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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
古壺の衝撃
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茶壺ファンなら多くの人が一度は覗くウエブサイト「壺迷」のウエブマスターにお話を伺う機会があった。

いろいろな茶壺を見せていただきながら、非常に貴重なお話をあれこれしていただいた。見せていただいた茶壺は、それぞれとても美しい表情をしていて、彼が「美術品」というのが良く理解できた。

バランス、シェイプ、そして地肌の美しさ、それぞれにおいてこれらの茶壺は、どれも今まで見てきたものよりも群を抜いてすばらしいものだった。でも、そのときには、実感として、別世界のもの。普段使って愛でている茶壺とは異次元のものとしての認識しかなかった。あくまでも遠くで見つめて、ちょっとため息をつく、そんな性格のものだったのだ。

しかし、その古壺は、そのなかに超然とした顔で存在していたのだった。

b200401201.jpgそれは「孟臣壺」。見た目はなんの変哲もない孟臣壺だった。形だけ見ているのであれば、それほど惹かれることもない、ああ典型的な「孟臣壺」だねと思っただけだっただろう。確かに形も色もいいので、最初から気にはなっていた。

しかし、手に取ったとたん、鳥肌がぶわーっと立つような感覚に襲われた。持ったときの手の馴染み方、そしてなによりもそのバランスの良さから来る軽さ。土の良さとは、こんなものをいうのだろうと思わせる手触り。

こんなものがあったんだ。僕には近来稀にみる衝撃であった。
ひとはこうして古壺に魅せられていくんだろうか。
でも、それは触れてはいけない世界。
今までどおり、ちょっと憧れて、そんなものもあるのだとため息をついているだけに留めなければ行けない世界なんだろうね。




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