中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
国産烏龍茶
やぶきた包種茶(奈良産)

随分昔、奥八女でやぶきたを使って包種茶を作ったことがあった。それ以来、やっぱり品種的に日本茶品種は青茶にはむかないのだと思い込んでいたのだが、最近あちこちで作られるようになった日本茶品種の国産烏龍茶は、なかなかに侮れない。

国産紅茶は、いぜんFTEAでリンアンの堀田さんなどが全国から集めた35種類ぐらいのものを集めて飲んだことがあったけれど、当時ウーロン茶は数件しか売られてなかった。しかし、最近では、製品化して結構沢山うられているのにおどろいた。


たとえば、ネットでググればすぐにざっとこんなのがヒットする。


知覧烏龍茶
http://shinkouen.ocnk.net/product-list/27
香寿
http://lanting.jp/?pid=33308751
花いろ烏龍茶
http://www.yamasen-cha.co.jp/freepage_73_1.html
狭山烏龍茶
http://www.yoshinoen.gr.jp/oolong.htm
有機栽培日本の烏龍茶
http://www.kwfa.gr.jp/kakusyouhin/uuron-m.html
国産ウーロン茶:蒼風
http://cha2962383.ocnk.net/product/128
ウーロン茶 べにふうき
http://cha2962383.ocnk.net/product/30

時代は変わったのだなあ。
今年になってから、大阪で作ったというお茶や奈良の大和茶烏龍というものを御裾分けしてもらったんだけれど、昔出回っていた国産烏龍茶とはまるでちがって、あたかも台湾の包種茶のような味わいで驚いた。それだけ台湾の製茶技術を学びに行っている人が多いということなんだろう。

普通のお茶好きも、趣味が高じて台湾でお茶作りの研修を受けたりする時代、プロの日本茶製造者がおいしい烏龍茶を作れてもいい。ただ、これが流通として出回るかというと、まだまだマニアックなお茶好きに好まれる程度か。

採算にベースに乗るようになれば、おいしくて品質のよい国産包茶を安く手に入れることができるようになるので、それはそれで歓迎なのだけれどね。国産紅茶の盛り上がりほど、国産烏龍がいまいちなのは、日本茶とバッティングするからだろうか?まあ、日本茶風味のお茶は日本茶があればいいということになっちゃうというのも分かることは解るのだけれど。

ともあれ、10年ちょっとの時間でこんなお茶が存在するようになったのかというのは、結構な驚きであった。




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茶語
鉄観音

久しぶりに新宿高島屋に用事があっていったので、お茶でも飲もうと「茶語」に立ち寄った。
このお店が出来てもうずいぶん時間がたつけれど、相変わらず高島屋にはカフェが少ないこともあって、結構な人気である。

いまやこういう場所でお茶だけ楽しみましょというのは、なかなか難しいのだろうか?デザートとお茶という組み合わせは当たり前で、さらにランチやディナーの食事を用意するようになっている。

茶語

お茶の飲み方は様々で、もちろんお茶単体ではなく様々なバリエーションがあって当たり前なので、こういうスタイルも子の店みたいに確立してしまえば受け入れられるし、大いに意味はあるんだろう。

もう15年近く前に、まだniftyのオフ会なるもので中国茶屋巡りをした際にも、この店に立ち寄ったことがあったが、やはりお茶よりもお菓子みたいな、そんなお店だったのを記憶している。お茶の店が少なかっただけあって、結構、この店の斬新なデザインとかがお気に入りだったりした。

デザインはアランチャンが手掛けたもの。その内装もそんに変化もなく、くたびれた雰囲気も感じられず、茶語健在という感じだった。ただ、やはり相変わらず茶葉の量が少なくて、お茶を味わうという感じではなかったのが残念だ。ここはお茶そのものを楽しむというより、食事やデザートメインで、それについてくるお茶ということなのだろう。

茶語

キャッシャー横には、日本中国茶普及協会のインストラクター講座の案内があって、そこをみたら、もう15期募集中となっていた。懐かしいなあ。僕が講師をしてたのは2期までだっけ?それからもう13期もの卒業生をおくりだしたのか。

講師の先生方はなかなかの先鋭ぞろいだから、ここで学ぶのはいいことだと思う。いろんな教室を道場破りの様に経験してみるのも悪くないし、ひとところでじっくりというのもいいかもしれないが、お茶の知識はお茶の知識だから、きっかけや材料さえあればどこででも習得はできるのだけれど。

茶語新宿高島屋店
http://www.chayu.net/shinjuku.html




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中国茶の教科書
中国茶の教科書

『中国茶の教科書』という本がでました。

なんとなく僕が書いた『中国茶の本』に似た部分があるとはおもうものの、最新情報も含めてよりわかりやすく、素敵本に仕上がっている気がします。

「体にいい効能と茶葉の種類、飲み方、すべてがわかる」という副題がついているとおり、140種類ものお茶の解説がほどこされ、茶の入れ方など基本をしっかりと押さえた、初心者にはお勧めの本でした。

僕の場合はお茶葉あくまでも嗜好品であり、お楽しみの一部なので、「茶の効能」というのはNGワード。だからこういうのは他の方にお任せしたいと思ってるのですが、こんな形で入門本にも書いていただけると、ここを見てくださいって入れるから嬉しいです(笑)。

カラー写真も多くて、コラムも複数。情報もあたらしく、いい出来だなあと感心。

僕は『中国茶の本』をだしておきながら、実は分厚いテキストと絵だけの分厚い、yomuyomuみたいな紙質の中国茶の教科書って出したかったんだよねえ。

まあ、もう今になっては昔みたいな情熱がないから、そんなことも実現はしないけど、でもやっぱり僕が考える教科書と巷の、特に中国茶フリークの女性の方の考える教科書のイメージってずいぶん違うんだなと思った。

でも、お店情報載せちゃうと、改訂が面倒ですよ(笑)。
いまだにそのおかげで『中国茶の本』は10版を更新中です。



『中国茶の教科書』
 著者:今間 智子/北京東方国芸国際茶文化交流中心監修
 出版:誠文堂新光社
 発行:2012/11/22
 ISBN-10: 4416812833
 ISBN-13: 978-4416812839
 価格:1,470円




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