中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
唐閣の福寿山高山烏龍茶
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唐閣は、阿里山茶房の張さんが新たに立ち上げた茶器と上級茶葉の専門店。素敵な台湾作家の茶器や名人茶を扱っている。

そんな張さんから、「台湾現代茶器作家5人展(東京・ギャラリーカフェ亀福)」の案内とともに、おいしいお茶が届いた。福寿山。僕の大好きな高山茶。最近は、蘭亭さんの梨山ばかりだったので、ちょっとうれしい。

僕自身、案内の「台湾現代茶器作家5人展」に行く時間が撮れるか分からないのだけど、亀福さんは、去年愛子さんと恵さんがコラボで展覧会をしたところだから、是非遊びに行きたいなと思う。

興味のある方は是非!




 東京立川にある台湾茶が楽しめるカフェ「ギャラリーカフェ亀福」では、
 唐閣と組んで「台湾現代茶器5人展」を開催します。台湾を代表する有名
 作家の茶器を目の当たりにできる非常に貴重な機会ですので、どうぞご
 訪問ください。

 期間:2009年3月19日(木)~3月31日(火) 11:00~18:00
     水曜日休廊
 場所:GALLERY CAFE 亀福
     東京都国立市東1-14-21 042-573-3580
     http://www.kamefuku.info/




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お茶の香りを表現してみよう
様々なお茶の香り、それぞれの特徴を把握しながら表現するのは結構難しいものです。そこで、香りの表現の練習をしましょう。



ワインの香り表現を参考に

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華やかな香りを表現してみよう

お茶の香りは非常に多様です。そんな香りを言葉で表現できたらどんなに楽しいでしょう。

飲み物の香りの表現の先駆的な試みは、ワインでしょう。ソムリエがワインをテイスティングするときに、その香りをどのように表現するかは、お茶の表現する際にとても参考になります。

ワインはすでに香りの表現がある意味定着しているといわれています。ソムリエ試験では、ワインテイスティングを行う際に「テイスティング用語選択用紙」なるものが用意され、それぞれのワインで感じられた香りをチェックする仕組みになっています。

例えば、ソムリエ試験の白ワインテイスティングの香り用語としては、「力強く豊かな」、「貧弱な」、「上品な」、「爽やかな」、「枯れた」、「濃縮感のある」「粗さのある」といった用語が61種類羅列されています。もちろん赤ワインの場合も同様に赤ワインにみあった香り表現が63種類用意されているのです。

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紅茶の香りもワインを参考に

代表的な香りの区分としては、Emile PEYNAUD (エミール・ペイノー)博士 の分類表(動物質の匂い、バルサム質の匂い、木質の匂い、化学的な匂い、香辛料の匂い、焦臭的な匂い、花のような匂い、果実のような匂い、植物のような匂い)が有名です。

しかし、最近用いられる一般的な香りとしては、果物、野菜、ナッツ、カラメル、木、土、化学物質、刺激臭、酸化、花、香辛料などといった大分類、そしてたとえば、果物には柑橘類やベリー類といった中分類、そして柑橘類には、グレープフルーツ、レモン、そしてベリー類には、ブラックベリー、ラズベリー、ストロベリー、カシスといったような小分類があり、それぞれ、「○○のような」という表現の仕方をするのが一般的なのだそうです。

ワインでは、このように多様な言葉を比喩として駆使しながらも、シンプルでかつ的確にワインの有様を表現する表現することが好まれています。あまりにも自己中心的で感情がこもりすぎた表現では、その明確な特徴を伝えることができないことには注意が必要ですね。

ではシンプルな香り表現を見てみましょう。

シンプルな表現を用いる

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このお茶の香りを表現してみたい

そこで、シンプルな言葉としては、以下のようなものが対比で掲げられることが多く、このような表現形式は、中国茶でも大変参考になります。

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シンプルな香りの表現

このように、ワインの香りの表現は、巧みな比喩を駆使して行われますが、ただ単に印象のみを表現するのではなく、「第一印象として健康度(若い、カビ臭がしない)」、「強弱」、「熟成度」、「複雑さ」、「内容(フルーツ系か植物系かスパイス系かなど)」を、明確に意思を持って組み合わせながら、表現されることになります。

中国茶の場合でも、お茶の良し悪しを判断する場合に、古いか新しいか、味が強いか弱いかなどを判断することがありますが、中国茶の香りも、このようなお茶の性質を考慮に入れた表現が出来るようになると、素晴らしいことだと思います。

さらに、香りの表現をより工夫できる方法があります。それを見てみましょう。

嗅覚以外の感覚表現を利用する表現方法

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香りの表現は非常に多様

さて、様々な香りを表現するときに、いままで見たように普通は「○○のような香り」として、その比喩対象の香りと比較する場合が多いのです。つまり、臭覚表現を利用していることになります。

しかし、香りの表現は、必ずしも臭覚表現を利用するだけではなく、さまざまな感覚表現が利用できます。

たとえば、「お茶を聞く」という表現がされるように、臭覚以外の視覚、聴覚、触覚、味覚などの用語を利用して表現してみることも大切だということです。

すでに、シンプルな表現例として掲げた表現の中にも、既にこれらの感覚表現が多く取り上げられています。

つまり、嗅覚という感覚を別の感覚で感じたように表現する手法で、例えば代表的なものに以下のようなものがあります。


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嗅覚以外の表現

では、実際に中国茶の香り表現はどんなものなのでしょう。

中国茶における香りの表現

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中国茶独特の香り表現も駆使してみる

中国茶の世界でも、昔から香りの表現は様々に用いられてきました。

たとえば、香りによる中国茶の区分が行われているように(「中国茶、香りの世界・味わいの世界 香りに酔いしれる」で解説しています。)、毫香(ハオシャン)、嫩香(ネイシャン)、花香(ファシャン)、果香(グオシャン)、清香(チンシャン)といったような、さまざまな香りの表現がもちいられてきました。

これ以外にも、研究目的、あるいは商業目的で茶の良し悪しを評価するいわゆる「品茶」のための用語として、さまざまな中国茶の表現があります。

 高香   非常に馥郁とした花香など。
 花香顕  ブーケアロマ。特級茶の花香。
 焦糖香  紅茶などの蜂蜜の香りやキャラメルの香り。
 干草香  秋茶の干草のような香り。
 平正   それ程香りが高くなく標準的な香り
 粗低   老茶の低い香り
 青気   青臭い草の香り
 高火   強く焙煎の施された茶の香り
 甜純   紅茶の甜香り
 高鮮   緑茶の新鮮な香り
 鮮嫩   緑茶の芽茶が持つ新鮮な香り
 幽香   茶葉の幽玄な香りが持続する様
 高甜   工夫紅茶の甘みのある香り
 清香   すがすがしく爽快で純粋な香り
 清高   清く爽やかな緑茶の香気
 [シ衣]郁 持続する花香
 蜜糖香  紅茶の蜂蜜の香り
 高爽持久 緑茶の爽やかで強く持続する香り
 嫩香   産毛の多いお茶の香りを評する用語
 煙薫味  焙煎の強いお茶の焙煎香
 陳香   古く寝かせたお茶の香り
 炒麦香  麦を焦がしたような香り


このほかにも、桂花香(金木犀の香り)、蜜桃香(蜜桃の香り)、栗香(栗のような香り)、桂圓香(竜眼のような香り)など、それぞれの花や果物、実などのにおいを比喩する場合に使われる香りの用語もあります。


韻を楽しむ

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岩茶の岩韻を満喫する

中国茶の中には、「韻(いん)」と呼ばれる独特の風味を持つものがあります。これは通常の香りとは明らかに区別されたもう一つの香りであり、一般的には、いったん茶を飲んだ後に感じることができるような「残香」のようなものと認識されています。それぞれのお茶に独自に独自の韻が存在しています。

  武夷岩茶・・・岩韻
  鳳凰単叢・・・山韻
  鉄観音・・・・音韻


特に、岩地に降り注ぐ太陽の光を浴び、霧に包まれ、岩のミネラル分を吸収して育つ「岩茶」だけが持つ、重奏な余韻を与えてくれる「岩韻」は有名で、その香りは「香(シャン)」ではなく「気(チー)」であるといわれています。

このように、お茶の香の表現は、さまざまな知識は手法を用いて工夫すると、自分らしい表現が出来るようになります。是非あなたも、飲んだお茶の印象をさまざまな表現方法を駆使して、実際に表現してみませんか?そうすれば、あなたの中国茶テイスティングノートもより一層、にぎやかなものになることでしょう。

なお、ワインを学ぶ場合、香の認識が非常に重要であることから、その教材として「Le nez du vin(ル・ネ・デュ・ヴァン:日本語で"ワインの鼻"という意味)という香り成分のエッセンスが、小瓶に詰められて売られています。

これは54種類+悪いワインの香り12種から構成されていますが、これを基に、どんな香が存在するのかを確認し、ワインの香を判断する訓練をするのです。とても面白い教材なので、お茶でもこのような教材が開発られるとよいと思うのですが、現在は見当たりません。是非、中国茶の教材として開発して欲しいものですね。

<関連リンク>
中国茶、香りの世界・味わいの世界 香りに酔いしれる
お茶の香のメカニズム
芳しい紅茶の香り(紅茶サイト)


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再見傅統
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中国茶仲間で先輩の青柳敬子さんが、香港土産?!で送ってくださった絵葉書集。

土地を耕すところから始まって、種まき、肥料配布、採茶、製茶、パッキング、運搬、行商などの工程がそれぞれ絵になっている。その後は、陶器の製造過程が描かれていて、お茶好きには、なんだかたまらない絵がこれでもかと登場するのだ。

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上の絵は、製茶の最終工程の乾燥。こんな風に昔は火入れしてたんだなあというのが、良くわかる。時期的には、清代とか民国ぐらいかなあ。

これはそれぞれ絵葉書になっていて、お茶好きに送ったら、とても喜ばれそうだ。


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ありがとうございました。

一緒に送ってくださった単叢は、こんどのお茶会でじっくりといただくことにします。



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アフタヌーンティー@ディズニーランドホテル
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アフタヌーンティーが食べたい。ということで、向かった先は、ディズニーランドホテル・・・。

でも、ここのアフタヌーンティーは、なかなか豪華。もちろん定番三段トレーのスコーン、サンドイッチ、ケーキが出てきた・・・。そのほかにも、白いトレーには、マカロン、ケーキなど、沢山、あれこれが乗っている。

紅茶もおもしろいポットで、アッサムの高級ブレンドがだされる。ポットの中に茶葉が入っている部分と湯が入っている部分の二段になっていて、横倒しにすると、湯に茶葉がひたり茶が入る。注ぐときにはポットを立てて、茶を注ぐ。以前どこかでこんな仕組みのポットをみたけど、どこでだったかな。

二段式ポットというと、トルコの「チャイダンルック」を思い出すけど、ぜんぜん違う仕組み。中国茶もいれられるね。

合計3000円なりのアフタヌーンティーセット。まあ、たまにはこんな豪華なアフタヌーンティーもいいかな・・と。


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