中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
白牡丹
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香港の林奇苑茶行で買った白牡丹が終わってしまったので、一昨日仕事で六本木ヒルズに行ったときに英記茶荘で購入したのがこの白牡丹。

同じ味を期待したのは、同じような値段だったから。でも、残念ながら、違うお茶だった。ちょっと残念な気がする。どこがどうを違うか簡単に言ってしまうと、お茶の甘みと香りのよさの違いだろうか。

茶葉の見た目は、全く同じなのだけれど。こうなると、俄然と香港に行きたくなるから現金なものだ。先日、上海蟹茶会で、茶友の凸ぷう氏と香港談義をしたのもあるかもしれない。

ご隠居の温和な話し方と、奥さんの笑顔。目の前でのんびりと雰囲気も含めて楽しめる茶荘というのは、本当によいものだ。




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番茶の表情
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ftea主催のTW2004が、東京府中の郷土の森で開催された。

抹茶、紅茶、中国茶、日本茶と、いつものfteaのとおり、それぞれの茶会がまったりと進行した。中国茶はおいておいて、やはり興味深いのは日本茶席。日本茶といっても、単なる緑茶が出されるのではなく、土間で飲んだのは、さまざまな番茶。

でてきたのは、みまさか番茶、阿波番茶、京番茶、石鎚黒茶、碁石茶、加賀棒茶。
どれも、それぞれの個性がどーんとあって、とても面白い。

おいしさと、ちょっと引いてしまう味わいだとか、そんなものが渾然一体となって、それぞれの表情をちらりと見せてくれるのが、とても番茶らしい。

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一番癖の無いおいしいお茶が加賀棒茶。これは我が家でも定番のお茶だ。

京番茶もそれに近い。一保堂の炒り番茶だと、やや”焚き火”という味わいだが、今日のは田和園というところのお茶なので、ややおとなしい。

阿波番茶は、すっぱいのが特徴。このあたりは、碁石茶や黒茶など、四国のお茶の特徴だろうか。このあたりになると、清飲よりも、ちゃはり茶粥とかに向いていそうだ。

みまさか番茶は、この中でもなにか独特の味わいだった。表現しようが無いのだが、これはお茶か?と思うような因子をもったもの。

fteaの楽しさは、こんな様々な表情を見せてくれるお茶とであることだろうか。



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単叢のささやき
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眠い
眠たい
眠りたい

帰りたい
帰ろう
帰る

では、一杯の単叢をいただきます。






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茶葉の力
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茶葉は不思議な力を持っている。
人を癒し、人を元気付ける。
愛しい人との間を取り持ち、親しい人たちと会話させる。
なによりも、一杯のお茶が潤いを与えてくれる。
だから、僕は今日もお茶と対話する。




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どら焼ききざみ栗
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どらえもんではないけれど、僕はそうとうどら焼きが好きだ。そして相当の栗好きでもある。この二つが合わさってどら焼ききざみ栗なるものが目の前に出された日には、それだけでもう上等な気分でその日を過ごすことが出きるというものだ。

どうも今朝から熱っぽくて、「ああ、もしかしたら風邪引くかもしれない。」なんて感じているときだから、ちょっと仕事の手をとめて、お茶の時間に息抜きをする。あまり根を詰めると、のどに来る。喉にくると、そのまま、寝こむのが僕の経験から言える傾向。

だから、こんな時に、こんな御菓子は大層ありがたい。先日オフィスに来られた静岡県のHさんがお土産でもってきてくださった静岡の煎茶をいれて、一緒に楽しむ。ふうっとすいこむ香りから、このお茶の上等さがわかる。

おいしいお茶と美味しい御菓子は、お互いに邪魔をしない。特に、日本のお茶と日本の御菓子の相性は、本当によくて、お互いを引きたてる。

でも、きっと明日は風邪で寝こむな。なにしろ、舌の上で感じる旨味が淡い。熱のせいにちがいない。まあ、熱が出たら寝るしかないので、あきらめてじっとしていよう。



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普段使いの桃
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お気に入りの茶杯というものは、ついつい使いたくなるのが人情。でも、自分の分相応からいうと、値段の高いものは、なかなか普段使いできなもの。

じつは、この桃の茶杯は、台湾の陶芸家の蔡さんのもの。こんな小さな茶杯でも、絵柄の桃が非常に緻密に描かれ、素材自体も透き通るような白磁。

この茶杯は、僕のたいした事のない茶杯コレクションのなかでは、一二を争そう高かなもの。3つで一対になっている。

しかし、この茶杯、僕の普段使いなのだ。お茶道具は、芸術品だという人もいる。それはそれで、一理あるのだが、折角日常で使う器として生まれながら、ただ、飾られているだけでは可哀想なきもするので、ついつい、なにかある後とに取り出しては、手のなかで感触を楽しみ、そして茶を楽しむ。

まあ、こんな贅沢はないわけで、それはそれで、僕の茶のあり方ではある。



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上海蟹茶宴
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なかむらさん主催の上海蟹茶宴。恒例のとおり横須賀の朝廷さんにて。

昨年だけがAndyさんの実家の長江だったけど、それ以前はずうっとここ。

今回も雌の蟹で、卵も味噌もしっかりぎっしり。おすのあのねっとりとした脂ぎった味わいとはまた違った美味しさがある。去年よりも蟹の当り年なのだろうか。かなり上等な上海蟹にだった。

とくに味噌。これはもう半熟の黄身を数段濃厚かつ美味しくしたような味わいで、一度経験したら、毎年絶対に数匹食べないとやってられねーぜ!と思ってしまうほど病みつきになる。とにかくうまい。わき目も振らずたべるので、このときばかりは、みな口数が減る。しかたがないのだ。こんな美味しいものは集中せざるを得ない。

で、こんなうまい蟹を食べていると、欲しくなるのは、なぜかジャスミン茶なのだが、今回はだれも持参せず。

凍頂烏龍の中火のものを土瓶で入れてというダイナミックなお茶のサーブも、この茶宴の食事中の魅力ではあるのだが、なんとしてもジャスミン茶が欲しかった。なぜだろう。この手の料理は普通プーアール茶があうのだと思うのだが、安いジャスミン茶の出てくる中華レストランで上海蟹を初体験したからだろうか・・・。

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でも、なんでだろう。今回の料理は全ていままでの朝廷とはぜんぜん違う味わいではなかったか。個人的には、あの香港の味を忠実に再現している以前の朝廷の料理の方が好きだったのだが・・・。濃淡があまりなく、コクというか奥深さが感じられなかった。特にチャーハンはねえ・・・。

まあ、いずれにせよ、それなりに美味しい料理だったわけで、メインの上海蟹は清蒸だけなので、全体の味には影響がないのよしとしよう。

でもねえ、やはりAndyさんには早く復活していただいて、あのおいしいふるふる杏仁豆腐とふるふるマンゴープリンをたべたいものだ。どうしても、あの味をしってしまっているだけに、今回のマンゴープリンは、「うーん」で終わってしまった。

人間というのは贅沢にできている。おいしいものを一度食べてしまうと、それ以上のものが出てこないと満足できないのだ。でも今日の主役は上海蟹!には満足だったので、贅沢を言うのはよそう。

茶宴というからには、茶飲みの時間がなくてはならない。これも毎年恒例で、みな各自持ち寄った茶葉をそれぞれのテーブルで勝手に入れて、勝手に飲むというのが3時間ぐらい続く。今回は、Keijiさんが持参したFormosa Tea Connectionのお茶をメインに、高橋さんの持参された高橋銀峰とか20年ものの小沱茶とか僕の持参した安渓鉄観音、岩茶などをのんだ。

やはりさすがFormosaのお茶はちがうねえ。大禹嶺の野生茶はうまかった。飲み手の体力が万全じゃないとお茶に負ける。今日は満腹で、半分寝ているような状況だったので、完敗だった。

それにしてもおいしいものを食べて、おいしいお茶を飲んでと、なんと贅沢な一時だろう。でも、毎年止められない。






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クリームティーにマーマレード
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クリームティー。これはmiyaさんのCream Teaの記事を読むとすぐわかるが、イギリスのティータイムには欠かすことのできないスコーンとミルクティーのセットのこと。

本当は自分で焼いてもいいんだけど、今日は息子と遊びまくったので、なんだかそんな気分になれずに、近所のスーパーで買ってきたスコーン。

付け合せにクロテッドクリームがほしいところだが、miyaさんが堪能しただろうあんなにおいしそうなものは入手できず、とりあえずマーマレード。マーマレードは大好きで、甘いだけではなく若干苦味のあるのがよい。

だから、正確にはクリームティーにはなら無いかも。でも、スコーンと紅茶のセットをクリームティーというなら、これもクリームティーか・・・。

いま、お気に入りは、サンダルフォーのマーマレードかな。これはディンブラのミルクティーとてもよくあうと思う。でも、ここのサイトみたいに、こんなにあると迷うこと必死。

みなさんの好きなマーマレード、教えてください!





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秋にも龍井
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一年中緑茶を飲みたいと思う。そんな中で一番のめるお茶は、やはり龍井ではないかと思う。細くて華奢なお茶や産毛の多いお茶は、そのあたりから劣化して来るんでは無いか。しっかりと釜で押しつぶされている龍井だからこそ、保存にさえ気をつければ、かなりおいしく飲めるんじゃないかと思うのだ。

もちろん秋茶の緑茶もある。敬亭緑雪などの秋茶は、なかなかにおいしい。それでも、そんなお茶を入手するのはまだまだ難しい。そうなると、できる限り保存のよい緑茶を探して買ってくることになるのだが、春の旬のお茶のおいしさを知ってしまっているので、なかなか緑茶探しは難航する。

だから、そんな時には、龍井なのだ。これは比較的あたりはずれが少ないとおもう。秋にだって、おいしい緑茶がのみたいからね。



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Turn back the clock
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以前、中火(仕上げの段階で火の入れ方をやや強くして仕上げたもの。)以上の火入れのお茶はあまり好きではなかった。なぜかこのようなお茶を飲むと必ずといって良いほど、舌が荒れたり、胸焼けがしたものだった。それは多分、安い茶かいいかげんな火入をした悪いお茶だったのだろうけど、当時僕の嗜好として合わなかったといったほうが正しいかもしれない。

もともと、僕のお茶の原点は、こんな中火の安渓鉄観音だったはずなんだ。でも、いつのまにかだめになってた。

だから、専ら安渓鉄観音も高山茶も清香のものばかり好んで飲んでいた時期があった。やや青みの感じることが出来るこんなお茶は、当時流行の兆しがあって、たしかにその後、清香の茶は日本でももてはやされた。

安渓鉄観音もむしろ火入れの軽い仕上げをしたほうが、良いお茶なんだという触れこみで、そんなまるで荒茶のようなお茶が出まわるようになって、僕なども嬉々として飲んでいたものだ。

ところが、しばらく前から台湾でも香港でもなんとなく火入れの軽いお茶ってそのときは良くても、長く飲みつづけられないよねみたいなことが言われるようになって、こんどは、焙煎の方法に凝る方向にベクトルがぐぐっと傾いているような気がする。

たぶん、台湾の2000m近い高い場所で作られる阿里山や梨山などのお茶の場合は清香の方が茶葉の性質にあっているのかもしれない。じっさい、三宝園の春子さんは、「濃香は梨山も阿里山もプライドがありますので、作りません。」という。

でも、安渓鉄観音や凍頂烏龍などの茶葉は、むしろ温故知新とでもいうように、こぞって古味の火入れをするようになっているような気がする。「昔はよかったのに」とか「昔にもどろう」とかそんな感じか。

最近の茶農の茶の作り手はみな若い人が多くなったそうで、そんな彼らは清香のお茶で育ってきた世代。なのに、なんでそんなトレンドが起こったのか不思議なんだよね。もしかしたら、じいさん達は昔のお茶の方がよかったなあということになったのだろうし、若者たちは、じいさんたちが昔のお茶といっている奴って、ちょっと新鮮ジャン!ということになったのかもしれない。(笑)

そこで、去年ぐらいから意識して中火のものを飲み始めているのだが、今まで感じていたような中火のお茶に対するアレルギーというものはすっかりなくなっていて、実においしいと思うのだ。つい先日も、清香系の凍頂烏龍と中火の凍頂烏龍の飲み比べをやったのだが、ともすると中火の凍頂烏龍の方が深みがあって、香りも各段によかった。

昔から中火以上のお茶が好きだった方には、いまさらと言われてしまうかもしれないが、そんなこんなで、最近ではすっかり中火のお茶に嵌っている。

いま一番のお気に入りが、春風秋月の香港らしい鉄観音の味わいがする「古方焙煎 安渓鉄観音」。秋茶も届いたようなので、もう少し火入れが落ち着いた頃にじっくりと味わいたいと思う。そうそう、僕がお茶に嵌り出した頃に飲んでいた香港の鉄観音って、みんなこんな味わいだったんだよね。

なんだかお茶を飲んでほっとするというのも不思議なものだけど、やはり僕のお茶の原点は、香港系の安渓鉄観音なのだなあ。






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これは・・・
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またかー!と思った人、ごめんなさい。こ、これは、見た目はこれにそっくりなんだけど、これではないのだー!。

でもねえ、お茶なんだな。そう、紅茶好きの人ならすぐ解る。これは僕がミルクティーにするときに使うアッサムのCTCだ。

CTCとは、Crush(砕く)Tear(裂く)Curl(丸める)の略。この3つの動作を一度に行なう機械があって、それで製茶されると、こんなころころとした丸い茶葉ができあがるのだ。もともと、ティーバッグ用に開発されたと聞いたが、煮出してミルクティーにするには最適なお茶だ。

特にミルクたっぷり、砂糖たっぷりのあまーいミルクティーにするのがよい。

CTCはケニアも好きだが、やはりアッサムが一番。こんな台風の夜には、ミルクティー片手に好きな本でも読むのがよいものだ。

P.S.今日、オールアバウトのWebマガジンFor Fで中国茶の特集記事書きました。よかったらみてくださいまし。
http://allabout.co.jp/F/s/041020/?FM=ftop




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栗茶会
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TCC10月の定例会は、栗の御菓子を持ち寄って、岩茶を中心に飲むというお茶会。場所は、最近恒例の春風秋月

栗の御菓子を一人一品持参のことという条件をつけたら、見事にみんなばらけて持参。
しかも、和菓子に集中するかなとおもったら、洋菓子類もあって、とても楽しかった。

この季節、栗ははずせない。
個人的にも栗は大好きなので、こういう茶会だったら、何はともあれ、時間を作って参加するぞ!という感じだ。

集まった御菓子は、
 くりきんとん
 栗伊達巻
 栗の渋皮煮
 くりジャム+クラッカー
 栗のカップケーキ
 マロンコンフィッツ(栗のシロップ煮)


くりきんとんは、中津川のもの。この季節絶対にはずせない。栗伊達巻というのは奈良の御菓子やさんのものらしいが、初めて食べた。これはなかなかめずらしい。

栗の渋皮煮も定番メニュー。栗の渋皮にといえば、それが中に入っているグランクリュのマロンパイを持参したかったのだが、今回は断念。

くりジャムというのもなかなかおいしい。これは斑尾高原のジャムだった。

それから、洋菓子。栗と生クリームとスポンジの感触というのがなかなかよくて、これはうまい。
もともと、モンブランが好きなのだが、なんだか栗と生クリームというのはなんとも相性がよいものだ。

そしてマロンコンフィッツ。これは栗をシロップ漬けにしてあるもの。マロングラッセのようでもあるが、マロングラッセよりも柔らかくておいしい。ケーキの上にのせても良いし、そのまま食べてもおいしい。


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これらの栗の御菓子に、岩茶を合わせた。
香香の遠藤さんに送ってもらった鉄羅漢、肉桂、のーとみさん持参のかめきちさんのところの大紅袍などなど。

RIKOさんが届けてくれた500年の茶樹から作られた鳳凰単叢は、久しぶりにおいしい単叢を飲んだという感じだった。

それから、Andy師がご馳走してくれた、届いたばかりの秋茶の鉄観音。焙煎の仕方が古式のやりかたなんだとか。たしかに、昔風の感じがした。Andy曰く、「これは僕が小さかった頃、ママが飲ませてくれた鉄観音の味と同じなんだ」。なんだかとても嬉しそうな顔だった。

それにしても、岩茶といえども、それぞれ、表情が違って、栗とのマッチングもまたそれぞれ。やはり鉄羅漢すきだなあ。

ということで、来月は何をしようか。



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お茶の薀蓄
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確かに、中国茶に嵌った理由は、「とても香りが良くて、おいしかったから」だけだった。当時はまだ回りに、そんなに薀蓄はころがっていなかったので、結構すんなりと入って行けたかもしれない。

ところが、「ほんわか茶飲み日誌」のカワスギ・ヒロエさんの書かかれた文を読んで、なるほどなあと、思ってしまった。

中国茶については、
細やかにいろいろのことが語られているようで、
ビギナーにとってはズバリ、
先人によるそのうんちく堆積の気配が重い。
中国茶の上にうずたかく積み上がったうんちく山が目に入ってしまうと、
「これ掻き分けないと、そこに埋まっているお茶には出会えないわけですか。とっても大変そう。」
そんなふうに感じちゃうんですね。


そうかもしれないなあ。薀蓄を傾けている先人として、やや反省(笑)。

でもねえ、中国茶って、なんか知らないけど語ってしまう部分ってあるんだよね。自分では薀蓄を傾けているつもりはないんだけど、「中国茶なんて、おいしければいいんですよ。」なんて言ってること自体、すでに薀蓄を傾けていることになっちゃうのかも。

何事にも薀蓄は付き物。例えば、栗の御菓子のことについてだって、「おいしいねえ」とか「秋はやっぱりくりきんとんだよね」なんていう言葉から出発しても、その先には、「栗はやっぱり中津川だよね」とか、「くりきんとんといったら、やっぱすやだよね。」とか、さらには、「すやのくりきんとんは、そのときの栗の状態にあわせた砂糖の加減がいのちなんだよな」なんていう薀蓄も傾けられてしまうので、これは中国茶に限ったことではないはずである。

では、なんで、中国茶は薀蓄がこんなに沢山あちこちに転がっているのか・・・。多分、それは茶葉の多様性、茶文化をめぐるさまざまな事象(茶器だの茶芸だの、歴史だの・・・)があまりにも沢山あるからではないかと。

だから、いろんな人がいろんな切り口で、お茶を巡る様々な思いを語りたくなってしまうということなのではないかと思うのだ。

是非、ビギナーの人は、そんな薀蓄の山に臆することなく、ともかく近場から攻めてみて欲しい。それこそ、エベレスト級の薀蓄が遠くにそびえたっていたとしても、山登りをはじめる人は、いきなりそんな高い山を目指さないでしょ。まあ、高尾山ぐらいから初めてみてもらうということで、どうだろうか。

飲んでみないとはじまらないからね。中国茶は。

ちなみに、この画像は、安徽省の黄山茶区で作られる工芸茶。
「孔雀開屏」という名前のお茶で、湯をさすと、次第に孔雀が羽をひろがるのだ。
茶を鼻、口、喉だけではなくて、目からの楽しんでしまおうという工芸茶の傑作。
味わいもなかなかのもの。

こんな薀蓄なら、いかが?



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凍頂烏龍茶飴
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台湾でならありそうなこんな飴。きっと去年の花粉症騒動?!のときに、考え出されたんだろう。たまたま行ったスーパーに売られていた。

凍頂烏龍茶から抽出したエキスに12種類のハーブエキスを混ぜ、さらに紅茶エキスを混ぜている。まあ、普通ののど飴と思えば、よいかもしれないが、どうせなら、凍頂烏龍の味わいをもっと前面にだしてほしかったなあ。

NOBELの商品。

(たまには、こんなネタもいいか・・・。)



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ふわふわミルクティー
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土曜日の午後になると、家族で「お茶しよう!」というのが合言葉のようになっている。残念ながら、僕の住んでいる南大沢周辺は、あまりこれといったお店がない。だから、いつも、モスバーガーとかになってしまうのだが、今日は息子のゲームを探しに多摩境までいったので、ペス・ドュ・ミュゼというカフェにいった。

ここは、天然酵母のパンも売っているお店で、とても雰囲気がよいのだ。ちょっとだけ値段が高いのがサラリーマンにはつらいところだが、ついつい「おいしいものならいいやね」と、お店に入ってしまう・・・。

で、今日はフレンチトーストと、それからキャラメルマキアートのようなコーヒー。ここのフレンチトーストは、アイスクリームが乗っていて、とてもおいしい。それに、パンやベーコンの入ったサラダもハニーマヨネーズとかバルサミコのドレッシングなどが選べてうれしい。

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ところで、このお店にくると、たのみたくなるのが「ふわふわミルクティー」。泡の威力はなんでも丸くするのだが、ちゃんと淹れた紅茶にフォームドミルクを入れたミルクティーがこのふわふわミルクティー。

ほんのりと丸く、おいしく仕上がる泡のミルク。今日みたいなちょっと寒い日は、こんなミルクティーを、両手を暖めながら飲むのがうれしい。




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絶妙な味と香りのバランス-鉄羅漢
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岩茶房の左能さんの本で読んだ記憶があるのだが、岩茶の中には香り系のお茶と味わい系のお茶があるという。
香り系といえば、なんといっても、肉桂とか白瑞香、そして鳳凰水仙などが思い浮かぶ。花のような華やかな香りが魅力だ。

一方で、味わい系のお茶の代表としては、四大岩茶が揚げられるのではないかと思う。四大岩茶といえば、もっとも有名な大紅袍から始まり、水金亀、白鶏冠、そして鉄羅漢の4つである。

大紅袍はもう説明するまでも無い。でも、いつかこのblogでも取り上げるときがあるかもしれない。水金亀は、どっしりとしたボディーのある大人の味わいのお茶である。やや柑橘系ともいえるような味わいが楽しい。白鶏冠は、今ひとつとらえどころがないような感じ。味わいや香りの表情がころころと変わる。少女から大人に変化していく時期の女性のような、そんな感じだろうか。

そして、鉄羅漢。

甘みもあるし、香りの表情がとても豊か。そして、なによりも、その香りと味わいのバランスが絶妙なのだ。何煎も何煎もその味わいが続く。じっくりと茶肝をこわさないように静かに茶壺に湯を注ぎ、この至福の玉露に酔いしれる。

きっと岩茶の中で、僕は一番鉄羅漢が好きなのだろう。




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深センの三島中心で茶葉をあさる
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深センの「茶葉世界」については、こことか、ここで紹介したが、深センには、もう一つ大きな茶葉市場がある。深セン駅から茶葉世界のあるビルを通り越して更に建設路を進むと、大きなビルがある。でかでかと茶の垂れ幕がかかっていたので、多分だれでもすぐ分かるだろう。

このビルの二階に小さな店がひしめき合っている茶葉市場があるのだ。「中国茗茶○○」とかかれてあったが、良く読めなかった・・・。

エスカレーターで2階にのぼると、本当にお店がひしめき合っているという感じだ。茶器だけを並べる店もあれば、プーアール専門店もある。もしかしたら茶葉世界よりも店の数は多いかもしれない。


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これだけ店が並んでいると、一体どこへいけばいいんだ???という状態になる。中国語の出来る人だったら、どんどん臆さずにお店の人に声をかけよう。

でも、おもしろいのが、お店によって対応がまちまちなこと。「ねえ、みていってよ!」とか「新茶とどいてるよ」なんて声をかけてくれる(もちろん中国語だ。僕の場合は、まるで中国語がだめなので、一緒に行った人にこの辺はお任せ。)お店もあれば、いかにも中国だなあと思わせるように、店内にスタッフが数名固まって、こちらには見向きもしない店など。

やはり中国語は出来たほうがよいなあと、こんな時思うのだ。人の良い中国の人もいるので、そんな人にあたると、とてもうれしい。ついつい、店の端から端までいろいろと物色して、面白いものはないか探してしまう。まさに「茶葉をあさる」という状態。

もちろん、良いものも悪いものもある。こんなときは、自分の舌と鼻だけがたより。商売をするわけではないので、良いお茶を少量欲しいだけなので、お店にとっては良い客ではない僕に、「そんなこといいのよ」と茶を進めてくれる小姐。いやあ、本当に嬉しいものだ。

是非、深センにいったら、三島の茶葉市場にも足を伸ばして欲しい。なにか面白いものが見つかるかもしれない。


■ 深[土川]市羅湖区建設路1076号 三島中心 2F



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蔵茶
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これは緑茶になるんだろうか、黒茶になるんだろうか。四川省雅安で作られる固形茶である。蔵茶という名前のとおり、おもに西蔵方面へ送られているお茶らしい。

四川省では、むかしから重慶(いまは四川省ではなく独立行政区になったが)沱茶が有名なので、固形のお茶を作っているのは知っていたが、このようなお茶も作っているとは、ちょっとおどろいた。

何を驚いたかというと、このお茶、なんと蒙頂山の茶葉で作られているのだそうだ。しかもその茶葉を一年程度寝かせてあるのだとか。蒙頂山といえば、かの有名な蒙頂甘露とか蒙頂黄芽とか有名なお茶を輩出しているめちゃくちゃ古くて有名な茶区だ。

どのような理由で、そんな有名な茶区でこのようなお茶が作り出されるようになったのか、そんなことに興味と驚きを感じているわけだ。

味はおしてはかるべし。見た目だけでも分かるというもの。キャラメル大の大きさのこのお茶を一つ蓋碗に放りこんで湯をさすと、なんとも「蔵茶」の名前にふさわしい茶が出来あがる。やはりミルクは必要かもしれない。(苦笑)

まあ、面白いお茶といえば面白いのだが、普段飲むことのないお茶である。







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普[シ耳]茶専用刀
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普[シ耳]の餅茶などの固形茶を削る時に使う道具は、以前ここでも紹介した。

じつは、この何かの実をかたちどったものも、普[シ耳]茶専用刀なのだ。実についている葉っぱのような部分を引き出すと、「斧」という形の刃が出てくる。見た目はかなり恐ろしい。まあ、刃はペーパーナイフぐらいなので、これで手を切ってしまうという危険性はないのだが、いきなり目の前に出されると、ちょっとひるむかも知れない。

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こうやって刃を出して餅茶を削るのだが、丁度ナイフを広げたように持てるのは握り具合が良く、なかなかの優れものだ。

普シ耳茶を削るときには、実はソムリエナイフが一本あるととても具合がいい。手の馴染み具合などもほどほどでよい。

ところが、この専用刀は、さらに専用に作られているだけあって、先の尖り具合とか、斧の刃に見える部分で茶葉を層にそってめくるときも、なかなかに使い勝手が良い。

もちろん、表面がかちかちになってしまっている沱茶や磚茶を崩すのは難しいが(これも裏側や側面の溝にそって削ってやれば、結構削れるものなのだ。)、餅茶なら、使い勝手が良い。

がしかし、そんなに何枚もの餅茶を崩すわけではないので(我が家にある10数枚の餅茶は、新しいものが多いので、手でも崩れる。古いものも手で崩れる。)、いつも持ち歩くわけではないが、一本持っていると結構便利である。

これは、中国本土のお土産。




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老鷹茶(Lao in Cha)
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一応、お茶の部類として分類はされているものの、これは非茶之茶である。

感のよい人はもう気が付いたかもしれないが、そうなんである。つまり、これは樟科(クスノキ科)の植物の葉っぱに付く虫の糞なのだ。

よく本などには「虫糞茶」などと紹介されているが、まさにそのとおり。

四川省雅安では、これが肌によいということで、普通に飲まれているらしい。

僕ところにこれを送ってくれた名古屋のRIKOさんによると、お茶に添付されていたメモ書きは、かの「中国国際茶文化研究会」の秘書長の姚國坤さんの手書きらしい。それだけで価値があるぞ!このメモ書き!

たしかに何年も前にRIKOさんのところで飲んだが、なんとなくプーアールのような味わいだった。しかし、こうやって拡大してしまうと、ちょっと飲む気がしなくなる。

で、どうしても飲んでみたいという方は、香香さんに問い合わせてみてほしい。たしかおいてあったはずである。

是非、茶さるさんにお見せしなくっちゃ!(笑)






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姪っ子の誕生日
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今日は姪っ子の20回目の誕生日である。もうそんなに時が経ってしまったのかと、まったくもって時間は早く流れるものだ。
僕がNYで暮らしていた15年ほど前、彼女もニュージャージにいて、一緒にクリスマスやキーウエスト、ディズニーワールドなどを楽しんだものだが、その姪っ子もいまや成人。そして中国茶好き。

そんな彼女の誕生日プレゼントは、前から気に入ってた周菊英女史の茶壷と、紫砂の茶海、そして台湾のお茶をプレゼントした。

じっくりとお茶を楽しんでほしいのもだ。



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香港風馬拉[米羔]
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先日、オールアバウトに香港風馬拉[米羔]のレシピをUPした。香港で長年生活していた友人に教えてもらったレシピだ。でも、あそこで使った写真、どうみても蒸しパンだよなあ。

本物の馬拉[米羔]って、もうすこしなんというか、こう色が付いていないか?

で、しらべてみたら、「醤油」で色をつけているレシピというのを発見した。⇒ ここ

うーん、なるほど、中の素材は香港特有のエバミルクとカスタードパウダーが無いだけで、ほかは同じ。で、やはりこの醤油というのがみそなのだろうか(材料は同じ大豆。でも醤油は味噌ではないのだが。)。

醤油の色と味がコクをつけそうではあるのだが、どうだろうと、やってみた。うん確かに色はよくなったぞ。味にそれほど影響が無いこともわかったので、こんどは醤油をプラスしてみようか。

ところで、この馬拉[米羔]に合うお茶として今一番よいと思っているのは、おいしい白牡丹。林奇苑茶行の一番値段のよかった白牡丹は、これにとてもマッチする。白茶というと味わいが足りないと思ってしまうのだが、この林奇苑茶行の甘みのあるしっかりした味の白牡丹なら、馬拉[米羔]に負けずにマッチするのだ。

なんだか、このところ、お菓子作りにはまった女子中学生のようだなあ・・・。(笑)




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ボンビージャ
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マテ茶。ジェルバ・マテというのが正式名称らしい。南米インディオの「ひょうたん」という意味のハーブだ。マテの灌木から取れる葉と茎を取っ手、軽く火にあぶってからじっくりと乾燥させたのち、砕いて湯を指して飲むのだ。

そのときの飲み方がまた面白い。グァンボというそれこそひょうたんをくりぬいたような容器とボンビージャ(画像参照)という先端に茶漉しのついた金属製のストローを使う。

伝統的な飲み方は、グァンボにマテ茶を6分目程入れて、そこに湯冷ましの水を2分目位入れてから、ボンビージャを差し込んで、さらにそこに沸騰した湯を注いで飲むのだ。

ふつうなら、茶漉しを容器の方につけるのだが、何で茶漉しをストローにつけてしまったんだろう。とても面白い。容器に細かく砕いた茶葉や茎が入ってれば、それを別の容器にあけて、そこから飲むということになるはずだったのに、茶漉しつきのストローを突っ込んで直接飲んでしまえ!という発想がなんともおおらかだ。

そのまま飲む飲み方が苦手な場合は、そこにレモン、ハチミツなどを加えてもおいしいのだそう。こんどやってみようか。

でも、このボンビージャ、ちょっとほしくない?








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疲れたときには茶粥を食べよう!
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今週は、なんだか会議ばかりで、とても疲れてしまった・・・。

会議の席上で、趣旨を説明し、資料を解説し、それに対して意見を引き出す。発言が少なければ適当な人間に発言を促し、話しの間をつなぎ、そして、結論を導き出す。そんなふうに議事を進行し意見調整するのが僕の役割。

まあ、場数をこなせば、そんなに苦労する事はないのだが、それでも、気を使う参加者が沢山いると、かなりのエネルギーを費やす仕事であることには間違いない。

あらかじめ、議事の流れを頭の中で考え、実際にそんな流れを作り出さなければならないので、そのための事前準備は不可欠だし、自分の手の届かないところに議論が流れていかないように、常に一言一句、相手の話す内容を適格に捉えなければならない。

ところが利害の対立する人が沢山参加する会議がこのところ多くて、一つ会議をするとグランド10周を全速力で走ったような疲労感が・・・。でも残念ながら、運動をした後のような快い疲労感であることが少なくて、ぐったりという感じの場合が多い。

だから、食欲も減退して、にもかかわらず馬鹿食いするので、やせるどころか、またこのところ体重が増え初めている。

そんなときには、絶対にanomaに行って、石鎚黒茶とか碁石茶の茶粥を食べるのが良い。

素朴な味だが、とても身体に染み込むのだ。身体の中からぽかぽかする。沖縄の塩を少しだけぱらりとかけて、あつあつを少しずつ頂くのがとてもいい。これを食べ終えると、うっすらと汗をかいて、心も身体も軽くなるから嬉しい。

anomaには、そのほかに、四国の郷土料理などがいろいろとあって、酒のみなら本当に嬉しい店だ。もちろん、そうでない僕のような人間にも嬉しい料理が沢山ある。

疲れてしまったとき、心も身体も元気にしてくれる茶粥、また食べにいきたいものだ。




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金木犀の咲く頃に
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秋がだんだん色づいてきて、風の中にも秋の香りが立ち込めるようになった。
秋の香りといえば、記憶の中によみがえるのは、やはり金木犀。

高校に通う道すがら、金木犀の木が何本か植えられていて、秋になると小さな花が一面に咲いていた。秋のコンサートに向けて、ギターの練習を部室にこもってしながら、時々窓から入ってくる金木犀の香りにふと、思いを飛ばしていたあのころ。

そういえば、このコンサートは、いつも学園祭の後に開かれていたっけ。オフコースだの、だれかのオリジナル曲などを、一人で引き語りしてたのは、高校2年の頃。そのすぐ後、僕は写真部に移籍した。でも、少女マンガばかり読んでいる不真面目な部員だったなあ。当時の写真で残っているのは、戸隠牧場で撮影したマホ先輩とチズのポートレートだけ。

そういえば、高校2年の学園祭は、クラスの皆と映画をつくった。監督は今は警察官になっているはずの花輪。助監督が大山と僕。いまもまだ使われている「公孫樹祭」という学園祭の名前を考え出した宍戸の家に泊まりこんで撮影した8mmを編集したんだっけ。代わりばんこでカメラ回して、音撮りをして、なんどもNGだして。みんなで大笑いしながら、 楽しんだっけ。主役の水上とか、籾井とか、みんなどうしているんだろう。

あのときの映画に使ったバラード曲がイーグルスの「ならず者」だった。何故かこの曲が僕には金木犀と関連付けられている。映画を撮って歩いていた時は夏の終わりだったので、直接この曲とは関係がないはずなのだが、案外記憶なんていいかげんなものかも知れない。

それでも、金木犀の香りに誘われて、秋にはときどきそんな思い出を引っ張り出しながら、高山茶を飲む。ずいぶん遠いところまできてしまったんだなあ。




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お茶で黒豆を煮る
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凍頂烏龍を濃い目にだして、そこに黒豆を一晩。
そして和三盆を入れて煮ること数時間。

コトコトと煮える黒豆。
お茶の香りも溢れ出して、ほっこりと仕上がる。

「デザートを作る」ということが、癒しだと感じた数時間だった。




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梨山高山茶
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久しぶりに、大好きな梨山を飲んだ。最近入手した小さな茶壷でじっくりと何煎も。
梨山が好きなのは、そのリリカルな味わい。

同じ品種を使っていながら、他の高山茶とは明らかに違う味わいなのは、梨山の風土がこのお茶を生み出すから。

そろそろ冬茶の声が聞こえてくる頃。
今年のお茶はどんなお茶にしあがるのだろうか。
地球温暖化の影響で、気候が世界規模で狂ってきている昨今。
お茶もいろんな意味で影響を受けているにちがいない。

でも、出来れば美味しいお茶がのみたいものだ。



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清間茶會-秋茶會
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2001年に結成された女性だけの茶藝集団「清間(日ではなく月)茶會」。今年もまた秋茶会が開催され、取材に出かけてきた。年々規模が大きくなり、メンバーも多くなり、とても立派な茶会になっている。

代表の禰津さんは、相模大野の「東方美人」のオーナー。そして今日の総合司会をされた山田さんは、陸羽で日本初の泡茶師を取得された方。陸羽茶藝中心や天仁茶藝文化基金会で学んだ茶藝をベースに、彼女たちならではの茶藝を披露してくれるのだ。

このイベントの目玉はなんといっても四序茶会。四季の移り変わりを見事に表現した茶藝は、なんど見ても背筋がピッと伸びてしまう。

毎回参加させて頂いているお茶會だが、今回はちょっと遠い席からの見学だったので、個別の席の茶人のお手前についてはコメントは出来ないのだが、新人と昔からのメンバーの手さばきの違いとか、そんなことが見て取れて、これもまた面白かった。

茶会に参加した人のほとんどが女性だったのをみても、この手の茶芸は女性に人気があることがよくわかる。普段美味しければ良いんだなんていいかげんな手前でお茶を飲んでいる僕も、こんなときだけは、きちんとした気持ちになってしまうのも、なんだか不思議なことだ。

昨年の夏茶会のような、個別のお茶をブースで出すという趣向も僕はすきなので、是非、再現して欲しいなあと思う。そうすれば、もっと多くのメンバーのお手前も拝見できるだろう。

是非、次回も素敵な茶藝を見せてもらいたい。こんな活動をしている集団はあまりないので、是非とも頑張って欲しいと思う。




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桂花の季節
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家族で買い物にでたら、あちこちで金木犀の香りが漂い始めていた。
自転車を止めて、香りの元を探すと、まだ蕾?というような小さな金木犀の花が咲き始めているのを発見した。

まだ、こんな蕾みたいな状態なので、とてもよい香りがする。
徐々に、香りが強くなっていくのだろう。

桂花の乾燥させたものを、高山茶の上に振りかけて、自家製の桂花烏龍茶作って、そろそろ飲みたくなっていた。
もう、秋なんだね。




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秋の気配
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オフコースの歌を聞きながら、少しばかり時をさかのぼってみた。

夏から秋に向かう季節は、時として思い出の中では
重要な位置にあったりする。

熱かった夏が終わって、気持ちが少しずつ沈静化していく季節。
そんな季節だからこそ、
心に残る思い出が多い季節なのかもしれない。

そんな中でいつも思い出すのは、秋の北八ヶ岳。
麦草峠のワインディングをSR400でドコドコと走り回ったあのころ。
かばんの中にはいつも山口 耀久の「北八ヶ岳」が忍び込ませてあった。

オープンフェイスの赤いヘルメットをサイドミラーに引っ掛けて、
峠付近の草原をふらりと歩いたり、
夕暮れの山並みをぼんやりと眺めたり。

ぽっかりと空いてしまった心の穴を埋めることができないまま、
甲斐大泉にあったペンションの暖かい空間に身をおいて、
心を暖めたあのころ。

あれから20年。
こんな秋の気配の中で、今では白芽奇蘭を飲む。
たまには、こんな風に、思いを過去に飛ばしてみるのもいい。



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