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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
陸羽茶室の朝
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朝起きて飲茶なんておなかに重くてできないやねえ、と思ってた。でも、やはり香港の朝、陸羽でまったりとすごさないと、これはもう罰が当たってしまうに違いないと自分を奮い立たせ、朝まだはやい時間に陸羽の扉をくぐった。

店内には、地元のおじさんと思われる人がまばらに座っている。みんな新聞片手に、おばさんが運ぶ点心を数種類つまみながら、茶をすする。

もちろん、ここのお茶は何も言わないとポーレーが出てくる。給仕のおじさんが厚手のコップをお茶であらい、そして茶注いでくれる。頼めば蓋碗でお茶を楽しめるようだ。

まだ眠気の覚めない頭に、おばさんの「蝦餃!」という言葉が反響する。

香港はどこへ行ってもがやがやとうるさい。それが香港らしさなのかもしれないが、陸羽の朝は妙に静かだった。みな思い思いのスタイルで、思い思いのことを考えながら朝食の時間をすごしているからだろうか。

多分、もう少し時間が過ぎると、だんだん店内にも活気が満ち溢れ、まったく違う様相を呈すのだろう。が、しかし、そんな時間よりもちょっとだけ早い、静かな時間。

なんだか朝からとてつもない贅沢をしてしまったような、そんな錯覚に陥る時が、ここには流れていた。それが今回僕が体験した陸羽茶室の朝だった。



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