中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
マドレーヌ・オ・テ
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茶葉を使った御菓子というのは、案外あちこちにある。僕が気に入っているのは、文山包種のパウンドケーキ。以前fteaのTWにも出したことがあった。萌木のもりという御菓子やさんが作っているものが大変美味しい。

茶葉を使う御菓子の多くは、茶葉自体を細かく刻んで御菓子に混ぜる。今日食べたこのおかしも、細かくした茶葉を練りこんだマドレーヌなのだ。

アンリ・シャルパンティエという芦屋に本店のある御菓子やさんのマドレーヌ。アールグレイの風味というが、そんな感じはあんまりしない。僕はなぜかアールグレイだけは苦手なんだけど、その僕が「おお、おいしいじゃないの」といったんだから、それは間違いない。

こういう御菓子を食べてしまうと、やはり自分で御菓子を作ってみようかという気になってしまうから不思議だ。香りのよい鳳凰単叢なんかをシフォンケーキにいれたらおいしいんじゃないかな。木柵鉄観音アイスなんてーのもどうかなあ。

だれか、中国茶を使ったケーキのお店をひらかないかなあ。










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京番茶
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番茶というのはおもしろい。言葉の語源は、一番茶に比べて遅い時期のお茶を総称して番茶といわれているが、焙じ茶のようなものも番茶といわれる。時期が遅いお茶は、茶の葉っぱがおおきくなってしまうので、製茶がしにくく、荒荒に緑茶をつくったのこりで、焙煎をかける場合もあって、そんなものが一緒くたに成ってしまって居るようだ。

ところで、番茶類のなかでも異色のものの代表として「京番茶」がある。一堡堂の炒り番茶などはその中でもすごい存在だ。とにかく、大きな袋のなかには、茶葉がそのまま焚き火からすくい上げられたように満載。そして、 焚き火そのものの香りがする。

夏の暑い時期にはこいつを冷蔵庫できんきんに冷やすとおいしい。そして冬は、ぐらぐら煮立った湯で出してやると身体ぽかぽかする。

京番茶は和菓子にもあう。きょうは蕨餅とあわせる。黒蜜をたっぷりとかけた蕨餅は、口の中でフンワリとした感触。そんな御菓子の持ち味を消さないように、そしてひきたてるには、なかなかお茶で迷うことがあるのだ。でも、この京番茶は、まさにそんなお茶。

京都の山里の秋深まった時期、お寺の土塀近くで焚き火をしている風景。そんな風景の中にふらりと旅して立ち寄ったような、そんなイメージのお茶。

なんだかとても懐かしい香りのする、こんな京番茶で頂くわらびもちは、大層美味しかった。




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月より団子
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中秋節。折角のお月見の日だというのに、雲がかかってはっきりと満月は見えない。秋分の日といい、中秋節といい、なんとなく、9月は季節の変わり目という気がする。これで、ススキの穂かなんかを近所からくすねてきて飾ると、気分はぐっと盛り上がるのだが。

で、今日は蘭亭の藤原さんから頂いた月餅をたべた。胡麻の餡に月をモチーフにしたくりの餡が混ざっている手作り和風月餅で、あの分厚くていろんなものが入っている月餅は苦手というひとには、とてもありがたい月餅だ(ただし、僕は普通の月餅もだいすきなのだが。)。

作った方は「星野京子さん」という方らしい。「それは誰あれ?」と調べてみるたがよく分からなかった。こんど蘭亭に行ったらお聞きしてこよう。

しかし、日本では、本当に月餅を食べる習慣がない。あれだけいろんなものを中国から輸入してきた日本文化の中にあって、中秋の名月を望む時においてあるのはお月見だんごなのだ。

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たしかに、真っ白くて小さな真ん丸いお餅、そして中に入っている餡子などは、日本人の心をくすぐる。月餅と月見団子どちらかをえらべといわれると、おそらく、こうやって目の前で比べられてしまうと、今の僕だって、「お月見団子」になるはずだ。

ところで、肝心の月はどうしちゃったんだろう。

そう、ついつい、月見団子とか月餅といいつつ、肝心の月を見てないじゃないか。そういえば、月が人間に与える影響ってものすごくおおきいんだよね。なんだか不思議だが、太陽系的な規模でみれば、本当に月はすぐ近くを回っているのだから、影響があって当たり前ではあるのだが。

その昔、セントギガというBSラジオ局があって、とても良い音楽を流していたが、ここも月の影響を受けていたらしい。電波が月の満ち欠けによって左右されるなんていうことも、なんだか興味ある対象だ。

こんどの週末、息子と望遠鏡引っ張り出して、ちょっと欠けてしまった月をのぞこうかな。

といいつつ、今日も「月より団子」。
藤原さん、ご馳走様でした。



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サイト再構築中
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1996年8月にプレオープンし、1996年11月に本番稼動した僕のウエブサイト「遊笛山房」。最近はオールアバウトの更新に時間がとられ、また重なる部分も多いことから、ほとんど更新せず放置状態だった。遊笛山房という名前も、もうなんだか役割が終わった気もするので、昨年からサイトを手直しするぞ!と思いつつ、全くいままで手付かずだった。

ここにきて、仕事のペースも掴めるようになったから、ちょっとずつもう一度全てを見直そうと思い、ようやく週末から手を入れ始めた。

サイトデザインよりも中身だということは分かっているんだが、どうもついつい表紙デザインを如何し様かなどとあれこれ思い悩んで、そこだけ出来たらもう終わった気でいる。(笑)

まずは、ChinateaABCから再構築。まだまだ書きかけのページが我が家のMOの中に沢山あって、UPすらされていなかった状態なのだが、今回はできるだけミニマムにと思っている。これだけ中国茶の情報があちこちで見られるようになったので、基本的なあるいは共通するような情報はそちらを見ていただくことととして、焦点を絞ろうかなと思っている。

とにかく、このサイトのメインは、「中国銘茶図譜」であるわけで、ここにどれだけ手をかけられるかということ。飲んで画像を撮ってそのまま放置してあるものや、既に新しい茶葉の画像がありながら、内容を見直してないページとか、そんなところがたくさんある。これも少しずつ進めていかないとぜんぜんはかどらないなあ。

それから、お店の情報は、常に手を入れないと使えないので、全面見直しが必要。オールアバウトで紹介しているお店もあるので、原則情報としてのリストにしようかなと思っている。

本の情報は、すでにamazonなどの検索機能を使えば国内で発行された関連書籍の詳細を見ることができるので、ここに掲載されていないようなものだけにとどめようかと。

まだまだとりかかったばかりなので、サイトを立ち上げたばかりの人のホームページ状態だが、とにかく手を入れよう。ということなので、今しばらく、こんな状態になってしまうとおもうが、利用されている方には、ご了解願いたい。


新しいサイトは以下のとおり。
All the tea in China
http://www.chinatea-net.jp/

P.S.
恵さん、100qですが、アドレスが変わりました。
よろしくお願いします。m(__)m








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バーミヤンがあなどれない
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我が家の息子、悠樹は、いまチャーハン作りに凝っている。毎日毎朝、こんなに続けて良く飽きないと思うぐらい、チャーハンを作って食べている。

土曜日に我が書庫あるいは納戸と化してしまっている部屋の片付けをしていると「林さんチャーハンの秘密」という文庫本が出てきた。これは椎名誠率いる「怪し探検隊」の野外料理長として任命された林さんの書いた本なのだが、この本を見つけた息子がすかさずページをめくって「チャーハンは強火でなければいけない。火が直接飯にかかるるぐらいの勢いであおるのがポイント」というようなことを書いてある部分に感動したらしく、今朝、早速実践していた。

出来あがったチャーハンは、彼いわく「バーミヤンのチャーハンみたい」。うん、なるほど、そんな味わいに近い味が出ているなあ。でも、バーミヤンのチャーハンの味って、忘れてしまったよ。

だから、今日のランチはバーミヤンに行った。で、息子が注文したチャーハンを一口脇から失敬してたべてみたら、なるほど、今朝息子の作ったチャーハンの味とほとんど同じ味だった。もちろん、息子はえらく得意げであった。

さて、ここからが本題だが(前置きが長すぎ!)バーミヤンにくると必ずオーダーするのがドリンクバイキング。つい先日までは、凍頂烏龍、雲南紅茶などが飲めたのだが、いまは週代わりになっていて、今回はなんと鳳凰水仙であった。どうせ、水仙だから、普通の烏龍茶とかわらんだろうとたかくくっていたのだが、一口飲んでびっくり。鳳凰単叢の味わいが見事にでているではないか。

恐らく白葉単叢当りなんだろうけれど、甘味といい渋みといい、そして香りといい、なんだかすっかり鳳凰単叢だった。

鱶鰭入り蟹タマゴスープ同様、バーミヤンには時々侮れないものがでてくる。きっと、ファミレスのなかで一番おいしい中国茶なんではないだろうか。




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岩茶の季節
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だんだん秋らしい気温になってきた。まだ肌寒いというには間があるこの季節。でも、そろそろ岩茶がおいしい季節になってくる。

岩茶を飲むと、なぜか体のなかから暖かくなることができる。ぽかぽかとして、額に汗をかく。なんか、体の中に溜まっていた、老廃物を全部外に押し出して、ついでに、ストレスも押し出してくれる気がするから不思議だ。

本来、お茶にはさまざまな効果がある。植物を加工しているものなのだから、もちろんいろんな効果があるだろう。食べ物と同じこと。でも、だからといってお茶だけで健康になれるとは思わない。さまざな物が複合的に効果を発するのだから、お茶だけに頼るのはあまり感心しない。

それでも、なんとなく、岩茶は体に良いような気がする。香りがいい。味わいが深い。体を温める。そして、あわせるお菓子のバリエーションがとても幅広い。おいしい岩茶を飲んでいると、それだけで気分がいい。こんなことが重なって、なんだか効くぞ!という感じがする。

夏の暑さでばてきった体を少し休めてあげなければいけないこんな季節、仲の良い友達と上等の岩茶と上等なお菓子でほっこりとした時間を過ごしたいものだ。

誰かお茶会しましょう!(笑)




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山査ピーナッツ
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中国茶のお茶請けだからといって、わざわざ中国のお菓子などを持ち込む必要は全く無いと思っている。お茶に合えば、なんだってお茶請けになる。日本茶にあう漬物などもこれはもう完全な中国茶のお茶けだ。

ところが、中国のお菓子などにも、これは凄いぞというものがある。茶梅なんてとてもおいしい。とくに三宝園の春子さんが探してくるこだわり茶梅はめちゃうまい。お茶会の定番といっても過言で無い。

それから、これ。山査(サンザシ)の実の乾燥したものにピーナッツがささっているのだ。こんなに異質なものが一緒になっておいしいものか!と偏見光線をばしばしと当てたんだが、これは完全に僕の負け。いやあ、この妙にやわらかい周りのサンザシと中の固めのピーナッツの食感からして、今までの常識を破る代物。

しかも、甘みのある実とちょっと塩気のあるピーナッツの味わいが妙に口のなかでマッチするのだ。

こいつは、札幌の茶館で食べたもの。その後、同じものを探しているのだがいまだに見つからない。もし、売っているところを知っている方がいたら、ぜひ教えてください。




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ジャージーミルクプリン
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本当はこの形をしたマンゴープリンがたべたかったんだよね。なんといっても広東料理だから、デザートはマンゴープリンしかないよなあ。でも、スタッフのお兄さんに「材料が入らなかったので、今日はマンゴープリンがつくれなかったんです。」といわれたときは、目の前が真っ暗になったぞ!

中華街の、しかも萬珍楼ともあろう老舗が、マンゴープリンを品切れにさせておいていいのかあ!と、まあいくら怒ったところで無いものは無いわけで、仕方が無いので、ジャージーミルクプリンというのを頼んでみた。

見た目は、なかなか良いぞ。ラズベリーソースというのがちょっと信用おけないけど、このミルクの白さがソースの赤となかなかのマッチング。

で、スプーンですくってみると、なかなか絶妙な硬さ。フルフルでは無いけれど、カチカチでもない。まずはソースをつけないで一口。練乳のような甘さが口の中で広がる。それでいてさっぱり。うーん、これはいけるじゃん。

ラズベリーのソースを絡ませてさらに一口。やや甘みと酸味が強いソースなので、プリンの淡さを消してしまうので、すこしだけからませるのがよさそうだ。

ジャージーミルクプリン。はやいところが牛乳プリン。これはこれで、まあおいしいデザートではあった。一緒に出された鉄観音とはやや相性がよくなかったので、できればプーアールが出てくるとよいのになあと思う。




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都匀毛尖
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貴州省のお茶というのは、あまり飲む機会にめぐまれないが、その中でもっとも有名なのが都匀毛尖だ。貴州省南部にある都匀市から程近い[口+オ]山で作られるお茶で、白い産毛のたくさんある、華奢なお茶なのだが、味わいはしっかりとしたお茶だ。

明代には作られていたお茶だが、他の緑茶の例にもれず、戦後の混乱などでお茶つくりが途絶えてしまっていたものを、1968年に復刻したもの。

見た目は碧螺春のような感じだが、もうすこし芽は大きい。調べてみたら、中葉種の茶樹を使っているのだそうだ。1982年には、中国十大銘茶の一つに入れられた。

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比較的飲み易いオーソドックスな中国緑茶といえるだろう。ガラスコップで飲んでみたが、茶葉も一芽一葉のものが多く、やわらかい。

貴州省といえば、銀球茶とか古銭茶とか、面白い緑茶もあるので、こんど探してこよう。





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月餅茶会
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TCCの定例茶会は、欠席がおおそうなのでどうしようかなあとおもっていたところ、春風秋月のAndy師から「香港で月餅を買って帰るから、お茶会しようよ。それで紅餅も飲むのよ。」と誘われて、「月餅茶会」になった次第。

どうせおいしいお茶会なんだからと、くんしゃんさんもお誘いしてしまう。なんだか怪我されていて、ちょっと痛々しかったのだが、僕が仕事に戻った後体調を崩したとは知らなかった・・・。

他のメンバーは、相変わらず元気がいいぞ!(笑)

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今回は、青柳さんが香港経由で海南島から戻ってきたばかりで、香港でお菓子を買ってきてくれたため、Andy師の月餅やら湯圓のほかに、たくさんおいしいものがあったのが、大変うれしかった。とくに、この画像ではきっとわからないかもしれないのだが、子豚の形のお菓子「猪子餅」が珍しくて面白かったなあ。

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お茶は、古味鉄観音、蜜蘭香単叢、30年プーアール、紅印プーアールなど。青柳さんの白芽奇蘭もおいしかったが、あとから来られたSさんのプーアール各種がすごかった。

香港でもう5~6年プーアールを買っているという彼は、失敗もしつつ、おいしいプーアールをたくさん持っている。そのうちの少しご相伴にあずかったのだが、こんなにおいしいのは久しぶり。ご馳走様でした。

いつもながら、お茶会はたのしい。どうもたのしいとTCCは楽しい(T)お茶会(C)倶楽部(C)に改名しなければならないかもしれない。(笑)





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新生fteaスタート!
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とても残念なことだが、11月一杯をもって、ニフティーにあった「茶の文化フォーラム」が廃止になる。ここでいろんな人たちと知り合えたのが、今では僕の財産になっているのはいうまでもない。そしてこんな素敵な場所が無くなってしまうのはとても寂しい。

そこで、もともとのスタッフを中心に、場所をニフティーから専用のウエブサイトに移して、心機一転、あらたに明日22日からスタートすることになった。名前も「Tea World Communication - ftea」。

基本は、掲示板。いろんなことをここでみんなで会話しようというニフティー時代からの基本的コンセプトはそのままに続けていくことにした。

その上で、スタッフが気ままに綴るblogだのリンク集だのと、お茶の文化に関する関するポータルサイト的な役割をももってしまおうという欲張りなサイトを目指している。

それから、途中で中断してしまっているが、「All About Tea」の翻訳プロジェクトも継続していこうと考えている。

興味のある方は是非覗いて見てほしい。そして是非参加してください。

なお、ちなみに、新生fteaのスタートを記念して、10月30日(土)にはTea World 2004というお茶会も予定している。詳しくは、新生fteaのイベント掲示板を参照のこと!

urlは http://www.ftea.info/



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東眼山高山茶
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このお茶に初めて会ったのは、台北の茶荘「新純香」でだった。通常の茶譜には載っていないお茶で、「高山茶って、どんなのがあるんですか?」とあれこれ聞いて出てきたお茶。

幸いなことに、このお店の娘さんと知り合いの北海道のNさんにご紹介してもらって訪問したのが良かったのか、娘さんはいなかったのだが、親切にしていただいた。だから、それ以来、この店はとても印象の良いお店なのだ。

で、この東眼山って、それまで全く見たことが無かったし、それ以降もお目にかかれる機会が全く無かったのだが、ひょんなことから、台湾の仕事仲間が先日送ってくれたのが、このお茶だった。

東眼山とは、山が「東側を見ている目」のような形をしていることから付けられた名前だそうで、森林公園になっている。場所的には桃園県復興郷霞雲村。

桃園縣といっても、一面 に生えている柳杉山の中。東眼山自体は1212メートルの山。もちろん梨山やら阿里山などに比べれば低い山の部類にはいるのだろう。

この地域では、青心烏龍と鉄観音でお茶が作られているという。鉄観音で作られるお茶葉、そのまんま東眼鉄観音なんて言う名前らしい。届いたのは青心烏龍で作られる高山茶。

かなりしっかりとしたボディーのあるお茶で、へたをするとエグミが残ってしまうような感じ。慣れるとこのお茶の持つ強さがとてもダイナミックに感じられる。

「新純香」では、「日本人は清香の優しいお茶が好きな人が多いので、東眼山は薦めない」のだといわれた。でも、こんなに強いお茶というのも、たまには体験しておかないと、台湾のお茶が「花のような香り」「清らかな味わい」というどうも軟弱なイメージで語られてしまうだけに終わってしまうような気がする。

なかなか硬派な東眼山、見つけたら試してみて欲しいお茶だ。




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炸其馬
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もうすぐ中秋節。

昨日行った中華街でも、あちこちで月餅を売っていた。月餅って、中身によるのだが、好きなものと嫌いなものがある。めちゃくちゃ巨大で肉とか塩玉子なんかが詰まっているものから、一口で口の中に入れてしまうことができるものまで、本当にさまざま。

以前、北海道の香香さんで見せてもらったのなんて、めちゃくちゃ立派な箱に巨大な月餅が一つだけ入っていた。月餅の話は、以前オールアバウトで書いたことがあるので、そちらを見ていただくとして、僕も月餅を買って今度のTCCの月例品茶会である「月餅+紅印普シ耳茶の茶会」に持参しようとおもったので、いつも行く「華正楼」に月餅を買いに行ったのだが、ついつい買ってしまったのがこれ。

小麦粉と砂糖、玉子を捏ねて細い麺状にしたものを四角くしてあげたものがこの「炸其馬」だ。糖蜜がかけてあるので甘いお菓子なのだが、結構好きなのだ。

やわらかくて揚げたお餅のような、さくさくとした食感がまた楽しい。なんとも昔懐かしいような味わいがするこのお菓子には、木柵鉄観音がマッチするのではないかと思い、昨日伍福寿新店で購入した木柵鉄観音を淹れてみた。なるほど、しっかりと火入れをした味わいの深い木柵鉄観音に、このお菓子はとてもよくマッチした。

中国のお菓子にも、いろんなものがあって面白い。世界のお菓子と世界のお茶。いろいろあわせてみるのが面白いね。





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悟空茶荘
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本当に久しぶりに横濱中華街へ行ってきた。目的は、「萬珍楼点心舗」で飲茶することだったのだが、ここにきたら、やはり茶をしないとねえということで、久しぶりに三希堂でものぞこうかとおもったのだが、残念ながら満員御礼。

そこで、悟空茶荘へ。幸い、ちょうどテーブルがあいたところで、どうにか入ることができたが、ここもやはり席待ちの列ができている。

目的は、スイーツ。でも、杏仁豆腐がなかった・・・。そこで、パフェを頼んだが、これは竹里館のお茶パフェのように「お茶」をつかったのもではなく、比較的オーソドックスなものだった。

ところで、ここのお茶メニューは、とてもうれしい。なにがうれしいかというと、茗香茶荘の「冠軍茶王」があること。このガラスの茶壺に入っているのがそれ。

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普段、鉄観音を倣古壺で飲んでいるので、ガラスの茶壺というのはどうよと思ったが、水のせいか?!それほど江組みがでなかった。このガラスの茶壺は、昔から悟空であつかっているガラスのものの一つ。丁寧に作られたガラス器は、なかなか趣があるものだ。

息子はここで「肉まん」にありつく。一口食べさせてもらったら、おいしいじゃないか、ここの肉まん。

もっとじっくりと店内を散策したかったのだが、まあ、今回は家族旅行のようなものなので・・・。

茶ぼけの中村さんのお茶会に参加すると、ここでお茶が毎回飲めるのだがなあ。明日、そのお茶会があるが、参加できません。その結果は、きっとのーとみさんくんしゃんさんがblogにUPするにちがいない。期待したい。(笑)




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遊茶リニューアル
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遊茶の一階にある試飲スペースと、一階エントランス部分の雰囲気が大きく変わった。
遊茶では、「newborn」といっていますが、いわゆる改装オープンということだ。

今まであった茶車が、オーク板のカウンターに変わり、入り口の雰囲気が大幅に変わり、さらに、瓦屋根が付いた。
この瓦屋根が妙に雰囲気があるのだ。

このカウンターで、佐藤さんにお茶を淹れていただきながら、ぼうっとした時間を過ごすのは、よいものだ。

リニューアルの内容は、オールアバウトで近々ご紹介。




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岩中蘭
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岩中蘭は数多い武夷岩茶の一つ。あまり存在が知られていないが、香りのよい美味しいお茶である。昨年広東で開催された烏龍茶のコンテストで、金獎を受賞したと菊地和男さんに教えてもらった。

その岩中蘭を、遊茶のマキさんに入れてもらった。「焙煎の強いお茶よ」と言われたのだが、そのおおり、かなりしっかりと炭火で焼かれている。でも、嫌いではないお茶。

このお茶を初めて飲んだのは、ラ・メランジェの松宮さんに勧められて。たぶん楽茶軒の葉さんとかと武夷山へ行った時に、気に入って仕入れたんだと思うのだが、確かに華やかな香りと、どっしりとした味わいが妙にマッチしていておいしかったのを記憶している。

遊茶の岩中蘭は、なかなかよいのだとマキさんが自慢するのもうなずけるように、岩中蘭独特の深みのある味わいだった。新装オープンした遊茶のカウンターで、社長のマキさんじきじきにお茶をいれさせてしまうなんて、ちょっと申し訳無いことをしたなあとおもいつつ、いろんなお話をお聞きしながら堪能した岩中蘭。

これからの季節、岩茶がいい。






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安渓鉄観音
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僕の原点のお茶は、安渓鉄観音。なのに、今年はあまり飲んでいない。3月に香港で買って来た茗香茶荘の「冠軍茶王」を、細々と飲んでいる。香港で購入してきたのは、大方5月中に飲み終わってしまって、その後、中火の凍頂烏龍がメイン。これって、とても珍しいのだ。

過去1週間のうち大抵3日以上安渓鉄観音を飲んできた。ところが今年は凍頂烏龍ばかり。茶友のT.Andy氏から譲ってもらったおいしい凍頂烏龍が半斤有るからなんだけど、それだけではなくて、台湾のK女史がわざわざ台湾から1斤送ってくれたからなんだなあ。

中火の安渓鉄観音と中火の凍頂烏龍。これ比べて飲むとなかなかおもしろい。ぜんぜん違うお茶なんだけど、ついつい両方とも飲んでしまう。そのせいか、毎年飲んでいる清香系の安渓鉄観音にはとんとご無沙汰になってしまっている。

青い安渓鉄観音は、いままで結構好みだった。だからここ数年そんなお茶ばかり飲んでた。でも、最近は中火の方がおいしいなあと感じるようになった。嗜好の違い?味覚の変化(というか老化か)?まあ、これはこれで良いと思う。

もちろん、清香系のお茶が嫌いになったわけではないのだ。梨山高山茶は未だに清香の方が好きなのだ。そこではたと思ったのだが、お茶を飲んでいる時間帯の変化が影響しているのか。お茶だけを専ら飲む時間が減っている。自宅にいる時間が少ないというのも要因なんだが、食事あるいは食後のお茶が多い。だから、中火が良いのだろうか。

ヨーロッパで紅茶が好まれるようになったのも、こんなお茶の飲み方(飲む時間)によるものなんじゃないかなと思う。もちろん、この場合、和食であれば緑茶でも良いのだが、肉、ミルク系の食事の場合、やはり紅茶のようなお茶がマッチするわけで、肉を食べながら清香系の高山茶とか安渓鉄観音は、やはりあわないよね。

食事中のお茶、お茶だけ飲むときのお茶、お菓子と一緒の時のお茶、お茶を飲む時間とか一緒にあわせるものの違いで、こんなにも飲むお茶が変化するというのはおもしろい。当分、中火の凍頂烏龍か、冠軍茶王だなあ。






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玖瑰茶
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玖瑰茶(メイグイファー)は、バラ科のハマナスの花を乾燥させたもの。上等なものはとても綺麗な蕾状のもの。とても甘い香りがするため、コレに湯をさしたり、白茶に合わせたり、最近では工藝茶の中に仕込まれたりして使われている。プーアールや紅茶にも会うのがすごい。

産地はあちこち。福建省産がメイン。

もう大分前だけど、茶藝楽園で購入したものがめちゃくちゃ美味しかったのを記憶している。ウエルカムティーとして振舞ったのだけど、まるで香水のようだった。花茶はいろいろあるけれど、桂花とともに好きなお茶の一つ。

ところで、若返りのお茶だなんて言われているが、もし、本当だったら毎日がんがん飲んでしまうのだが。なぜなら、先日、息子にせがまれて昔のアルバムを見ていたんだけど、あまりにも最近の自分の写真が老けて見えるから。(笑)

まあ、もうすぐ45になるのだが、20代、30代と同じ顔してたら、お化けなんだが、それでも、本当に最近の写真を見ると、ああ老けたなあと。これはつらいものがある。女性なら、エステなんていうことも可能なのだろうが、そんな時間もないし、老けた理由が、髪の毛あたりにあるというのもある。(爆)

不老不死なんていうのは、欲しいとは思わないのだが、なんとなく若々しく見えるというのは、自分の姿勢として欲しいところではあるなあ。

さしずめ、玖瑰茶を飲んで、若さを保とうというキャッチコピーを自分のためにPCにでも張りつけておくかな。





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黄山毛峰
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黄山毛峰は、今更説明するまでもない、とても有名なお茶だ。龍井、碧螺春と並び賞される中国三大名緑茶と呼んでも良い。

産地は安徽省黄山市。仙人が住むような広大な岩山をもつ黄山山系は、中国でも有名な観光地にもなっているし、文化遺産にも登録されている。この黄山一帯は、古くから茶の産地としても知られ、山麓の黄山市の中心地でもある屯溪は、茶の集積地としても知られている。

屯溪に集積されるお茶は、屯緑とよばれ、その昔17世紀以降、広くヨーロッパにも輸出されている。トワンケーと呼ばれていたのがそれだろうと推測されている。あの時代のお茶は、ハイソン(その中でもヤングハイソン)を頂点として、ハイソン・ピーコー、シンロ、トワンケー、ガンパウダーなどが広く輸出されていた。これらのお茶がどのようにヨーロッパで飲まれていたのかは、非常に興味深いところだ(いまだって、ドイツの緑茶輸入量がかなりの額に上るといわれているのだが、これらのお茶がどうやって飲まれているのかは、なんとも謎だ。)。

ところで、このお茶はそんな黄山毛峰の中でも、芽の部分だけを丹念に選別した「雀舌」と呼ばれる高級なもの。味わいも、甘味がとてもある上品な仕上がりだ。黄山毛峰特有のワイルドさにやや欠けるが、口の中でフンワリとひろがる味わいは、まさに玉露といっていいものだ。

こんなお茶を飲めることに感謝したくなる、すばらしいお茶であった。





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信陽毛尖
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僕の好きな緑茶の一つに信陽毛尖というお茶がある。中国河南省南部大別山区の信陽県が産地のお茶だ。東車雲山一体で作られれるのがもっとも品質がよいといわれている。細い茶葉にはびっしりと白毫が生えている。

このあたりの茶業の歴史は、非常に古く、東周の時代だと言われている。もちろん、唐代陸羽の茶経にも「光州茶」として記載され、その評価もかなり高い。

宋代には、「淮南の信陽のお茶が第一である」といわれたほどのお茶が作られてきた。明代になると散茶が作られるようになり、清代の末に毛尖として今の姿が生まれたといわれる。

このお茶のおもしろいところは、「安徽省の六安と浙江省の龍井の製造工程を模倣した」といわれるところ、見た目はぜんぜんどちらのお茶にもにてないじゃないかと思う。

味わいはさっぱりとしていて、甘みが口の中に残る。おいしいお茶だ。日本で多く見かけることが無いのが、なんともざんねんではある。

このお茶には、お茶の神様が病気を治してくれたお茶としての伝説がある。病気に効くという話は、日本の専売特許では無いのだなあ。



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陸羽茶室の普シ耳茶
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陸羽茶室。インド人のドアマンが立ち、重厚な店構えの飲茶のみせ。観光客に毒されたとはいえ、いまだに、歴史がここにはいまだに時間を刻んでいる。そんな雰囲気が楽しみたかったら、平日の早朝に行ってみることをお勧めする。数品の点心をつまみながら茶杯を傾ける。じいさんが、一人で新聞を読みながら、蓋碗を扱っている。そんなここのお勧めは、なんといっても普[シ耳]茶なのだ。

この店に一歩足を踏み入れると、ショーケースにすばらしく古い餅茶が展示してある。ちゃんと値札が付いているので、売り物なのだろう。上をみるときりが無い。すばらしくおいしい餅茶を入手するのなら、専門店が一番だ。

でも、ここで飲めるお茶を自宅でも飲みたいとおもったなら、舊普[シ耳]がお勧めだ。「陸羽茶室」という文字の入ったスチール缶に入ったこのお茶は、リーズナブルな値段だ。お土産としても一流品だと思うがいかがだろうか。でも、消して安くは無いことだけ付言しておこう。



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お茶やめぐりのための度胸
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僕の大好きな香港には、中国茶の店がたくさんある。大きくて有名な店から、本当に地元密着型の小さなお店までさまざま。観光客に近い僕のような人間には、地元密着型の小さなお店は、なかなか入りずらいし、どれがおすすめかというのも、語学の関係でなかなか通じなかったりする。

もちろん、あらかじめさまざまな情報があって、足を踏み込むことのできるお店であるのなら、それなりに、あるいはおもったよりもずっと収穫が多い。

僕たちの仲間内では、すっかりと有名な茗香茶荘などは、息子さんがいないとほんとうは言葉が通じないので全くのお手上げ状態。でも、僕たちは、ここの「冠軍茶王」がおいしいという情報を持っている。冠軍茶王がおいしいということは、その手のお茶なら、基本的には満足できる水準のお茶だということを推し量ることも可能だ。

身振り手振りで、他のお茶の試飲もさせてくれる。しかも、お茶仲間のMOMOさんという強い味方がいるので、本当に助かってしまう。

ところが、町の真ん中にあるような、何気ない町の中のお茶やさんは、なかなか入るのに勇気がいる。もちろん一歩入ってしまえば、こちらも厚顔無恥ぶりを発揮して、英語でがんがん話しかけて、話が通じないなら、身振り手振り、あるいは、筆談という手がある。

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そんな風にして、突入したのが祺棧茶行(KI CHAN TEA)。もちろん、名前は知っていた。ここのお茶も飲んだことはあった。でも、どうもこのお店、地元密着型。旅行者にしてみると、なかなか入りにくい雰囲気。お店もいかつい親父たちが数名。タバコをすっていたりする。

店のつくりは、結構明るい。えいやあと、飛び込んでみた。お徳用プーアールと白牡丹。これが今回の狙い。プーアールは、「ポウレイチャ」で通じるので、散茶でおいしいものを出してもらう。英語は、このときはだめだった。

最初にだしてもらったのが、やや酸味のある若いもの。明らかに黴臭がある。無言で首を横にふると、試飲させてくれた親父は不服そう。「黴臭」が通じない。なので、もっと甘みのあるものと伝える。次にでてきたのにも満足いかない。これでこの値段か・・・。そして4度目に出てきたのが、これならという品物だった。たしかに、散茶では、これが限界なのかもしれない。林奇苑だと、餅茶をくずしたものを出してくれるんだが、ここは、餅茶は餅茶としてしか売らないみたいだ。こういうところに、コミュニケーションの限界が出てくる。やむをえまい。

白牡丹は、最初から上等なものをと指定して出してもらう。まあ、これだけねばって、あれこれわがままままいうのだから、多少は多めに購入しないとねえと、両方とも1斤づつ。これはまあ、お茶仲間にお土産だね。白牡丹は、普段のがぶ飲みにもOKなので、消費可能だろう。

こういうお店に一度、一人で飛び込めるようになると、厚顔無恥ぶりに拍車がかかるが、それ以上に度胸がすわるのはそれなりの収穫だろう。おいしいお茶を求めての御茶屋めぐりには、この度胸こそ、必要なものではある。





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泰昌餅家の蛋撻
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香港でお茶請けというと、やはり蛋撻(エッグタルト)は欠かせない。この蛋撻はあちこちで食べることができるが、やはり僕は、「泰昌餅家」のものが大好きだ。セントラルからヒルサイドエスカレーターを上って、途中横に伸びる道を左手に曲がった右手にある。場所は擺花街。

本当に小さなお店だ。ここのおいしい蛋撻を食べたい!という目的意識を持っていかないと、多分前を通り過ぎてしまうだろう。

でも、もしかしたら、店前に必ず数人は買い物をしている人がいるので、それが目印になるかもしれない。もともと、ここは、パンやさんだ。ロールケーキなんかもおいしい。でも、やはり目的は蛋撻だ。

カスタードクリームの甘みが濃くて、とてもよい。生地のさくさく感もちょうど良いのだ。こいつは絶対に岩茶に会うと思う。この蛋撻をのんびりと食べながらお茶を飲めるお店が、隣にでもあったら、絶対に入るんだが・・・。

1個3.5香港ドル。結構大きいが、おいしいので、3つはいける。あつあつを買って食べ歩きというのが定番。ちょっと上の方にスタバがあるので、実はこっそりとわからないように持ち込んで、コーヒー飲みながら食べてしまったりするのは、内緒の話。

太子道西の雀鳥花園(バードガーデン)近くにある貴族蛋[米羔]もおすすめの蛋撻ではあるが、個人的には、やはり泰昌餅家だね。


▼ 泰昌餅家(タイチョンペンカー)
  住所:G/F,32 Lyndhurst Terrace, Central, Hong Kong
  電話:2544-3475
  営業:7:00~20:00
  定休:隔週日休




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鑑定組
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「鑑定組」とは、いわゆるお茶のよしあしを見分けるときに使う道具。茶を抽出する道具、それをあけて茶の透明度や味をテストするボール状の茶杯から成り立っている。さらに茶を週出する道具は、胴体部分のカップと蓋に分かれる。
胴体は、縁の部分に切れ込みが入っていて、蓋をした状態のまま、茶を注ぐことができるのだ。

我が家にはなぜか、この鑑定組が2セットもあるが、残念ながら使うことはほとんどない。たまに、疑問に思ったことを確かめてみようとおもいたったときとかにしか使わないので、普段は、お茶倉と化した洋間の棚の奥深くに眠っている。

全く同じ状態でお茶をだして比べようとするときには、確かにこの手の道具は必要かもしれない。5gの茶葉に150ccの熱湯を5分。これは、単なる比較のための作業で、おいしく飲むためではない。それでも、おいしいお茶を飲むときの基礎研究?!としては、時に面白い結果にきづいたりするので、捨てられずにいる。






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したたり
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もうすでにのーとみさんが、めちゃくちゃ「おっしゃるとおり!そのとおり!」という解説をしているので、いまさら文才のない僕が書いても仕方がないのだが、でも、書いてしまいたくなるほどうまかった「したたり」。(「したら」ってお菓子なの?とひらがなが読めなかったのは僕です・・・。(^^ゞ )

どんなお菓子であるかは、これものーとみさんの書いた文を読んでいただくのが一番。

最初はなんだ、羊羹かという印象だったこのお菓子。ところが恵さんが、薄めに切ってさらに持ってくれた段階で、「ナンじゃ、この透明感は!」ということになった。琥珀かと見まがうほどの透明感。コンソメスープのジェリーか、にこごりかというのは、本当に誇張した表現ではない。

そしてめちゃくちゃ上品な黒糖の味わい。口の中ですうっと溶けていく感覚は、みごとに、のどにむかって滴るという感じ。

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こういうお菓子があるんだなあ。これはすごいことだと思った。「勝ったね」という恵さんの言葉はまさに正しい。これはお菓子の中でも本当に「勝った」という表現がぴったりである。なんの変哲も無い素材で、ここまで洗練されたお菓子を作ってしまう京の文化の奥深さを、目の前につきつけられたような思いだった。

あいにく、体調不調のため、舌がやられていたのだが、それでもこれだけの味わいを感じることができたのだから、体調万全のときには、びっくりするほどなんだろうか。

それでも、食い意地の張った僕は、すかさずお代わりをしたのは言うまでもない。




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ロータスティー
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ベトナムの花茶、ロータスティー。名前そのまま、蓮の花で香りつけされているお茶だ。先日、「世界ウルルン滞在記」で中越典子が、ロータスティーつくりの名人の家に滞在して、お茶つくりを体験するというのをやっていたが、このお茶も、そんな風にして作られる蓮茶。

赤いパッケージの方は、昔ながらの製法で蓮花のおしべをとりだして茶を混ぜて、加熱し、香りをつける王宮の貴族だけに飲まれていたいわゆる宮廷茶。香りがものすごく立つので驚くほど。

そして白いパッケージは、寺院で飲まれているもの。香りちゃ茶葉の様子は、赤のパッケージの物に比べてやはり劣るという感じがする。

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これは、11月に静岡で開催される「世界お茶まつり」に参加する現代喫茶人の会の有志がブースで出すために、お茶の先輩であるNさんがわざわざベトナムまで飛んで入手してきたものをおすそ分けしていただいたもの。

いままで、いくつかのロータスティーを飲んだが、さすがにこれほど香りの良いものを飲んだことが無かった。おいしいお茶は、やはりあるところにあるんだなあと。

蓮茶といえば、なにをおいてもここのサイト必見なのだが、このサイトにも、このお茶は載ってなかったなあ。

日本の、それも京都の和菓子とあうかは解らないが、とりあえず、和菓子の会で飲んでみようと思っている。



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茶のパッケージ2 - リリカルなシール
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海風號のパッケージと対照的なのがFormosa Tea Connectionのもの。まず、和紙の手触りがとてもよい。しかも、そのパッケージングの仕方がまた凝っているのだ。これはオーナーの留美さんの手つくり。センスが抜群のそのパッケージ見たさにお茶を買ってしまいたくなる。

その表を包んでいる青い和紙を剥ぐと、銀色のアルミガゼットが出現するのだが、そこにも、ちゃんと美しい書体のシールがはってある。それがまたなんともリリカルだ。

Formosa Tea Connectionの茶譜と同じ書体。色つきのフォントだが、日本古来からの色使い。そんな端々にまで気遣いの置き届いたお茶のパッケージは、ちょっとお目にかかれない。

そしてそんなパッケージを開けて出現する台湾茶は、作品と呼ぶにふさわしいできのお茶だ。これはとにかくFormosa Tea Connectionのお茶を飲めばすぐにわかる。

パッケージとその中に包まれてるお茶の味わい。そんなものがハーモニーとしてFormosa Tea Connectionのお茶は存在しているのだ。





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梨狩り茶会
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今日はまう茶のお茶会に参加させてもらった。去年も参加した「梨狩り茶会」。その名前のとおり、梨園で梨をとった後、梨などを食べながら、お茶を飲もうというもの。なんか短絡的な名前だなあ。(笑)

で、場所は去年と同じ「田村果樹園」。川崎市多摩区中野島にある果樹園だ。このあたりは、多摩川梨といってこのあたりは多摩川に沿って梨園がたくさんあるのだ。この中野島も梨園があちこちに点在している。今の時期一番おいしいのは赤梨の豊水。この梨は、本当に甘くておいしい。

梨は、実の部分をもって、それをくいっとひねって上に持ち上げると、すぐにもぐことができる。すこし赤味のある、表面がつるりとしたのがおいしい梨なんだとか。去年より若干小粒の梨。よさそうなものを選んで5つばかり。ちょうど2キロだった。これは嫁さんと息子にお土産。

僕らが梨狩りを終えた後、団体さんが梨狩りにきていた。人気の果樹園なのだろう。

ひとしきり、梨狩りを楽しんだ後は、梨園の一角を借りてそのまま茶会。

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緑茶から初めて、鉄観音、岩茶、単叢のあと、台湾茶など、10種類ぐらい飲んだだろうか。なにを飲んだかは、きっとみえさんが記録してくれるに違いない。(笑)

お菓子もいろいろとあって、蒸し暑い野外でのお茶会だったか、妙にまったりと。三枡屋の麦落雁とか中野島銘菓「なかのしま餅」などの和菓子や、みえさん特製のケーキ、台湾の牛舌餅や茶葉梅、そして田村果樹園でいただいた梨などを方張りながら、おいしいお茶をいろいろとわいわいと楽しんだ。

3月にシンセンで買ってきた「古単叢」や蘭亭の香檳烏龍が妙においしくなっていて、びっくり。ここの水にあうお茶だったのだろうか。

相変わらず、蚊の攻撃にはめげたものの、おいしい梨とおいしいお菓子と、そしておいしいお茶でほっこりした午後だった。ああ、今日はなんだか小学生の作文みたい。これで最後に、「またきたいとおもいました。」とでも書けば、本当に息子の作文だ。(笑)

P.S.
参加できなかったTCCの仲間には、次回TCCの「京都の和菓子を楽しむ品茶会」に株さまが梨を持参するそうだ。おおいに期待していてほしい!



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忙しすぎて-お茶の無い雑記
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「忙しすぎて」   なんだか歌の題名みたいな響き。でも、そんな歌はない。「愛しすぎて」とか「寂しすぎて」とかそんなのだったらあるかもしれない。でも、今の僕の状況は、本当に「忙しすぎて」なのだ。誰かが、「忙し好きで」と読み違えそうだが、決してそんなことはない。

だいたい、いそがしいから、こんなくだらないことをネタにするしかないという現状がめちゃくちゃ悲しい。そこまでしてUPする必要もないのだと、またのーとみさんに言われてしまいそうだが、それでも自分のサイトを更新できない今、ここを継続するのがとりあえずの気休めなので・・・。(苦笑)

夢枕獏の本を買い間違えた。本当は、のーとみさんが書いている沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を買わなくちゃいけなかったのだ。でも、寝不足の僕が手に取ったのは、「 魔獣狩り 」だった。こりゃ、寝不足の頭では絶対に読めないエログロの世界。スプラッターだなんて、そんなことはいってられない展開。こりゃブックオフ行きだな。

「天国の本屋 うつしいろのゆめ」にすればよかった。結構、このシリーズすきなんだよね。「海猫」でもいいかも。伊藤美咲がヒロイン役をやっている映画が作成されているらしいが、ちょっと見てみたいきもする。あとは「スイングガール」か。これも映画になるね。先週「NARUTO」を見に行ったときに、予告編をやっていた。

寝不足で、頭がぱにくっているときには、素直にすっとよめて、人畜無害な本がいい。もうすこし、体力が戻ったら、海外物のミステリーにでも手をだそう。

そうだな、これから秋に向けて岩茶を飲みながら、そんな読書三昧も良いかもしれない。その楽しみのために、今はがんばって仕事をする。今日もタクシー帰りだけど。



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梨山天池茶
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梨山天池茶(li-shan-tian-chi-cha)。梨山中心部の南に隣接する「福寿長春茶」の産地「福寿山農場」。ここで作られるお茶も絶品なのだが、ここのすぐ近くに天池という場所がある。2400m以上のとても厳しい環境で作られるお茶。年に2回しか収穫しないというお茶だ。

このお茶は、老地方茶坊の見聞さんに送ってもらって、味わったお茶。
昔から、梨山茶が大好きだったのだが、これはその中でもなかなか良い。茶葉は鮮やかな緑色。しかもビロードのような手触り。蓋碗で入れると、茶の色は淡い黄色。透明度がとても高い。

口の中でしっかりとした甘みが広がり、梨山独特のフルーティーな味わいが喉の奥まで届くとてもよいお茶。アミノ酸がたくさん含組まれてますといった味わいは、でも、とてもさっぱりとしてまろやか。そして口の中に残る余韻はとても長く残るので、お茶会のファイナルティーとして最適。

きっとこのお茶を最後に回せば、口の中に余韻を残したまま、帰路につけるというものだ。値段が高いのが唯一の欠点。でも、それだけの価値はあるの茶だ。こういうお茶をじっくりと楽しむお茶会を、そろそろやりたいなあ。




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