中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
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グラン・クリュの栗のお菓子
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毎年栗の季節になると、グラン・クリュ(多摩市落合 TEL 042-376-0141)の栗の御菓子を食べないと秋が終わらない。今年はいつもよりもめちゃくちゃおそくなってしまって、もうそろそろ栗も終わりかという今ごろになってしまった。

栗のお菓子はいろいろあるのだが、今年は新作ケーキも出ていてうれしいぞ。

で、まず、ここのモンブランを試して欲しい。クリームがそのまま栗を絞ったんじゃないかというほど濃厚だ。栗の味そのまま。栗好きにはたまらない。なんとなく栗の味わいがするというような軟弱なモンブランとは大違い。

それから新作の栗のケーキ。こいつはパイ生地の上にくりの餡とクリーム、そして上にチョコレートとくりが乗っている。こいつもうまい。2つ3つならすぐに行けてしまいそうだ。

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そして特筆すべきが、この「マロンパイ」。どうだ、この栗の大きさ。渋皮煮のマロングラッセがどどーんと入っている。栗だけでもいいぞ。もちろん、パイとのマッチングも良いのだが。焼き菓子なので日保ちがするし、常温保存が原則だ。

食べる時に、オーブンで少しだけ焼いて食べてもおいしい。こいつには非常に香りの高いダージリンのオータムナルがベストマッチング。ああ、毎日一個食べたいぐらいの絶品なのである。




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お茶のご飯
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今月の頭に静岡へ行った際に食べたお弁当。そのまんま「茶めし」という名前がついている。緑茶+抹茶で炊きこんだご飯なんだそうだ。

おかずの方はいわゆる幕ノ内弁当と同じなのだが、このお弁当の特筆すべき特徴は、そのご飯の味と、ご飯の上に乗せられている茶の葉っぱ。

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このご飯は、さらりとしていた。炊き立てのあつあつに、ほんのすこしぱらぱらと塩などをかけたらもっと美味しかったに違いない。残念ながら、お弁当なので、贅沢はいえなかった。

茶葉もそのまま食べてしまえるのがうれしい。こういうお弁当、もうすこし知れ渡ってもいいのになあ。




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午子仙毫
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午子仙毫は、陝西省漢中市西郷県で作られる緑茶だ。名前のとおり、白い産毛が仙人の鬚のように生えているのが特徴。、「午子」というのは、このお茶を作っている企業が付けたいわゆる「ブランド名」。では、このブランドはどのように漬けられたかというと、どうやら近辺にある山の名前らしい。

西郷では、古くからお茶が作られてきたらしく、文献では「秦漢の時代」から茶業が始まったというが、真偽の程はふめいである。それでも、 唐の時代に入ると。陸羽の茶経にも出てくるので、それなりの産地だったのではないだろうか。いわゆる皇帝への献上茶だったらしい。まあ、当時のお茶とこのお茶では、相当な違いがあっただろうが。

この地域は、本当はお茶よりも「朱鷺」で有名なのだ。たしかにこのお茶を買った時にいれてくれた袋には、朱鷺の姿が描かれていた。

さて、このお茶は、世界お茶まつりに出展していた漢中のブースで販売していたもの。30g程度の袋に入って500円。この品質でこの値段はめちゃくちゃ安くないかい。たぶん、デモンストレーション用だったのだろう。

お茶の袋には、「 北緯33度の秦巴山地に位置し, 海抜800--1200メートルで、四季の降雨量が豊富し、気候が暖かくして、中国で一番北よりの茶産地」であることが書かれている。

この地域で作られるお茶が、いわゆる「午子緑茶」と呼ばれるのだが、その中でも清明の前に摘まれた芽のお茶を「仙毫」と読んでいるようだ。そのほかにも30もの品種・等級があるらしい。


中国緑色食品に認定されいるので、パッケージにその印がついている。また、「中国国際茶博覧会金賞」、「中国公認銘茶」、「中国名茶」、「陝西省名茶」、など多くの賞も取っているらしい。

実際に飲んでみると、白茶のような淡い味わいながらも、口に残った味わいには、妙に緑茶らしいメリハリが感じられる面白いお茶だった。芽のお茶らしく香りは淡いが、強いお茶ということなのだろう。

陝西省午子緑茶有限責任公司というところで販売されている。



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高山茶の焙煎について
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日本だけではなく、台湾でも高山茶に焙煎を施すことが多くなってきているように感じられる昨今。

以前は高山茶といえば「清香」が当たり前だった。ところが、茗心坊の茗心茶皇(これは梨山に焙煎を施したもの)や竹里館の黄さんの阿里山などがその典型だろうか。それぞれ自分の思うやり方で、焙煎がかけられている。

日本でも、台湾烏龍茶の代表的な専門店であるFormosa Tea Connectionでも、好みの味わいに焙煎を行っているのだ。

では、高山茶の産地でそもそも中火のものが作られているのだろうか。これは以前から気になっていたことなのだが、どうやらそうでもないらしい。とある茶農家の人にきいたところ「高山茶の作り手は、茶葉そのもので勝負するので、焙煎をかけることはプライドが許さない」のだそうだ。

たしかに、清香でも十分行けているお茶も多い。でも、人間の嗜好は本当に多様だから、様々な味わいが底から生まれてきてもよいのだろう。

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で、ちょっとはまってしまったのが、「春風秋月」の杉林渓。これは、Andy氏が台湾で買いつけた杉林渓を香港で焙煎させたものだと聞く。たしかに、香港らしい焙煎の仕方がなかなかよろしい。僕の場合は、香港でお茶に嵌った人間なので、香港風の焙煎は馴染みやすいのだ。

近年、香港でも様々な台湾茶を販売していて、茶藝楽園の陳老師に3月にご馳走になった凍頂茶王というお茶は、陳老師が指導して香港で焙煎させたお茶なのだそうだ。

高山茶の焙煎は、時として、本来の高山茶の持つ清らかな味や香りを消してしまう危険性もある。だから、焙煎は非常にリスキーな行為だともいえる。それだけに、焙煎をする場合神経を使うのだと思うが、それなりに技術をもった人たちの手にかかった焙煎だと、また今までとちがう大きな魅力がそこに加わるような気がする。



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新茶とお茶請け-チーズとレーズン
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Tokyo中國茶倶樂部、11月定例品茶会は、いくつか届いた安渓鉄観音の秋茶などを飲みながら、各自持参したお茶請けを楽しむお茶会。会場は、今回も春風秋月

最近はすっかりお茶会になってしまっているなあ。まあ、それがまた楽しいので、当分はお茶会になってしまいそうなのだが、来年はすこしまた実験とかいろいろとやってみたいものだ。

で、今回飲んだお茶は、冠軍茶王2004年秋茶、黄観音(岩茶)、6号(岩茶)、午子尖毫、樟樹湖烏龍茶、焙煎杉林渓高山茶、紅印散茶、福寿山野生茶など。他にもいくつか安渓鉄観音の秋茶があったのだが、ついついお茶請けに話題が集中してしまったので、飲みきれなかった。

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で、今回のメインのお茶請けは、チーズ。しかも国産のとてもおいしいチーズだった。これは青柳敬子さんが持参してくれたもの。北海道のクレイルのもの。ナチュラルチーズのおい古味おい古味ブルーは絶品だった。こいつはじっくりと2ヶ月ぐらい寝かせると真ん中がとろりとなって、さらにおいしいのだとか。是非たべてみたい。

このチーズと何種類ものレーズンがとてもマッチした。これには、やはり岩茶とかプーアールがとてもおいしい。特に紅印散茶がおいしい。これは、もう罪ですよ、Andyさん。

次回は、もうこうなったら自分の好きなお茶とそれにあうお茶を各自持参すること!という指令をだしてしまおうかと思っている。

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他にも、柿の姿をした和菓子や京都の抹茶クッキーなど、たくさんのお茶請けがどどどーんとならび、もう、話題もあちこちに。先日の青柳さんのテレビ出演裏話などもいろいろと聞けて面白かった。

月に一回、こういうお茶会ができるのは、うれしいことだ。



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無印良品の中国茶
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無印良品の中国茶は、すこぶる評判がいい。のーとみさんのblogによると、有楽町のお店ではなんと種類が80種類もあるのだとか。確かに僕の家の近く(橋本)の無印良品にも、数種類だが定番のお茶がそろっている。

それにしても、どうしてこんなに無印良品は中国茶に力を入れたんだろうか。ブームだということもあったのだが、無印良品がターゲットにしたコア層にマッチするという判断があったのだろうか。

で、無印良品がこれから伸びようとしている時期に良品計画という会社の名前を知った。無印良品を展開している会社が、この良品計画だった。

良品計画は1995年の8月にJASDAQ上場を果たしたが(今は東証二部)、当時JASDAQの審査などにもかかわっていた僕自身、この会社の中身をいろいろと点検審査したことがあった。そのときの取り扱い商品にたしか中国茶はみあたらなかったはずだ。

そんなことがあったから、無印良品がなんとなく身近に感じられていたのだが、1997年になって、僕がXiang Le中国茶サロンに通っていたときに、一緒に授業を受けていたMさんという方が、良品計画の役員だった。だから、いろいろとMさんと良品計画談義をしたものだった。

世界のあちこちを飛び回って、さまざまなものと接している、非常に奥行きの深い方だったMさんが、中国で出会ったお茶に惹かれたのは、当然の成り行きだったのかもしれない。どんなにお忙しくても、きちんと教室に参加されるMさんの中国茶に向かう姿勢は、当時へろへろになりながらも、どうにか教室に通っていた僕なんかよりもよほど真摯だった。

サロンが神谷町から東銀座に移ったころからMさんのお姿を見かけなくなってしまったが、そんなころから、無印良品に中国茶が並ぶようになった。だから、多分、推測するに無印良品が中国茶を扱うことになったきっかけを作ったのが、このMさんだったのではないかと思っている。この方が何らかの形でかかわっていたのではないかと僕は信じている(ただし、これは推測であり、真偽の程は不明である。)。

その後、一度だけ、サロンに久しぶりに顔をだした時にMさんにお会いした。そのときにはMさんと無印良品の中国茶のかかわりについてお聞きするのを忘れてしまったが、すでにMさんは会社を退任されたらしいということだった。でも、こんな人間的にも魅力のある方が、まじめに中国茶にむかったからこそ、無印良品の中国茶はきちんとしたものを取り扱っているのではないか、そう信じたい僕であった。

Mさん、お元気でいらっしゃるでしょうか。



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蛋撻の作り方
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あんなにはやっていた「蛋撻」だが、最近はあまり街中で見かけない。中華街とか行けばもちろん食べられるし手にも入る。ベルギーワッフルのような運命だったようだ。なぜ、日本人はこんなに熱しやすくさめやすいのだろう。

で、そんなに簡単に手に入らなければ、自分で作ってしまえば言い訳で、蛋撻の作り方はそんなに難しくない。材料さえそろえば、あとは時間があるかどうか。週末にトライしてみるのもいいのではないかな。

生地を作るのが一番の手間。めんどくさければ市販のパイ生地を買ってきてしまえば簡単。でも、こだわりたいなら生地から作ろう。

材料は、生地部分として薄力粉(170g)、砂糖(40g)、ラード(100g)、無塩バター(200g)、卵黄(25g)、カスタードパウダー(15g)。ラードが無ければ無塩バターだけでもOK。砂糖、柔らかくした無塩バター、カスタードパウダーを混ぜて、その後ラードを加え、卵をさっくり混ぜたら、ふるった薄力粉を加えて下準備完成。ラップにくるみ冷蔵庫でねかせる。

その間に中に入れるフィリングを作ってしまう。材料は、グラニュー糖(50g)、水(50ml)、牛乳(40g)、卵黄(90g)、
エバミルク(30g)、レモン汁(少々)。 中身は簡単。基本的には材料を混ぜるだけ。大切なのは滑らかにするために裏ごしすること。

生地を何度か折り返しながら平らにしていき3mm程度の厚さにしたら形で抜き、焼型にはめこみ、フィリングを八分目まで注ぎ180℃のオーブンで15分。

これでおいしい蛋撻のできあがり。思ったよりも簡単なので、是非試してみてほしい。熱々を食べながらプーアールを飲む幸せを実感できるはず。







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BRUCE TEA
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紅茶好きなら誰しもが知っている「ブルース兄弟」。インドアッサムでアッサム種の茶木を発見した人として知られている。このブルースが、アッサムで開いた茶園が「ジャイプール茶園」なんだとか。

ここで、作られた面白いお茶がBRUCE TEA

でも、この紅茶は中国種。アッサムで中国種とは何故?と思っていたら、1833年に中国茶貿易が自由化されたので、イギリス東インド会社が中国種の茶樹をインド各地に送っていたのだが、どこもあまりうまく行かなかったらしく、アッサムで茶樹が発見されたというのなら、アッサムは茶樹の育成に向いているのだろうということで、中国種の茶樹も送られて、ここジャイプール茶園で育てられたのだそうだ。

そして、このBRUCE TEAこそ、当時の茶樹そのままに製茶されたお茶だということ。1834年当時のまま再現されたというから、これは茶に興味を持つ人間には、とても興味深い。

今回、こんなお茶を企画したのは、名古屋の紅茶専門店TEA's Lyin-anの堀田さんと京都の紅茶専門店ラ・メランジェの松宮さん。お二人とも仲良くしていただいている方々。

いかにもお茶を探求する二人ならではの試み。そして販売はこの11月19日からTEA's Lyin-anで行われている。近いうちにラ・メランジェでも発売されるらしい。

この紅茶は、当時の紅茶の製法、つまりまだ完全な紅茶の製法が開発される前の、半発酵に近い紅茶の製法でできているのだという。今回、この紅茶の規格をした堀田さんが、「松下先生が「アッサム紅茶文化史」に書かれた「半醗酵の紅茶」というのが、まさに実感できるお茶ですよ。」というメールを送ってくれた。烏龍茶と紅茶の過渡的な製法ということができるのだろう。

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茶葉はやや黒っぽいが、ところどころゴールデンチップが混ざる。運搬の途中でクラッシュしたのか、茶葉がそのまま復元するものはほとんど無かった。このじょうたいだとエグミが出そうだなとおもったので、ポットではなく、中国茶の茶壺で淹れてみることにした。ついでにいつも茶を飲んでいる蓋碗も使ってみた。やや茶葉が小さいので、淹れるのが難しそうだが、茶葉の量を比較的抑え目にしてトライ。

まず一煎目。比較的アクの出る茶葉は、ややクラッシュしている(堀田さんの所の画像だと、もっと大きな工夫式の茶葉なのだが。)のですぐに色がでる。3gで1分弱という時間をとって入れてみたが、蓋碗の方がメリハリがあるが雑味も出た。一方、茶壺の方は、比較的穏やか。全体のトーンは、どちらも同じ感じ。

少なくとも、これを飲んだときアッサム地方で作られる紅茶とは思えない。でも、烏龍茶でもない。烏龍茶というのなら、発酵度をものすごく高くした紅烏龍か・・・。

むしろ、福建省の紅茶、そうだなあ、政和工夫のような味わいだろうか。濃く淹れるとやはり雑実が出るので、ストレートで飲むためにも、やや軽めに淹れるのが良いのではないかと思う。

香りも同じ中国種のダージリンや大葉種のシ眞紅のような華やかな香りはしない。でも、ゴールデンチップがところどころに見受けられるので、味わいに若干だが甘みが混じる。

確かにインド紅茶というには未完成。中国紅茶の流れを受け継いでいるという印象がとても強かった。未完成というなら、日本の紅茶にもつながるところがある。もちろん、日本の紅茶の青臭さはまるで無いのだが、奥に潜むテイストがふと、そんなことを感じさせる。

これがどんどん進化して、今のアッサム紅茶につながるというのはなんだか面白い系譜だなあ。もちろん、アッサムでは、アッサム種が使われているのだろうから、味わいも確実に違うのだが。何も言わないで、この紅茶だけを飲んだら、比較的質の良い中国紅茶と思うかもしれない。

二煎目になると、ややおとなしくなり、タンニン分が抑えられ、丸くなる。このときの味わいもは、茶壺の方がややおとなしい感じがする。蓋碗の方がメリハリがある。香りはやや落ちるか。

三煎目になると、茶葉がクラッシュしているせいか、時間を延ばさないとがくっと落ちる。紅茶であるためのデメリットか。

二煎目が一番僕には好みだった。完成度を高くした紅茶としての中国種inアッサムというお茶も是非飲んでみたいものだ。どのようにちがうのか、飲み比べするともっと当時の製法の意味合いがわかるかもしれない。

最後に茶底を見たが、これはどう見ても紅茶。もちろん、茶葉の作りは、今のアッサムなどのオーソドックスな紅茶とは違うが、その色合い、細かさは、まさに紅茶以外の何者でもない。堀田さんの所の画像とはやや違うかな・・・。

いずれにせよ、面白い企画をありがとうございました。



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暴暴茶
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暴暴茶はプーアール+烏龍茶にメイクイとかが入った健康茶。発明したのは、香港のチャイランさんだと言われている。ここにある暴暴飯焦とおなじね。

普段この手のお茶を飲むことはほとんどないのだけれど、たまに中華街にでてスイーツ食べたんだからいいかなとおもって頼んだのだけれど、たまにのむとおもしろい。それにスイーツだと、あまりまっとうなお茶を飲んでしまうと、なんだかもったいない気がする?!。

菜は悟空の系列なのだろうか。ここで使われている茶器やお茶は、ほとんどが悟空のものだ。この暴暴茶で使われていた茶器も、悟空のガラス茶器。昔ほしいなあと思ったやつ。

そういえば、昔悟空の蘇州小路店のあったところに茶荘があったので、復活したのかとおもったら、違うお店だった。中国茶ブームだった少し前にオープンしたらしい。有名で大きな卸のお店の小売店舗らしい。

で、暴暴茶のようなお茶は、どんなカテゴリーに入るのだろう。花茶?健康茶?黒茶?烏龍茶?まあ何でもいいのだけど、どこかに区分したがる人間としては、ちょっと気持ち悪いかもしれない。今回はとりあえず花茶に区分したんだけど、これは味わい先行型で考えると、黒茶だねえ。

スイーツには、この手のお茶が妙にマッチするからおもしろい。普段飲まないお茶の面白さって、こういうときに感じるんだよね。時々、飲んでみるかな。




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豆腐花
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久しぶりに中華街へ行ってきた。中華街に詳しい茶なかまのMさんに教えてもらった「」でスイーツと点心を!と思って入ったら、ついついメニューに引かれて食事までしてしまった・・・。オープンキッチンがかっこいいお店だ。

で、ここのマンゴープリンはなかなかいけるが、僕的には「豆腐花」が結構いけていた。人数がいれば、糖朝のような桶入りの豆腐花も食べることができる。

今回食べたのは、ピーナッツ、緑豆、小豆、大豆など豆類がたくさん乗っている豆腐花。シロップはオーソドックスなものだったが、ベースの豆腐花は、柔らかくておいしかった。

このデザートだと、お茶は何でもあうと思うが、今日は暴々茶。なんか香港ぽくていいよなあと、一人でご満悦。(笑)

なかなか使える店だった。




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お汁粉御膳-モスバーガー
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モスバーガーの新メニュー、「栗と玄米餅のおしるこ」+「しお昆布」+「 深蒸し煎茶(宇治抹茶入り) 」がセットになって「おしるこ御膳」として10月7日から登場。

しばらくモスバーガーには行っていなかったのだが、もともとお汁粉大好き人間なので、ちょっとお茶しに行くときにこの手のメニューに出会ってしまうと、ついつい手がでてしまう。

好きなお汁粉とかぜんざい(どうも中部以北がおしるこで、関西以西がぜんざいと呼ぶところが多いみたい。)で、一番最初に出てくるのが、小布施は竹風堂の「栗ぜんざい」。その次が、うーん、おいしい小豆で炊いた田舎汁粉。

大体汁粉・ぜんざい類はなんでもOKという節操のなさなので、どんなものでもおいしいのだ。

で、今日の主題のモスバーガーのおしるこだが、小さい栗が二つに玄米もちが二つ。味わいは非常にオーソドックスな小豆のしるこ。あまさもちょうどいい感じ。

煎茶がティーバッグだったのがちと興ざめだが(紅茶は許せるのに、なぜ日本茶はだめなんだろう)、ファーストフード店ではしかたがない。

そのうち、おしるこなら、ここ!という店に、お汁粉だけを食べに行きたいものだ。
誰かお勧めを教えてください。



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四川のお茶
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この秋、四川省雅安県の蒙頂で、国際茶文化節が開催された。そこに参加した日本人も少なくなかったようだが、そのおかげで、いままで日本に入ってなかったお茶が持ち込まれている。

四川省は古くからのお茶の産地。喫茶の起源も四川省だなんていわれるほど古い土地柄。中国茶の歴史に興味を持った人は、かならず、僮約という話を聞いたことがあるはずだが、この僮約の舞台も四川省だった。

現在でもさまざまな緑茶などが作られているが、ここに並んでいる小さな袋入りのお茶もすべて四川省のもの。緑茶と茉莉花茶だ。ぜんぜん知らない名前のものばかり並んでいる。

お茶の名前は、産地、品種、茶葉の形状などをベースに付けられることが多かったが、今では、自由にというか無秩序に付けられることがおおいので、知っているお茶にされ、しらない名前が付いていることが多い。

でも、それを新しいお茶として売り出す新しい会社があっても、なんの不思議もない。むしろ自由競争によって品質が向上すれば、それに越したことがないからだ。

このお茶立ちのパッケージの多くに「緑色食品」の印が付いている。90年代になってあまりにも農作物に対する認識が低いことを反省した中国政府が独自に立ち上げた基準をチェックする体制がこの緑色食品。

こういう仕組みがどんどん増えて、新しい企業がたくさん良いお茶を輸出してくれることは、僕たち消費者にはとてもありがたいことだ。

中国も変化しているんだな。




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様々な形
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このところ、のーとみさんしながわさん、そして恵さんなど茶壷の話、茶壷の形の話をしている。それはそれで面白いし、うんうん、とは思うのだが、なぜか、どこか微妙に自分の感覚とは違うところもある。もちろん、それは「個」というもののあるべき姿なので、違っていて当たり前なのだ。でも、このちがいはなんだのだろうかと思ってみても、今ひとつ良くわからん。もう少し自分なりに消化してみないとねえ。

きっと、それは僕がお茶道具として茶壷と向き合ってこなかったところから来るものかもしれない。僕は、正直言って蓋碗使い。茶壷でお茶を淹れる回数は、蓋碗を使う場合よりもはるかに少ない。茶そのものの味とむきあいたいということで使い始めた蓋碗だが、いつの間にか茶壷よりも手になじんでしまったというところだろうか。

もちろん、茶壷も好きだ。こんな風に茶壷が並んでいるだけで心が躍る。そして、ああ、ほしいと思う。でも、それは使うものとしての茶壷への渇望なのかどうか・・・。だから、いま、茶壷の購入は控えている。(これ以上増やしたら捨てる!といわれていることもあるのだが・・・。)

茶壺という茶器のデザインがすきなのかもしれない。






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地肌2
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ぶつぶつの地肌の対極にあるような茶壷。これは台湾の轆轤引きのもの。さらに表面を磨いて仕上げる茶壷も存在する。それはそれで、なかなかの風合いだ。それでも、個人的には、ぶつぶつが好み。

でも、なぜ、この茶壷を手放せないかというと、当時仲の良かったG氏にいただいたから。人からいただいた茶壷は、その人との関係が良いほど、どうしても手放せないものだ。残念ながら、今ではG氏は音信不通。どこで何をされているのかわからない。それでも、当時のGさんのお茶に対する情熱に感化されたから、いまの僕がいるのだから、G氏は僕にとって、いわゆる師匠のような存在なのだろう。






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地肌
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茶壷の地肌の感覚が好きだ。とくに、比較的荒い土で焼かれた地肌にぶつぶつと突起が出ているぐらいの物がいい。大きな茶壺ではなく、比較的小さめの手のひらにしっぽりと入ってしまうぐらいの大きさの茶壷は、見ていてもついつい手にとってしまう。

手に取ったときに、一番僕が気にするのは、その地肌の感触なのだ。つるつるとした地肌のものもあるが、できれば適度に刺激があるぐらいのものがいい。

これは、最近購入した茶壷。ざらざら感がわかるだろうか。こんな地肌の茶壷は、きっといくつあっても手放せないんだろうなあ。




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叙府龍芽
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この小さくて華奢な緑茶は、四川省で作られたもの。叙府茶業有限公司の開発したもの高山茶だそうで、一煎分ずつ小さな袋に小分けされている。

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ガラスコップで淹れると、懐かしいような香りで、小さめの茶葉もきれいにたっている。まだまだ知らないお茶がたくさんあるので、なんだかうれしい。





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サンドイッチには紅茶かコーヒーか?!
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僕はパンがすきだ。基本的に朝ご飯はパンであることが多い。もちろん、旅行に行ったときなどは、炊き立てのご飯にあつあつのおみそしるがでると至福の気分になるが、それでも日常生活においては、圧倒的にパンであることが多い。

そこで、どうせなら美味しいパンを食べたいということで、MIHOKOさんのサイトを覗いては、あそこのパンが食べたい、ここのパンが食べたいなどとさわいでいるのだ。

そして、そのMIHOKOさんに教わったのがチクテのパン。このチクテは、我が家からとても近いところにお店があって、とてもうれしい。

ここのパンは固く締まっていて、味わい深いパンなのだが、栗のパンやフィグとクルミのパンなど、おいしいものがあれこれ。

でも、今一番嵌っているのが、ドライトマトとチーズのサンドイッチ。これは、オリーブオイルとバルサミコがうまい具合に味わいを深めていて、おいしいのだ。是非、一度ダマされたと思って食べてみて欲しい。値段は目をつぶるように。(笑)

さて、こんな美味しいサンドイッチなのだが、これには紅茶が合うかコーヒーがあうのか、何時もなやむところだ。紅茶だと、ボディーしっかりのアッサムとかが良いかもしれない。あるいは、ダージリンキャッスルトンのセカンドあたりか。

中国茶で遭うものはあまりないかもしれないが、水仙あたりが良いかもしれない。

で、コーヒーだとどうだろう。僕の場合、コーヒーはコクテール堂のoldビーンズかイルガチャエフェに目がないのだが、そんなコーヒーもあいそうだし、NYにいた時に良く飲んだピュアコロンビアなんかも行けるかもしれない。

いずれにせよ、サンドイッチは英国生まれ。紅茶に軍配が上がる。嫁さんがコーヒーを飲まないので、我が家でも紅茶に軍配が上がる。僕の場合は、時々の気分でコーヒーに軍配が上がる場合も、紅茶に軍配が上がる場合もある。おそらく、このチクテのサンドイッチは、要するになんでもあうおいしサンドイッチなのだなあ。

で、今日は紅茶でいただきました。







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大禹嶺高冷茶
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大禹嶺(DA YU LING)烏龍茶という名前をはじめて知ったのは、「梨山の南側に、新しい、そしていまのところ一番高い超高山のお茶があるのよ。」とFormosa Tea Connectionの留美さんが教えてくれたからだった。

それからしばらくして、華泰茶荘の林さんに、茶藝館で実際にご馳走してくれた。渋谷支店がオープンしたてのころだった。

高さを競えばいいというものではないだろうと、そのときはあまりこのお茶に興味が無かったのだ。とくに、芽の小さな高山茶は、当時はやや渋みも多く、僕の好きな梨山とはどこか表情が違うじゃないかなどと、梨山、福寿山、武稜山にしか興味を示さなかった。

時はたって、すっかり日本でも大禹嶺烏龍茶は有名になり、台湾茶すきならほとんどの人が知っているほどの名前になった。どこのオンラインショップでも、大抵は「台中縣和平郷大禹嶺茶区、2600メートルという高山で作られるお茶」などと解説がされている。

あまり有名になってしまうと、どうも天邪鬼な僕は、どうでもいいやという気持ちになってしまうのだが、Formosa Tea Connectionの大禹嶺野生茶だけは、独特の味わいが気に入っていた。

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ところがだ。先日、台湾の証券取引所の方が来日したときに、僕がお茶好きだということを聞いたらしく、缶入りの「大禹嶺高冷茶」を持ってきてくれた。去年もTSDCにいた林さん(彼女はいまシカゴ大学のビジネススクールに留学している。)にいただいた凍頂烏龍の箱の派手さに驚いたんのだが、この缶も、金色に輝いているのだ。

表示は「大禹嶺茶」と書かれているのだが、説明書きには「高冷茶」と書かれている。これは、高地の気温の低いところで作られるという意味らしい。最近、阿里山茶坊老地方茶坊でも、この「高冷茶」という表現を使っている。

茶荘の名前などはどこにも入っていないので、素性は不明だ。ただ、彼らの持ち込むものはいままで怪しいものだったことは無かったので、そんなに悪いわけでは無いだろうとおもっていたが、正直、そんなに期待もしていなかった。

ところがどうだろ。これがおおあたりだったのだ。清香系の高山茶特有の蘭のような香り。味は甘みがあって、金色の茶湯は、とても清らかで喉越しがよかったのだ。それは僕が梨山のお茶を始めて飲んだときのようなインパクトがあった。

凍頂烏龍茶とおなじ青心烏龍種でつくられていながら、この香りと味わい。おいしいお茶にであうと、やはりなんとも幸せな気分になれるのがうれしい。さあ、こんどのTCCでみんなにおすそ分けだ。ああ、でも、僕がおいしいからといって、みんなおいしいと思うとは限らないのが、ちょっと怖い。(笑)



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中火の凍頂烏龍茶
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中火のお茶があまり得意ではなかったことは以前どこかに書いた。でも、最近のお気に入りは、このお茶。

これは鹿谷郷凍頂茶業生産合作社のお茶。2004年の春茶分級包装展售會で頭等奨を取ったお茶。毎年マンゴープリンの魔術師、高橋Andyさんが取り寄せてくれる。

もう11月だというのに、本当にいろんなお茶をのんでいるので、春にとどいたこんな小さな缶でもなかなか終わらないのはどうかと思うが、本心は、「もったいないからちびちび飲んでいる」というところか。

これとはロットの違う凍頂烏龍の中火が今年は半斤あるのだが、こちらもまだ今月飲む分ぐらいは残っている。そろそろ冬茶が届き始めるころなので、飲んでしまってもいいのだが、おいしいお茶だと、ついつい飲むのがもったいなくて、ちゃんと味わって飲めるときに飲もうなどと考えてしまう。しかし、実はそんな時間はなかなかとれずに、結局は、おいしいお茶をそのまま飲めなくしてしまうということが、結構合ったりする。

数年前から、おいしいお茶から飲んでしまえという主義に変更してから、おいしいお茶をおいしい時期に飲めなくしてしまうことはほとんど無いのだが、時々飲み忘れていて、久しぶりに取り出したら、なんじゃこりゃ!というほど、おいしく化けていたりするので、お茶は面白い。

で、このお茶は、そんな化け方はしなかったけれど、大きくへんかすることなく、春から同じおいしさを維持している。

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中火といっても、焦げてしまうほどの火入れがしてあるわけではなく、その火入れの味わいと甘さが楽しめる。見た目も木柵のように茶色いということはなく、沈んだ濃い緑色といったところか。水色も、オレンジよりやや黄色に近い感じで、透明感が強い。

口のなかにしっかりとその良い味わいが余韻として残るおいしいお茶だ。だから、今年飲んだお茶のなかでは、かなり中心的な存在だったといえるだろう。

これから年末に向けて、ちょっと良いお茶に絞り込んで飲んでいこうと思っているが、もうすぐなくなってしまうのはちょっと寂しい。



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冠軍茶王2004年秋茶
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いつも春と秋になると、MOMOさんが送ってくれるのがこのお茶。MOMOさんとは、もうかれこれ7年ほどのお付き合いになるだろうか。まだ僕が「茶藝楽園の乳花香がおいしい!」などと言ってたころから、すでに「茗香茶荘の冠軍茶王」を進めてくれていたのだった。

多分、それ以来、毎年春と秋、MOMOさんのおかげでこのお茶を飲み続けられているのだから、MOMOさんには足を向けて眠ることはできないのだ。

このお茶の魅力は、やはりその仕上げだろうか。清香過ぎず、かといって火入れが強いわけでもない。しかし、いかにも香港らしいその仕上げの仕方が、飲み続けても飽きがこない理由なのだ。

そしてその秘めたる甘さと華やかな香り。これこそ香港の安渓鉄観音だという仕上がりなのだ。もちろん、年によってばらつきはあるものの、比較的似たような味わいを維持されているのは、茗香茶荘の技術のなせる業なのだろう。

最近では、スーパー冠軍茶王なるものも出現してうれしい限りだが、それでもやはりこの爽やかでいて、ほっとする冠軍茶王が僕は好きだ。

MOMOさん、ご馳走様です。




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お茶の木がほしい
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お茶まつりに行ったときに、ツインメッセでお茶の木を配っていた。以前、お茶の実からお茶を育てて失敗したことや、お茶の苗をそのまま枯らせてしまったことがあって、今回は、絶対育てるぞという決心とともに、やぶきたの苗をもらってきた・・・はずだった。

ところが、なんと、その苗を僕はホテルに忘れてきてしまったのだった・・・。
ちゃんともらったというのは、この(上の)証拠写真がある。にもかかわらず、朝、ホテルをチェックアウトするときに、洗面所で水をあげて、そのままおいてきてしまったのだった・・。 Oh my good!

それに気が付いたのは、家にたどり着いたとき。

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この茶の花は、グランシップの生垣。この花を見ながら、数年すると、こんな花が咲くぞ!なんて思ってたのに。しかも、この茶の木をもらったときに、見栄えが良くなるような剪定の仕方まで、ちゃんとおそわったのに・・・。

だから、いま、お茶の木がほしい。いつか、また青心烏龍の苗か実をもらってきて育てるぞ!




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世界お茶まつり:雑感その3
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今回のお茶まつりでは、ついつい、ツインメッセの茶商のブースに興味が行きがちなのは、中国茶関連のイベントとしては、グランシップ一階の遊茶が協力したブースのみだったからかもしれない。たしかに奇古堂の沈さんがECO茶の実演をしていたが、それ以外は、見るべきものもなく・・・。

ツインメッセの茶販売ブースで今回一番目立ったのが雲南省の茶商の出展だろう。数年前までのフーデックスでは、中国ブースというと、なんとも閑散としていて、それでもその中に浙江省あたりの茶商が商売にあまり関心ないように出店していたのだが、それがまるで嘘のように、雲南省の茶商は、展示や販売に力を入れていた。

もちろん、モデルのように綺麗なお姉さん2人に茶芸のデモンストレーションをさせ店番をさせていた漢中のブースに比べればおとなしいものだが、例えば、雲南六大茶山茶業有限公司は、新しいお店だけあって、餅茶をディスプレイしたり、関連グッズを並べたりして、PRに余念がなかった。

なかには、プーアールの試飲をさせているお店や、玉環茶などの雲南細工茶を袋詰して「500円でいいよ」などと通りかかる人に声をかけている茶商まであったのには、なんとも時代は変化したものだと、感慨深いものがあった。

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とても面白いお茶を出展していた茶商があった。ここでは、白毫だけを固めた餅茶とまるで文山包種をそのまま固めましたという風情の古茶樹餅茶をだしていたのだ。

先の六大茶山公司でも白毫の餅茶は扱っているのだが(僕も一枚持っているが、なかなかおいしいお茶だ。)、それとは比べ物にならないくらい、綺麗な白毫を大きな円盤型に固めたもの。しかも、その固め方が尋常ではなく、この円盤一枚にいくつぐらいの芽が詰っているのだろうかと思わせるほどの固め方。

さらに、茶葉の緑をそのまま残して固めたような餅茶。これは、本当に緑茶をそのまま固めたのだということがよくわかる餅茶だった。古茶樹の大きい茶葉を製茶半ばで湿気のあるうちにプレスしましたという感じのお茶で、新しく発見された古い栽培種の茶樹から今年数枚だけ作ったお茶なのだそうだ。

とりあえず値段を聞いてみたら、両方とも一枚二万円だとか。是非とも両方とも試飲してみたかったが、宋言うわけにも行かず、今回はみるだけで満足したが、本当に面白いお茶がまだまだ沢山あるものだ。

多分、来年のフーデックスでは、彼らも中国ブースに出展するのだろう。そうすれば、台湾ブースの賑わいとはまるでかけ離れた雰囲気の中国ブースも、少しは活況を呈することになるのではないかと、ちょっと期待したりしている。



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世界お茶まつり:雑感その2
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今回のお茶まつりで驚いたことの一つに、ツインメッセに出展した業者の中に、坪林茶業博物館があったこと。この博物館は、文山包種の産地でしられる坪林にある世界でも有数のお茶専門の博物館であり、その展示の質や量もなかなかのもので、茶藝館があったりお土産屋も充実していた。

ところが、数年前から経営不振に陥っているとの話しがあり、遂には昨年閉館したという噂がまことしやかに流れた。

経営不振というのは確かなようで、一時期、閉館していたのも事実のようだ。

今回、このイベントで大々的に坪林茶業博物館のプロモートをしていたのが「極品茶事業股[イ分]公司」。なぜ一民間企業が地方公共団体の営む博物館のプロモーションをやっているのかとおもったら、今年の6月からその運営を極品茶事業に全面的に委託したのだそうだ。

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民間が入るとやることが大胆で、「坪林茶業博物館」と名前の入った茶葉や茶器を大々的に販売していた。特に目に止まったのが、木箱+錫で高級感を出した博物館の名前入りの高山茶。これ1罐で6000円もするのだ。(文山包種はあるのだろうか?これは不明だった・・・。)

でも、これだけ高級感をだすと、「博物館のお茶だから贈答品に」とい人も出てくる可能性があって、なんと商売上手なんだろうと思わずにはいられなかった。

いまのところ、運営は順調に進捗しているそうで、この博物館が見られなくなってしまうということはまずないだろう。坪林に行ったときの楽しみが減ってしまうのはちょっと寂しいので、営利主義であっても是非とも続けて欲しいものだ。




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世界お茶まつり:雑感その1
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この手のイベントに行くたびに思うのは、純粋に学術関連イベントだと人が集まらないので、どこかで必ず「茶」が商売に結びついているということ。今年は、主催者側がそのありをかなり意識して、メイン会場では出したお茶の実費+αを取るのは構わないが、物は売らないということに徹していた。

だから逆に、別会場では「物を売ること」がメインになっていて、どうもこの二つがうまくリンケージされていなかった感じがする。

良いものがあれば、その場で欲しいと思うのは人間の正直な気持ちで、それが何処にあるかわからないとか、目の前にあるのに、ここでは買えないというのは、案外フラストレーションがたかまるものである。

そういう意味で考えると、たぶん多くのお茶業界に関係のない一般の人は、メイン会場よりもツインメッセのティーフェアーの方に興味があったのではないだろうか。

もちろん、フーデックスのようなイベントは、原則業者向けのイベントだから対象も業者ということになる。ところが今回は、その当りのコンセプトが今一つはっきりしていない。特に海外からの業者などは、「卸し」を目的に展示だけしていて、物を売うる場所でありながら、物を売らないという業者まであった。

一方、日本の消費者心理をあまりよく知らない業者もいて、その対比は面白かった。日本茶の価格設定と中国茶(特に台湾茶)の価格設定の差に多くの人がびっくりしていたのは、やむを得ないことだろう。片や、今年の出来の良い緑茶だといって100g800円で販売されているにもかかわらず、片や100g12000円などという価格設定がされているお茶を並べても、なかなか手が出ないというものだ。ましてや、奥に飾られているものの中には、100g60000円などという烏龍茶まであって、「お買い得」といわれても・・・。

2001年に開催された「世界お茶まつり2001の反省を受け、「世界お茶まつり2004」では、このように仕組みが改正されたものの、その狙いが何処まで正解だったのか、僕としては多いに疑問であった。商売と結びついていてもいいのだとおもう。なまじ、商売と切り離そうとすると、学園祭のようなとても中途半端なものになってしまうのではないだろうか。

次回の世界お茶まつりでは、もうすこし工夫が必要かもしれないが、是非、新たな試みを期待したい。



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世界お茶まつり2004
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静岡で世界お茶まつり2004が11月3日から7日まで開催されている。終盤になった今日、ふらりと大阪から立ち寄った。

感想から先に述べてしまうと、数年前に開催されたときには、非常に面白いイベントで、あちこち歩き回ってもあまり飽きるということがなかったのだが、今回は会場が二分され、整然としすぎてしまっているので、なんだか飽きる。特にメイン会場のグランシップの展示だけでは、やや物足りなさを感じてしまった。

展示をしている人たちは一生懸命にやられているんだろうが、なにかもうすこし、面白みがあるといいのになあと思ってしまったのは何故だろうか。

メイン会場のグランシップ一階は、世界各地のお茶ブースでお茶の試飲やデモンストレーションが行われていた。現代喫茶人の会のブースには、お世話になっている中村邦子さんをはじめ、会の方がバター茶や蓮茶など、世界のさまざまな民族茶を振舞っていた。

中国茶は、遊茶のバックアップを受けて、茶藝師のデモンストレーションや喫茶コーナー。まきさんフル活動状態。

そのほかにハーブ、モロッコティー、ヨーロッパティー、日本茶ブースなど、いろんなブースが出店していた。


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上の階にあがると、小さなブースがたくさん出店している。本山茶のブースや日本茶インストラクター協会のブース、子供の茶箱コーナー、携帯茶箱コーナーなどなど。

見知った顔では、奇古堂の沈さんや小川誠二さんなどもお茶を入れていらっしゃった。

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そしてグランシップからバスでちょっと離れたツインメッセでは、お茶関係の販売ブースが軒をつらね、さながらフーデックスのミニバージョン。日本茶を中心にインドネシヤ、中国、台湾、スリランカなど、各地のお茶のブースが出され、販売に余念がなかった。

今年は、大陸からの出店が多く、漢中のお茶のデモンストレーションや雲南省の茶行なども来ていて、面白かった。台湾は、坪林茶葉博物館がお茶を売っていたり、桃園の林先生がこられていたり、台北茶業同業公会の徐さん(愛かわらず僕を思えていてくれなかったが、「来年のフーデックスでは、絶対に思い出すよ」と約束してくれた。本当か?!)などの顔も。

まあ、こんなものかなあ。詳しくは、オールアバウトの記事にUP予定。(いつになるんだろうか・・・。)



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中国日本 中国茶交流会
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大阪美術倶楽部 扇鴻の間で、中国茶交流会というものが開催された。黄安希さんの中國茶會&無茶空茶 館主催のイベントで、僕も会員の末席に加えさせていただいている「中国国際茶文化研究会」の面々の来日にあわせて開催されたものだ。

黄安希さんのお手前をちゃんと見る機会は、実は初めて、是非一度その美しい所作を目の当たりにしたいと思っていたのだが、今回は、それに加えてさらに姚国坤先生(中国科学院茶葉研究所研技術所長)、張莉頴さん(浙江省茶文化研究会理事)、そして汪芳生氏 (黄山芳生康藝茶葉有限公司)が参加されるというのだがら、こんなイベントは参加しない手はない。

さらに、古箏で有名な姜小青(ジャン・シャオチン)さんの生演奏がお茶を飲みながら楽しめてしまうという、なんとも贅沢なお茶会であった。姜さんが21本の弦から紡ぎ出す箏の音色は、時に力強く、時に滑に、そして時にやさしく耳に届く。その演奏の手さばきに、ただただ見惚れるだけだった。
 
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汪さんは錦上添花の生みの親。過去、黄山緑牡丹も生み出した中国茶界の巨匠でもある。彼が今回日本初公開ということで、錦上添花の作り方を実演してくれた。これだけ丁寧に手作業で作り上げたお茶が、こんな値段でいいのかと思えるほどだった。

姚国坤先生、張莉頴さんとも久しぶりに交流をあたためることができて、本当にうれしかった。先生には、「早く杭州に着なさい。いつ来るんだ」と言われてしまった。本当に気さくでフレンドリーな方である。

そして最後に、黄さんの素敵な茶藝の実演。これは多く語る必要なないだろう。

こんなすばらしいお茶会を催してくれた黄さん、そして無茶空茶館のスタッフに感謝である。



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昔の蓮花茶に思いを寄せて
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真実のほどは明らかではないが、中国で一番最初に作られた花茶は、蓮花茶だったという話がある。宋の時代に蓮花の花のつぼみに茶葉を仕込み、一昼夜おいて作られたというこのお茶の味わいは、一体どんなものだったのだろうか。

先日、ベトナムで購入した蓮花茶の作り方を教えてもらったときに、これとまったく同じ作り方も簡便な方法としてまだベトナムでは生きているのだという話をきいた。

数百年たったいまでも、僕たちは同じ蓮の花の香りはこうやって楽しむことができる。そのときに使われてお茶がどのようなものであったのかが分りさえすれば、多分、僕たちは当時と同じお茶を楽しむことができるかも知れない。

蓮の花は、昔から清らかな花として愛用されてきた。その蓮の楚々とした清らかな香りをお茶にもしみこませたいと考えた人間が、一体どんな人だったのかとうことにも興味がわく。

いまでこそ、本当に数え切れないほどのさまざまな花茶が存在し、さらに新しいお茶が生まれてるのだけれど、凛としたこの花の姿をみるほどに、当時の花茶を是非とも飲んでみたいと思うのは、僕だけだろうか。



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茶館と鳥籠
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中国の茶館には、いまだにあさから鳥かごをぶら下げた老人たちが集い、鳥自慢をしたり、鳥をめでながらひがな一日茶を飲んでいる姿が見受けられるところがあるらしい。

人はいろんなものをめでる。猫であったり、犬であったり、金魚であったり、さらに、ときには興梠であったりと。鳥の姿や声の美しさは、確かに愛すべきもの。

でも、今の僕は、ひがな一日茶を飲んでいられる時間的なゆとりだろうか。




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香港茶具文物館-Flagstaff House Museum of Tea Ware
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香港の中で一番好きな場所。それは、香港公園の中にあるここ。香港駐留の英国軍総司令官公邸だったといわれるこの香港最古の西洋建築は、見ているだけで時間が過ぎてしまうほど美しい。

もちろん、この中に展示されているため息の出るようなすばらしい茶器の数々。時代別に展示されている茶器は、時々にテーマ展も行われている。うっとりと見つめてしまう形の茶壺やそして有名な十二神杯。どれをとっても、いつも見つめていたくなる。

日本にもこのようないつまでもいたくなるような美術館とか博物館って、絶対にほしいと思うのだが、なかな出会えない。もちろん、お茶関係の博物館は、「お茶の郷」とか「入間博物館」などがあるのだが、「ある」のと「居心地のよさ」はまったく違う。

ある部分、大阪の東洋陶磁博物館にその片鱗は感じられるかもしれないが、それでもやはり違うのだ。いったい何がどのように違うのか・・・。おそらく、展示されているものすごくすごいものへの距離感ではないかと思う。こんなすごいものが、もちろんガラスケースでプロテクトはされているが、ぽつんと何気なく展示されている。けっして仰々しくなく、展示物という取り澄ました顔もしていない、そんな雰囲気が、居心地のよさを感じさせるのかもしれない。

隣の羅桂祥茶藝館には楽茶軒の茶館がオープンして、のんびりとお茶を飲むことができるのだが、やはり何時間も過ごしたいのは、茶具文物館のほうだ。こんな場所が、近くにあったらいいのにといつも思ってしまう。ニューヨークにいた多時にも感じたが、日本は、展示物との距離があまりにも遠すぎる。ニューヨークメトロポリタン美術館やワシントンナショナルミュージアムの居心地のよさ(現代美術館は、値段の高さで距離感が出てしまったようだが)があった。

こういうところに、まだまだの日本の後進性というのを感じずにいられない。

もし、あなたが近々香港へいくなら、是非立ち寄っていただきたいお勧めな場所なのである。


住所:HONG KONG PARK. 10 COTTON TREE DRIVE (香港公園内)
営業:10:00~17:00
定休:原則火曜日



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美しい芽
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安吉白茶。
芽の美しいお茶だと思う。






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