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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
普シ耳茶の謎
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普シ耳茶はむずかしい。どれが本物でどれが偽者かまったく見分けが付かない。特に、包装されてしまっている餅茶は、崩して試飲させてもらえないだけに、これを買うのはもう、賭けのようなものだ。

香港でも深センでも、台湾での普シ耳茶ブームが飛び火し、再ブームになっているようだ。もちろん、以前から香港の茶荘の店先には、餅茶が並んでいるのだが、特に最近では、みんなが福建省にまで足を伸ばして、良いお茶を入手しようとしているのだという。

街中の老舗の茶荘で、すごいものを見せてもらった。茶葉の表面は良いお茶で多い、中はかびてしまうような悪いお茶を詰める。もちろん包装紙や中に埋め込まれる紙は、古く見せかけたもの。こういうのは、プロでもだまされることがあるのだという。

特に危ないのが深センの茶荘。ここには偽者が平気で出回る。それほど安くない値段で売られているので、香港の人もだまされるのだとか。こんなところに僕のような素人が迷い込んだらひとたまりもない。

そんなことを回避するためには、普シ耳茶のことをいろいろと勉強しなければならない。

不思議に思ったのは、香港ではあまり「生茶」とか「熟茶」という言われ方をしていない。でも、漢字で筆談するとわかってはもらえる。生茶とは青餅のことだろと。

b200403252.jpg「青餅は若いと苦くて飲めないよ。」老舗の老師がいう。「だから散茶の普シ耳と混ぜるのさ。」なるほどそんなの見方もあるのだな。

それにしても、どうしてこんな風に香港では普シ耳茶ブームが再燃したんだろう。確かに飲茶屋さんなどでは、いまだに普シ耳茶がだされるのだが、これらがそんなに上等なお茶だとは思えないので、おそらくそんなブームは、飲茶とはまた切り離された場所で起こっていることなのかもしれない。

いずれにせよ、香港の茶荘や茶館では、普シ耳茶に関する研究が熱心に行われ、普シ耳茶つくりの実習なども行われている。とても興味深いことだ。

いろいろと飲み比べて、研究するとおもしろい題材なんだろうね、普シ耳茶。








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