
日本中国茶普及協会の初級インストラクター講座第二期の講義が今月からスタートした。ボランティア参加の僕は、一こまだけ「中国名茶」という講義を担当している。
銘茶の定義、10大名茶、名茶の分布、そして銘茶の試飲。講義の時間と試飲であわせて90分なのだが全然時間が足りない。
黒板に向かっていろいろと講義をするも、45分では、細かいところは全部カット。まあ初級インストラクターだから仕方がないか。
メインはとにかく飲んだことある!という体験が大事なので、28種類ほどの中国茶を試飲する。
試飲したお茶のリストは、
西湖龍井、東山碧螺春、黄山毛峰、顧渚紫笋茶、安吉白茶、径山茶、普陀佛茶、太平猴魁、六安瓜片、峨眉毛峰、信陽毛尖、都均毛尖、雲南曲茗、白毫銀針、白牡丹、君山銀針、鳳凰単シ叢(蜜蘭香)、安渓鉄観音、武夷岩茶(鉄羅漢)、文山包種茶、木柵鉄観音、阿里山高山茶、東方美人、キームン、雲南金毫、正山小種、普洱茶、茉莉花龍珠
この季節の生徒さんは、非常にラッキー。フレッシュな緑茶を飲むことが出来る。ただ、やはり少ない量でみんなで回し飲み状態なので、熱い状態で飲んでもらえないのがねえ。
こういうときは、本当は補講で「銘茶を覚える」というクラスがあるといいのだが。毎回5つくらいのお茶を丹念に飲んで、その産地やら由来などを交えて覚えていく。25種類程度なら5回で済むしねえ。
でも、誰が講師をするんだ?残念ながら、いま僕にはそんな時間はないしねえ・・・。


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昨日は午後から海風號でのーとみさん主催の「フリマ茶会」にいく。フリマの前のおいしいご飯は、Eating Tracksに近々UP。
さて、フリマ茶会は、今回で第二回目。去年のーとみさんが、「みんなの中国茶グッズ、フリマで処分しながらお茶会するっていうの、どうでるか?」と提案があり、面白そうだと、僕と恵さんが食いついた。
去年は本当にいろんな雑貨中心だったが、今回はあまり出すものがなくなってきているので、本当は手元においておいてもいいかもしれないけど、でもあまり使わないものを中心に出品。とりあえず、あれこれ持ち込んで、すべて引き取っていただいた。
去年は完全な内輪のお茶会だったが、今回は存じ上げない方も多く、30代の女性中心にご来店いただいた。
茶壷500円、茶杯100円、台湾の手書き茶壷セット1000円、作家もの茶壷3000円、鑑定杯セット500円などなど。まあ、使ってくださる方に持っていただくのが道具も幸せというものだ。
そういえば、「今回は茶葉が無いのですか?」と数名の方からいわれたのだが、今回は茶葉なし。時期が悪いのと、準備する時間が無かったのと、まあ、いろいろと理由があったのだ。茶葉は海風號で買ってください(笑)。
結局2時から7時まで店を開いていたが、3時には7割がた売れてしまい、その後来店してくださった方はお茶だけ飲んで帰られたのではないかと、ちょっと申し訳なく思ってる。もう少し工夫が必要か。


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ヨーロッパではあちこちから緑茶を輸入しているという話を聞いた。確かにドイツに行ったときにも緑茶は売られてたし、中国緑茶の輸出先としてはドイツが多いとも聞いた。でも、一帯どんな風に飲んでるのかとずっと疑問だった。
多くはそのまま砂糖を入れて。
もちろん、フレーバリティーのベースにされることも多く、最近ではハーブティーの一種?!のように、ベルベーヌやミントなどとブレンドされ、ティーバッグにもされているらしい。
その緑茶だが、中国だけの専売特許ではなく、ダージリングリーンとかも多く作られるのだが、最近ではなんとアッサムでも緑茶を作りヨーロッパに輸出されるのだとか。
それを京都のメランジェで飲ませてもらった。
煎茶のような独特の味わい(いわゆる「くせ」)がないので、ブレンドティーのベースにはよいのだろう。しかし、やはりアッサムだけあって、渋みが強い。やはり、ストレートで飲むのはつらいかもしれない。
薄めに淹れてミントとか蜂蜜なんかをあわせると、飲みやすくなるのだろう。
世界にはいろんな飲み方の緑茶があるのだと、感心した。


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普段飲むスタイルは、こんな感じ。
十分楽しめるし、気楽でいい。
茶葉を調整すれば何でも対応可能。
ちなみに、これは悟空茶館で飲んだマグカップの水仙。
なんでもミンポクのものだそうだ。
手軽にお茶を飲めることって、とてもうれしい。
時にはかしこまって飲むけど、それはそれ。
一番いる時間の多いオフィスでは、もっぱらこんな感じ。
お茶が好きだから気にならないスタイルなのかもしれないね。

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今日は、日本中国茶普及協会の第二期インストラクターコースの開校式に出席。僕の出番は今日はないのだが、一応講師が挨拶するのだということで出かけた。
で、何をしたかというと、裏でお茶飲んでた(笑)。
前日、川谷さんなどが杭州に行った際に購入してきたという獅峰明前龍井と梅家塢明前龍井。どちらも中国のお茶の世界で有名な方の引率で行った茶農家で購入したというもの。
でも、まだ時期低に早いので、龍井43号。老蓬龍井はまだ先だったとのこと。それでも、このお茶、めちゃくちゃ高かったらしい。これを、虎砲泉の水(ペットボトル)でいれた。日本の水で入れたのと飲み比べたら、日本の水の方がやや渋みがでた。硬いんだろうね、水が。クラスターが細かいというか、比較的まったりとしているのが虎砲泉の水。うん、渋みが出ずにおいしい龍井だった。
もうすこし、強い、ボディーのあるお茶が本当は好きなんだけど。
だから、穀雨まえの老蓬龍井が一番美味しいとおもうのだけど、今年ままだお目にかかっていない。




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蘭亭のウエブサイトがオープンしたというご連絡を藤原さんからいただいた。早速拝見にいったら、蘭亭の商品がウエブサイトで買えるようになっていた。
新サイトはここ↓
http://lanting.jp/
藤原さんいわく、まだまだ一部の商品だけなのですがとのことだが、ほしい主要商品はUPされているので、満足だ。
店主日記というカテゴリーもあるので、早く開始してほしいものだ。
早速今年の白鷺を送ってもらったが、今年は全体的に天候の関係で出来がいいらしいので、楽しみだ。

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四国のバンブー茶館館主のかめきちさんと一樓茶軒のあっこ姉さんご夫妻が上京し、横須賀の江南飯店で「ビンテージポーレイ茶会」が開催された。
主催は、横浜中国茶愛好会の中村さん。いつも横浜中華街を中心においしいお茶会を主催してくださる。
そして会場は、スイーツ大王Andy師匠のお店、『江南飯店』。
これはもう参加するしかないと、この日を楽しみにしてきた。
かめきちさんの持参されたビンテージポーレイは、フアアーとため息を付いてしまうほど、美味しいお茶たちだった。
それらは、どれもそれぞれの表情を持っていて、スパイシーなもの、僕の好きなあずき系のあじわいのもの、めりはりのあるものから、易しいものまであれこれと。
ビンテージポーレイの世界は茶壷の世界と同じで、足を踏み込んではいけない世界なのだが、こうして入り口の方からときどき奥のほうを覗いてみるのはよいか知れない。
飲むにつれ、みな顔が風呂上りのように上気して、さっぱりとしていたのも面白い現象だ。それに、これだけたくさんのお茶を飲んでも、昨日の台湾茶のように上に登るような酔いではなく、どんどん下降して行くような、そんな感じの酔いを感じたのも、面白い経験だった。
これらのお茶は、どれもおいそれと手がれるような代物ではないのだが、惜しげもなく割って提供してくださったかめきちさんに感謝である。
Andy師匠の料理は、Junk Box Photo & Eating TracksにてUP予定。




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東京は田原町にある台湾阿里山高山茶専門店「三宝園」で、台湾茶三枚の午後を過ごしてきた。
先週頭に台湾から戻ってきた春子さんが持ち帰った、いくつかの台湾春茶をいろいろと試飲させてもらったのだ。
飲んだのは、
超級阿里山高山茶2006年春茶(清香)
21年阿里山陳年茶
超級阿里山高山茶2006年春茶(炭火焙煎)
杉林渓高山茶2006年春茶(炭火焙煎)
福寿山高山茶2006年春茶(清香)
このほかに、阿里山名物のお菓子や鹿谷の蜜香烏龍のゼリーなどもご馳走になってしまった。
今年の超級阿里山の清香は、本当にうまみがぎゅっと凝縮したようなお茶で、おいしかった。
他にも試しきれなかったお茶を1煎ずついただいてきたので、土曜日もお茶三昧か。
その前に、明日のプーアル茶会 in 江南飯店も楽しみだ!


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