
実は、現在、本業で投資型(株式型)クラウドファンディングの制度構築に携わっていますが、株式型の場合は、考えなければいけないハードルが沢山あって、なかなか悩みどころが多いのが現状です。そもそも、クラウドファンディングはその事業やポリシーに共感を持った人がファイナンスするという仕組み。株式型の場合は、未公開株詐欺などの問題もあり、どのようにすれば共感を得て自己責任を原則とした投資をしてもらえるのか、さらに仲介業者が参入できるのかといった、投資家保護(規制)とファイナンスの自由度の確保(規制緩和)の間で制度設計に悩んでいる次第です。
そんな中、しゃおしゃんの前田さんから「READY FOR?」で気仙茶(日本北限の茶)の振興のために資金募集を開始しましたという連絡が来ました。震災で被災し、さらに若者が後を継ぎにくい、そんな伝統茶を守るために、多くの人の共感を得て、この事業に取り組んでいきたいという熱い思いが彼女から伝わってきます。
そうそう、まさにクラウドファンディングってこういうのに使われるべきなんだよなあと、寄付型、購入型クラウドファンディングの利点を垣間見る思いでした。寄付と最初から割り切って事業を応援する!そんな気持ちで株式型クラウドファンディングが使われるようになるならば、それなりの意義もあるのでしょうけれど、ひとたび日本で投資となると、いろんな問題が付随してくるので、問題が複雑になってしまいます。
ともあれ、前田さんの気仙茶振興には、ささやかながら協力しようと思っています。そうすればこの先もおいしい気仙茶を飲み続けることができるはず。
もし、興味のある方がいらっしゃったら、よろしくお願いします。もちろん、あくまでも自己責任で!(笑)
陸前高田や大船渡の伝統ある “気仙茶”を守り継ぎたい。
https://readyfor.jp/projects/kesencha

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2002年11月に初版が出て、2011年11月までの間、度重なる重版を繰り返してきた『中国茶の本』ですが、どうやらこの度絶版になったようです。長い間、みなさんに読んでいただけて、本当にありがとうございました。
すでに、中国茶の世界で私の役割は終わったとおもっていますので、今後は後続の方々にどんどん活躍していただければと思います。
もう10年以上前になってしまいますが、この本を作った時の楽しかったこと(その様子は、こちらから)は、今でも忘れません。橘内さんとの毎日のようなメールのやり取り、日置さんの事務所での茶葉や茶器の撮影、お店への取材など、本作りって楽しいなって、本気でおもいました。
本業関係の本作りは、ただただひたすら原稿を書くだけなので、全然楽しくありませんが、この『中国茶の本』で、本作りの楽しさを教えていただいたことは、僕にとって本当に貴重な体験でした。
初版本にこの本作りに関わってくださった方々のサインが残っていますが、僕にとってはそれが一番の宝物です。多くの人に読んでいただき(最終的には5万分ぐらいでたのかな?)、そして少しでも中国茶普及に貢献できたのなら、本望です。

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なんか、本当に最近はこればかり。
TWGのクリームキャラメルティ
国内メーカーのキャラメルティより
少しだけスパイシーなこの紅茶は
お菓子似合うから始末が悪い(笑)

これを事務所で入れるとたちまちキャラメルの香りに包まれてしまうので
もっぱら自宅愛飲用なのだが
三時のおやつにこいつを入れると
シナボンのシナモンロールが無性に食べたくなってしまう
以前は気軽に手に入ったシナボンだが
近所に全く店が無いので
このお茶のお供はドーナッツ

三時のおやつ用のお茶なのである(笑)

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昔、キームンといえば、キームンジャパンを置いて他の紅茶は考えられない時代があった。
ネットで吉岡さんが丁寧な説明をしていたあの頃、なんかキームンが身近になった時代でもあった。
残念ながらウエブサイトもなくなってしまい、直接購入する手段が途絶えたキームンジャパンのお茶だったが、今は卸などを通じて販売はされているらしい。
で、8年ぶりぐらいだろうか、久しぶりにキームンジャパンの紅茶を飲んだ。ふんわりと甘い、若干スモーキーな口当たりの、おいしいキームン紅茶だった。
そうそう、このなんの飾り気もない茶の缶に、ラベルの端ってあるのがキームンジャパンの特徴だったよねえ。
久し振りのキームンも、おいしさには変わりがない。
たまにはじっくりといろんな中国紅茶の飲み比べなどもしてみるのも悪くないかな。

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オフィスではどうしてもティーバッグになることがほとんどである。まあ、仕事しながら工夫茶でお茶を飲むわけにもいかないからやむを得ない(一時期茶壷を持ちこんで茶を淹れていた時期もあったけれど)。
なので、ティーバッグもおいしいものである必要がある。常に常飲しているのは、LIPTONのイエローラベル(ビラミッド型ティーバッグのやつ)なのだが、最近新丸ビルの地下の紀伊国屋に行く機会があって、そこでこんなティーバッグを見つけたので、飲んでいる。
ORGANIC WHITE TEA WITH ORENGE
うん、確かに白茶風味の味わいがベースにあるお茶だが、品の良いオレンジの香り付けがしてある。クリッパーという会社が製造販売しているが、日本ではオーガニック食品を扱うMIE PROJECTという会社が輸入して販売しているらしい。

なんとなくお洒落カフェに似合いそうな紙パッケージのおしゃれな感じがなかなかいい。パッケージデザインが良いと、ついつい購買意欲が増す。マーケティングの鉄則だね。本当は白茶はカフェインが強いはずなので、このお茶も、そうなのだろうけれど、パッケージとWHITE TEAという響き、そして実際のお茶の色などをみてしまうと、とっても優しいお茶のような気がしてくるから不思議だ。
最近は朝一杯目のお茶はこのお茶と決まっている。

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