手してください。三脚を使い、セルフタイマーにして、自分はライティングに回れれば、とてもよい画像が撮影できます。
下敷きのマットを工夫しよう

まず、白い布をしいて撮影したのが左の画像です。茶壷の地肌に目を注がせるためには、周りに何も無い白地というのはとてもよい背景ですが、この茶壷を売るわけではないので・・・。

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そこで、ちょっとしたランチョンマットを敷いてみました。これだけで、とても雰囲気が変わったことがわかると思います。

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□レフ板やとレッシングペーパーを使う

背景較べのための2枚の写真の下の方を見てください。実はこれ、失敗作品なのです。背景がそれなりになりましたが、ライトの光が直接茶壷にあたると、その部分が白く飛んでしまったり、見た目があまり美しくない画像になってしまうのです。そんな場合はどうするか・・・。解決法はとても簡単。ライトにとレッシングペーパーをかけてやるだけで、光がやわらかくなります。下の画像がそのままの光。

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下のがトレぺをかけた光です。

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また、暗い部分は、白いケント紙やアルミホイルなどで作ったレフ版で、光を拾って当ててやると、明るさが確保できるのです。おいしく見せるための料理写真の基本は、逆光と言われますが、その基本を中国茶にも応用が出来るのですね!高級技になると、茶器の質感を出すために、メインライトを上から、そして両サイドにトレペを立ててて、さらに2つのライトで茶器を照らしてやるなんて技も出来てしまいます。でも、まずは欲張らずに、ちょっとした光の加減を掴んで、美しく撮影が出来るとよいですよね。

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出来上がり画像は下の通り。

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□画像ソフトで修正しちゃえ!

このようにして撮影した画像は、あとは、明るさ、コントラスト、そして画像のサイズ等を修正します。多少のピントも画像ソフトを使えば気にならない程度に修正が可能です。こうして出来上がった画像、ウエブサイトに掲載するもよし、ポストカードにして、年賀状、暑中見舞い、お茶会の案内状など、様々な用途に使ってしまいましょう。中国茶の楽しみ方が、倍増する事請け合いです。♪




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お茶会の開き方
「お茶会を開きたい!」お茶にはまると必ずみなそう思います。とっておきの銘茶をあの人にご馳走したい。お茶を囲んで、楽しく過ごしたい。でも、そのための、茶空間をどのようにしつらえるか、いつも頭を悩ませる問題です。そこで、今回は、お茶会のテーブルコーディネートの基礎やメニューの作成方法、そしてお茶を出す時の工夫について、考えてみましょう♪

「しつらえ」

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おいしいお茶が手に入ったので、ちょっとお茶会を♪という方、多いと思います。お茶があれば、ほんの少しのお茶請けと道具さえあれば、お茶会は開けてしまいますが、まずはしつらえをどうするかを考えましょう。

お茶をメインに据えるお茶会ですから、基本的には余分なものはいりません。
テーブルコーディネートを考える場合、まず押さえなければいけないといわれるのが「5W1H」、つまりWho,When,Where,What,Why,そしてHowです。だれと、いつ、どこで、なにを、なぜ、どうやってという、基本コンセプトを考えます。

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といっても、難しく考える事はありません。まず、その時々に一緒にお茶を飲みたい人は誰かな?それでWhoは解決です。人数が決まれば、食空間の大きさが決まります。

では、いつ、どの時間帯に?のWhereを考えましょう。せっかく豊饒な四季のめぐりがある国、日本にいるのですから、季節ごとのちょっとしたイベントを捕らえお茶会を開いてみるのはいかがでしょうか?四月上旬の清明節には新茶が届きますので、新茶の茶会。端午の節句、七夕、中秋節、ハロウィン、そしてクリスマスにお正月といった、様々な季節のイベントを利用して、お茶会を開いてしまいましょう。時間帯に関しては、食事を出すのか、デザートだけでいいのかということに影響しますから、重要な要素になります。お招きする人の都合も考えながら、時間帯を決めていきます。

Whenが決まれば、何処でのWhere。どこに茶席をしつらえようかということです。日中か、夜かによっても変わってきますが、中国茶の場合は、基本的にはテーブルが淹れやすいことを年頭におきつつ、でも、バルコニーとか、窓際にダイニングテーブルを移動してなどと、いろいろと楽しみながら考えて見ましょう。もちろん、煎茶の茶室を利用するなんていうのも、なかなか面白いでしょう。テーブル自体のしつらえは、テーブルクロスやランチョンマット、そしてテーブルの上に置くちょっとした小物などをいろいろ工夫することで、雰囲気をつくることができます。あとは、茶器や食器のセッティング。季節やコンセプトにあわせたしつらえをしてみましょう。お茶会の場合は、茶を入れる茶人と客の関係をはっきりさせるのか、それとも客にもお茶を淹れてもらうのかによって大きく変わります。カジュアルな場合は、客に淹れてもらっても面白いでしょう。

お茶会のメイン会場は、テーブル周りですが、たとえばお客さんを招き入れる自宅の玄関にもちょっとした工夫をすると、気持ちよく楽しんでもらえます。シューズボックスの上に茶香炉を置いておく、あるいは小さなキャンドルをともしておく。それだけでも迎える方も訪ねる方も、とても感じがよくなることを思えておきましょう。

Whatの基本はどんなお茶にするのかということ。これは後ほど、改めて。ついでにお茶請けやスイーツ、軽食なども考えてみましょう。

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ここまで来ると自ずと、Whyが重要だという事に気がつくでしょう。すなわち、そのお茶会のコンセプトをしっかりと考えておく必要があるのです。その季節になぜ中国茶か?出来れば大切な人、仲の良い人と、とっておきのお茶を楽しむ時間なのですから、茶話の素となるものや時間のすごし方も組立てておくと場が盛り上がります。たとえば、とてもお気に入りの茶壷を入手したので、その茶壷を主題にしてもいいですし、それにまつわる話を集めておく、あるいは招いた方々に、お気に入りの茶壷を持参してもらう「茶壷茶会」等というのも面白いかもしれません。そんな場合は、お茶を淹れる手間を省いて、おしゃべりに興じるとか、茶壷の使い勝手を楽しためのしつらえなども考えてみると面白いでしょう。

最後に一番難しいHowです。Howとは、茶会全体の進行をどのように流れるように組み立てるかということです。何をどのタイミングでサーブするか、お茶をどのように出すか、出すお茶の順番は?そういう動きを捉えながら、招いた人がほっこりできることを考えていく事が大切です。それから忘れてはならないのが、空間演出。お茶の空間を満たす「音」や「光」なども考えてみましょう。

「メニュー」の作成

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さて、テーブル周り、空間の基本が固まったら、こんどはメニューにこだわりましょう。「取っておきのお茶」ですから、自分が一番気に入っている、そして招いた方に飲んでもらいたいお茶を中心に据える必要がありますが、それだけではお茶会は回りません。食事やアジアンスイーツをサーブするお茶会の場合でも、時間の制約があるとき以外は、最低でも3種類以上のお茶を用意する必要があります。 食事を出す場合は、お茶の前に食事をすえることが基本になります。空腹時のお茶は、思いのほか体にこたえます。特に良いお茶は強いので、必ず胃に何か入っている状態でお茶を飲むように工夫しなければいけません。逆に、少しも空腹感がなければ、お茶そのものを楽しむという意味で、お茶を出している間にお茶請けを出さないということも考えられるのです。

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あくまでもお茶会がメインですから、お茶を楽しむための補助的な意味合いで、食事のメニューを組み立てるのが良いでしょう。中国茶だからといって、中華にこだわる必要はありません。おいしい蕎麦を少し出すなんていうのも、大人の茶会としては、面白いかもしれませんね。

食事を出さないで、簡単なアジアンスイーツだけを用意する場合も、メインのお茶の前にするのか、最後に出すのかを考えてみましょうましょう。ただ、乾燥フルーツだけを大きなお皿に持って、常に置いておくだけでも、お茶会は回りますので、あまり神経質になる必要はありません。

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お茶会の際に「どのお茶から出すか」というのは、結構考えさせられることなのですが、まずは、お茶会のコンセプトにマッチしたお茶をメインに考えてみましょう。あまり似たようなお茶が続くと飽きてしまいますし、なるべく、最後は香りをそのまま持ち帰ってもらえるようなお茶をだすことが、お茶会の印象を深める事に役立ったりしますので、その辺の事にも注意しつつ、お茶の並びを考えます。

花茶(あるいは花だけの茶)を混ぜる場合は、ウエルカムティーとして配置すると、後のお茶にそれほど影響しないので、スターターとして有効です。

基本的には、「花茶→緑茶→青茶→緑茶→青茶」という並びがオーソドックスでわかりやすいのですが、その場合のメインのお茶は、真ん中の青茶か最後の青茶になるでしょう。中国茶の場合は、緑茶から花茶まで様々なお茶のバリエーションがありますから、様々な組あわせを楽しむ事もできますし、あえて旬の緑茶だけを飲むという楽しみ方も可能です。テーマやコンセプト、そして食事とのマッチングも考えながら、お茶の順番を組み立てて見ましょう。

お茶の出し方

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さて、最後に考えなければいけないのは、どうやってお茶をサーブするかということです。これには、大きく分けて3つの方法があります。

1.主人(客を招く茶人)が茶を入れて、客にサーブする。
2.客にも茶を入れてもらう。
3.主人も客もなく、それぞれの蓋碗で楽しむ。

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恐らく、茶会というと、1のスタイルが基本になるでしょう。比較的フォーマルな場合にこのパターンを採用します。主人が茶を出す場合、食事を取った場所で、引き続き茶を飲むか、あるいは、別の場所に移動して茶を飲むかを考えましょう。お茶を淹れている間は、お招きしたお客さまとの会話が途切れることも在ることに留意しながら、どのような形で茶を淹れる席を用意するかを先ず決定します。茶を主人が淹れる場合は、茶杯は全て主人の前に集めておいて、茶を注いだ後、お客さまに出すのが基本です。2煎目からは、茶海に茶を注ぎ、その茶海を回すこともあれば、小人数の場合は、再度、主人に茶杯を戻してもらうこともあります。一度戻す場合は、誰が飲んだ茶杯であるかを主人はきちんと認識しなければいけません。

パターン1の利点は、自分が大好きなお茶を自分で淹れてサーブできるということです。水にこだわり、湯の温度や茶葉の量にこだわって、極上のお茶を飲んでいただきたい場合に、ぜひ、このスタイルがお勧めです。

しかし、折角のお茶だから、淹れる楽しみも共有してもらいたいという場合は、茶席をお客様にも明渡して、淹れていただくことも可能です。お茶の淹れ方を知らない方には、簡単な中国茶教室のような形で淹れていただくことをお勧めします。これによって、お招きしたお客様にも、中国茶仲間になっていただけること間違い在りません。

同じように、お茶を淹れていただく場合でも、それぞれのテーブルに簡単に工夫茶器のセットを用意することも出来るのです。例えば、お客様の好きなお茶を持参してもらうような形式のお茶会の場合は、参加人数にもよりますが、台湾の無我茶会の茶会形式が参考になります。無我茶会では、茶杯を4つ用意しておき、自分を含めて、左隣3人にお茶を提供します。こうすることにより、多くの人が多くの人の淹れたお茶を楽しむことが出来る仕掛けになっています。

最後に、パターン3の主人も客も、同じように話しに興じるために、予め用意しておいた蓋碗だけを使って、お茶を楽しむパターンです。このパターンは、既に、「中秋節にはお茶会を」で紹介した極力「茶を淹れる」手間を省く形態です。このために、蓋碗を利用して、お茶を淹れることを基本にすれば、あとはお湯があるだけでOKですから、他に部分に主人が注力できるわけです。この場合は、良い茶葉で勝負しましょう。

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そのほかにも、比較的広い会場の場合は、ガラスコップに緑茶や茉莉花茶を入れて、湯を注ぐというサービスでも十分お茶を楽しんでもらえると思います。

基本的には、テーマとお茶の組み合わせ、そしてサーブのし方を考えれば、あなたも素敵な茶会をコーディネートできること間違えなし。いろんなテーマでお茶会を楽しんでみてください。


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「素敵なクリスマスは、とっておきの銘茶で過ごしたい。」何かとせわしい年末ですが、せっかくのクリスマス、仲のよい友達を自宅に招いて中国茶でほっこりしたい。そこで、こんなお茶会を提案したいと思います。題して、「午後のクリスマスティーパーティー」♪

■ビュッフェスタイルがおいしい

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お茶会コーディネートの5W1Hを考えた場合、すでに、「仲のよい友達」、「クリスマス・午後」、「自宅」のWho,When & Whereは決定済み。あとは、What, WhyとHowを決めればよいのですが、今回は大人のクリスマスティーパーティーというコンセプトで、あえてクリスマスにはこだわらずに、手軽に演出してみましょう。
そこで、まずは、簡単なランチをビュッフェスタイルでそろえてみます。たいそうな料理は必要ありません。主人のあなたも、招いたお友達も、楽しく歓談できるように、なるべく簡単なものを作って並べておけば、楽しくわいわい茶会の前の腹ごしらえ程度に、みんなでつつく。ですから、大皿料理なんかがお勧めですね。(具体的な料理のレシピのヒント等は、各グルメサイトのあちこちにたくさん掲載されていいます。ぜひ参考にしてくださいね!)

■お茶が主役

クリスマスティーパーティーの主役は、あくまでも中国茶。そこで、そんなお茶をどんな風に楽しんでもらうのがよいのかなといろいろと考えてみましたが、寒い冬にはあったかいお茶。そして冬だから旬のお茶。ということで、とっておきの武夷岩茶(ぶいがんちゃ)と梨山高山烏龍茶(りざんこうざんうーろんちゃ)を主役に立てて、お茶のメニューを組み立てて見ましょう。

□CHINATEA MENU

  ・ 礼品[シ真]紅工夫
  ・ 桂花龍井
  ・ 鉄羅漢(武夷岩茶)
  ・ 望海茶秋茶
  ・ 梨山高山烏龍冬茶

■まずは雲南紅茶から始めましょう

どんなお茶からはじめるか、いつもいつも一番悩むことなのですが、今回は食事に続いてお茶会に突入するということで、どんな食事にも比較的マッチしやすい、香りのよい紅茶からはじめてみましょう。礼品[シ真]紅工夫(れいひんてんこうくふう)は、白毫の多い甘味のある雲南省のおいしい紅茶です。食後の一服を、この紅茶でほっこりしていただきましょう。主人が蓋碗でいれて、サービスするもよし、透明なグラスのティーカップでサーブするのもまたお茶の色を楽しんでもらえるので、とても美しいです。

■江南の秋を振り返って

次に、秋の江南を一食に彩る金木犀で香りをつけた桂花龍井(けいかろんじん)で、緑茶と花茶のマリアージュをお楽しみいただきます。炒青緑茶の深みある味わいと、華やかな、クリスマスにもマッチするような香りで、お友達の会話も弾むことでしょう。
(桂花龍井はなかなか国内では入手しにくい入お茶です。龍井と金木犀の花を混ぜてしまうというてがありますので、試してみてください。
(金桂花(金木犀の花)は、楼蘭で!そして龍井は、華蓮で!)

■真打は、ベストティーの鉄羅漢

そしていよいよ今日の主役の登場です。夏すこし前に摘まれる岩茶は、摘んですぐよりも、味の落ち着く冬が一番おいしい季節。しかも、体を冷やすと言われるお茶の中で、芯から体を暖めてくれるのがこの岩茶です。800種を超えるといわれる武夷岩茶の中で、2001年のベストクオリティー岩茶であるといわれている鉄羅漢(てつらかん)。もちろん、四大岩茶の一つです。じっくりと、お気に入りの紫砂の茶壷で淹れましょう。このお茶は、最低でも5煎は楽しめます。お茶のおいしさを味わっていただくにはもってこいのお茶だといえるでしょう。しばし、会話も忘れて、お茶を堪能してもらいましょう。
(岩茶は、ラ・メランジェで!)

■おしゃれにグラスで望海茶

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お茶そのもののすばらしさを堪能してもらった後は、旬の緑茶で口直し。少し前に届いた浙江省のおいしい緑茶、望海茶(ぼうかいちゃ)。
海雲寺の前に植えられた18本の茶樹が由来といわれ、明代から伝わる芳醇で甘味のある緑茶です。東シナ海を望む望海崗で作られる、一芯一葉、ニ葉の緑の芽がとてもきれいな緑茶ですから、ちょっとおしゃれにフルートグラスに淹れてサーブしましょう。
一息冷ましたぐらいの湯でいれるので、耐熱性のフルートグラスでなくともOK。1/3ぐらい飲んだら、また湯を足すという具合に、お茶を楽しめば、主人のあなたも参加して楽しい会話に花が咲かせます。
望海茶は、茶遊苑RIKOで!

■パーティーの締めは清香の梨山高山烏龍秋茶で

さて、楽しかったクリスマスティーパーティの締めは、なんといってもこの冬一番のお茶、梨山高山烏龍冬茶。だれもがおいしいと感じられる、清香の烏龍茶です。冬茶ですから、香りよりも味わい深さを楽しむお茶ですが、飲んだ後味が非常に清らかで、皆さんがその香りを感じつつ帰途についてもらえる、とりを努めるには最適なお茶です。じっくりと、台湾の名人の手による茶壷で何煎もたのしんでみましょう。すっかり、みんなお茶酔い心地で、中国茶の虜になること請け合いです。
(梨山高山茶は、Formosa Tea Connectionで!ただし、冬茶の到着はまだしばらく後になります。)
こんな形のティーパーティ、クリスマスの午後に楽しんでみませんか。


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四序茶会-美しい手前
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天仁茶藝基金会の林理事長が1990年に制定した茶会「四序茶会」。四季の移ろい、自然の秩序美を賞賛するお手前をご紹介しましょう。


2001年10月に、南青山のモーダポリティカで開催されたサロン・ディターフェルというテーブルコーディネート教室のパーティーで、茶藝のデモンストレーションが行われました。その名も「四序茶会」。
四序茶会は、四季の秩序と生命力をお手前で表現した茶会だそうですが、今回は、天仁茶藝文化基金会で茶藝を学んだ東方美人の禰津さんが、台湾から天仁茶藝文化基金会の秘書、劉 淑娟(リョウ・シュウジュェン)さんを招いて、このデモンストレーションをプロデュースされました。

そこで、今回は、奥が深くて優雅な「四序茶会」のほんのさわりをご紹介しましょう。♪

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「四序茶会」

上原さん率いるサロン・ディターフェルというテーブルコーディネート教室の発表会を兼ねたパーティーでは、毎年テーマを決めて、パーティーを運営しているそうですが、今年のテーマは「清香宴」。いま注目の中国茶に見せられた上原さんが、いつも中国茶を楽しんでいる東方美人の禰津さんに声をかけて、茶藝のデモンストレーションを中心にパーティーを行う事にしたのだそうです。

禰津さんは、前から是非日本にも紹介したいと思っていたのが、「四序茶会」。このお手前は、台湾にある天仁茶藝文化基金会の林易山先生が10年ほど前に四季の移り変わりを表現するものとして制定された、非常に見ごたえのあるものでした。

まず、4つの茶席が設置され茶席の中央には黄色のテーブルが用意されます。それを囲うように方位にしたがって四つの茶席(緑赤白黒のテーブルクロスが敷かれる。)が東西南北を向いて設けられ、それぞれ春夏秋冬を示すようになっています。それぞれの方位を守護する青龍・白虎・朱雀・玄武の色に因んで茶器の色が揃えられて、五行の色が整えられるという、非常にシンボライズされた空間が出来あがっていました。茶人の前には、5つずつ客席がもうけられていて、客は全部で20名。合計24人の大きな茶会となります。24人というのは、24節季を表ということです。
 

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四季を表すテーブルの配置

 
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茶器も色違いのものを使用


中央と各テーブルには花が飾られ、中央のテーブルには香炉も運ばれ、各茶席には四季をあらわす言葉(「春風」「夏露」「秋籟」「冬陽」)をしたためられた扇子も飾られます。客席は各茶席に5つづつ用意され、これにより一年の二十四節季を表わしています。

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さて、茶藝はまず、「幽蘭」という音楽がされ、香炉を持ったスタッフの入場から始まります。香炉が二つ中央のテーブルに設置されると、次に四人の茶人が登場します。季節にちなんで、主人がその時々の季節の席につくのですが、今回はメインが「秋」。でしから劉さんが秋の主人席に座ります。他の3名は、冬席に日本ではじめて陸羽茶藝中心で茶藝の師範(泡茶師)を取られた山田良美さん、同じく陸羽で茶藝初級資格を取得された三杉永子さん、そしてサロン・ディターフェルの生徒さんが茶人を勤めました。禰津さんは進行指示と司会。会場には、続いて「流水」「枯葉舞秋風」「梅花三弄」という曲が流されます。

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春の席は文山包種茶、夏は東方美人、秋は桂花烏龍茶、そして冬は阿里山高山冬茶がそれぞれの茶人によって入れられます。秋の茶人の前に座った5人は先ず、秋の茶人の入れたお茶を飲みます。2煎目は、冬の茶人の入れたお茶を飲みます。秋の茶人は、 夏の茶人の席にいる客にお茶を振舞います。

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茶人は特定の席で全てお茶を入れますが、他の席に茶を振舞うときには、中央に置かれたテーブルを中心に時計と反対回りで、4人揃って移動するという、とても面白いパフォーマンスがあり、四季の移ろいを示すのだそうです。

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このようにして、この20名が4人の茶人によって入れられたそれぞれのお茶を、全て飲むことになります。茶を淹れ終わったら、テーブルの小さな花瓶をささげもって、客人に礼をし、退場します。

全体通して約30分ぐらいのパフォーマンス。お茶も結構美味しくて、なかなか良いイベントでした。流石に、台湾から招いた林さんのお弟子さんの劉さんの手さばきは、見事でした。

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台湾烏龍茶の世界に浸る♪ 「台湾茶話」
「聞香杯に満ちる香を聞き、おもむろに品茗杯のお茶を含む。ゆるやかに流れる時間の中、ふと気づくと茶葉の世界へ駆け出している自分がいた」。「台湾茶話」の帯の文章です。これだけでも、すうっと、この本の世界に惹かれてしまいますね。『紀行・お茶の時間』の著者、伊藤ユキ子さんが台湾へお茶紀行へと誘うステキな本をご紹介しましょう。♪

「台湾茶話」

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2001年6月15日にJTBから『台湾茶話』という本が出版されました。著者は『紀行・お茶の時間』を4年前に出版されている伊藤ユキ子さん。

伊藤さんは、島根県出雲市生まれ。立教大学文学部卒業後、RKB毎日放送(株)アナウンサー、英国遊学を経て、現在は主にPR誌や旅の分野で活動する紀行作家です。

著書に『紀行・アラン島のセーター』のほか、お茶にまつわる文章も多く、特に、1998年に出版された『紀行・お茶の時間』(晶文社)で第7回JTB紀行文学大賞を受賞されています。(右写真:茶の分化フォーラムで講演する伊藤さん。)
その伊藤さんが、「お茶の時間」以降、歩きまわり集め回った台湾のお茶話が満載の、とてもおすすめの本が、この『台湾茶話』なのです。

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実は、この本が出されえる前に、伊藤さんが台湾のお茶を取材されている事を台湾のお茶の先輩、原澄江さんが教えてくれました。原さんは、この本にも登場する台湾のお茶好きの主婦ですが、伊藤さんさんが精力的にあちこちを歩き回り、取材されている事を、この本の取材のコーディネートもされた彼女がメールで教えてくれたのでした。

だから、ずいぶん前から「早く出ないかなあ!」と思っていたのですが、出版の日はたまたま京都出張の日。京都での講演を終えて、河原町の紀伊国屋で入手する事が出来ました。(笑)

ページをめくると「凍頂烏龍茶茶のふるさとへ」、「東洋美人の憂鬱」、「それぞれの愛茶恋茶」などという、もうそれだけでぐいぐいと台湾茶の世界に引き釣り込んでくれるような題名が並んでいます。「お茶を楽しむ」という視線で書かれた一章一章は、しかしながら、お茶を通した人との出会い、台湾の歴史などに重点がおかれており、出会いのすばらしさそして人間のすばらしさがあちこちに語られます。

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話題も多方面に渡り、お茶に対する深い思い入れが伝わってくる文たち。さすが伊藤さんだと唸ることしきりです。

「聞香杯に満ちる香を聞き、おもむろに品茗杯のお茶を含む。ゆるやかに流れる時間の中、ふと気づくと茶葉の世界へ駆け出している自分がいた」。さあ、あなたもこんな台湾茶の世界、覗いてみませんか♪



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