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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
雲南毛峰
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雲南省の緑茶が好きだ。雲南省の緑茶の多くは、大葉種といわれる大きな茶葉。大きな茶葉だと、タンニンなどのカテキン類が多く含まれるので、比較的渋みが多くなるのだが、雲南省の緑茶、そんなことはあまり気にならない。


毛峰系のお茶といえば、代表的なものに、安徽省の「黄山毛峰」がある。芽を中心に一芯ニ葉で摘み、白亳の多いものが良いお茶とされている。

雲南省のお茶は、福建省の白毫銀針の原料である政和大白茶や福鼎大白茶とかけ合わせた品種がつかわれているということを聞いたことがある。なるほど、白毫も多い。見た目もやや黄山毛峰には似ていなくもないか。

白毫が多いととろりとした甘味を感じることが多く、タンニンの強さをバランス的に均衡させる。飲んでいて、すっきり感を感じることのできる緑茶だといえよう。

このお茶の最大の魅力は、その香りだ。果実系(柑橘系)の独特の甘味と香りが口の中に広がる。この香りはどこから生成されるのだろう。フレッシュなものほど、この香りが強く立ち上る。

いちど、ビニールの袋で1月ぐらい放置したことがあったが、これは自殺行為であった。香りはくすみ、別物に変化してしまっていた。

雲南省では、「雲南緑茶」の総称として「[シ眞]緑」という名前がつけられているが、この雲南毛峰は、[シ眞」緑のうちの高級茶なものの総称らしい。だから、このお茶の素性、すなわち産地や品種を特定するのは難しい。せっかくこんなおいしい緑茶があるのだから、その素性はしっかりと伝えて欲しいものだ。その意味では、消費者にとっても、トレサビリティーは、重要な情報源ということになるのだろう。







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