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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
台湾烏龍茶の世界に浸る♪ 「台湾茶話」
「聞香杯に満ちる香を聞き、おもむろに品茗杯のお茶を含む。ゆるやかに流れる時間の中、ふと気づくと茶葉の世界へ駆け出している自分がいた」。「台湾茶話」の帯の文章です。これだけでも、すうっと、この本の世界に惹かれてしまいますね。『紀行・お茶の時間』の著者、伊藤ユキ子さんが台湾へお茶紀行へと誘うステキな本をご紹介しましょう。♪

「台湾茶話」

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2001年6月15日にJTBから『台湾茶話』という本が出版されました。著者は『紀行・お茶の時間』を4年前に出版されている伊藤ユキ子さん。

伊藤さんは、島根県出雲市生まれ。立教大学文学部卒業後、RKB毎日放送(株)アナウンサー、英国遊学を経て、現在は主にPR誌や旅の分野で活動する紀行作家です。

著書に『紀行・アラン島のセーター』のほか、お茶にまつわる文章も多く、特に、1998年に出版された『紀行・お茶の時間』(晶文社)で第7回JTB紀行文学大賞を受賞されています。(右写真:茶の分化フォーラムで講演する伊藤さん。)
その伊藤さんが、「お茶の時間」以降、歩きまわり集め回った台湾のお茶話が満載の、とてもおすすめの本が、この『台湾茶話』なのです。

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実は、この本が出されえる前に、伊藤さんが台湾のお茶を取材されている事を台湾のお茶の先輩、原澄江さんが教えてくれました。原さんは、この本にも登場する台湾のお茶好きの主婦ですが、伊藤さんさんが精力的にあちこちを歩き回り、取材されている事を、この本の取材のコーディネートもされた彼女がメールで教えてくれたのでした。

だから、ずいぶん前から「早く出ないかなあ!」と思っていたのですが、出版の日はたまたま京都出張の日。京都での講演を終えて、河原町の紀伊国屋で入手する事が出来ました。(笑)

ページをめくると「凍頂烏龍茶茶のふるさとへ」、「東洋美人の憂鬱」、「それぞれの愛茶恋茶」などという、もうそれだけでぐいぐいと台湾茶の世界に引き釣り込んでくれるような題名が並んでいます。「お茶を楽しむ」という視線で書かれた一章一章は、しかしながら、お茶を通した人との出会い、台湾の歴史などに重点がおかれており、出会いのすばらしさそして人間のすばらしさがあちこちに語られます。

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話題も多方面に渡り、お茶に対する深い思い入れが伝わってくる文たち。さすが伊藤さんだと唸ることしきりです。

「聞香杯に満ちる香を聞き、おもむろに品茗杯のお茶を含む。ゆるやかに流れる時間の中、ふと気づくと茶葉の世界へ駆け出している自分がいた」。さあ、あなたもこんな台湾茶の世界、覗いてみませんか♪



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