
これは秋茶の安渓鉄観音。安渓の虎坵郷にある自家茶畑で取れた極上の茶だけを丁寧に焙煎して仕上げたもの。
香港・九龍城にある茗香茶荘で毎年少量作られているお茶だ。この茶荘は、「冠軍茶王」という長年のヒット商品を販売しているおみせで、日本でも一部には名前が相当広がってる。
芽の部分を丁寧に摘んであるので、茶葉自体は、比較的安渓鉄観音の粒にすると小さく感じる。
しかし、復元したときの茶葉の手触りはなかなかのもの。

香港で丁寧に焙煎されるので、巷にあふれている青い安渓鉄観音とはちょっと違い、香港でお茶にはまった人にとってはたまらない仕上げになっている。
水色を見てもらうと解るが、中火程度の火入れがしてある。だから、二煎目以降にその本領が発揮される。
三煎、四煎と煎を重ねていくにつれ、本来のお茶の持つうまみが抽出されてくるのがうれしい。
この手の安渓鉄観音が、僕の原点なんだろうなあ。

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この記事へのコメント
こんにちは。
↑の写真の茶杯、Formosa Tea Connectionn さんのものですよね?
私も無地のものを愛用してます(^^;。容量大目なのに、ちゃんと縁が薄くなってて、使い勝手いいんで気に入っています。
因に、安溪鐵觀音は私も断然、中火派です。不思議と木柵鐵觀音とはまた異なった香味がありますよね。
↑の写真の茶杯、Formosa Tea Connectionn さんのものですよね?
私も無地のものを愛用してます(^^;。容量大目なのに、ちゃんと縁が薄くなってて、使い勝手いいんで気に入っています。
因に、安溪鐵觀音は私も断然、中火派です。不思議と木柵鐵觀音とはまた異なった香味がありますよね。
mad_hatterさん、こんにちは!
そうなんです。このカップ。ついつい手を出してしまったんですよ。昨年の夏の大茶会で。とても使い勝手が良いので、最近はこれでばかり飲んでます。
香港でお茶に嵌ったからか、やはりしっかりと焙煎してあるお茶に回帰してしまうこの頃です。もちろん、火入れの軽い安渓鉄観音も好きなんですけどね。沢山飲むとつかれちゃう。お茶に負けちゃうからでしょうか。
そうなんです。このカップ。ついつい手を出してしまったんですよ。昨年の夏の大茶会で。とても使い勝手が良いので、最近はこれでばかり飲んでます。
香港でお茶に嵌ったからか、やはりしっかりと焙煎してあるお茶に回帰してしまうこの頃です。もちろん、火入れの軽い安渓鉄観音も好きなんですけどね。沢山飲むとつかれちゃう。お茶に負けちゃうからでしょうか。
2004年の「秋皇」は、昨年までより焙煎が幾分強くなっています。今までは清香に近かったのですが。回帰現象なのでしょうか。
伝統的な、西坪の「南岩鉄観音」って感じの味わいですね。
あまり沢山はできないらしいです。
陳老師も、広がった茶葉を愛おしむように見せてくれたそうです。
私は、やっぱり香港でお茶にはまったのでこのお茶は今一番のお気に入りです。
伝統的な、西坪の「南岩鉄観音」って感じの味わいですね。
あまり沢山はできないらしいです。
陳老師も、広がった茶葉を愛おしむように見せてくれたそうです。
私は、やっぱり香港でお茶にはまったのでこのお茶は今一番のお気に入りです。
MOMOさん、ご馳走さまでした、これ、すごくおいしいです。この秋の鉄観音(かめきちさんのところのを飲んでないのでまだ比較できないんですが・・・。)、落ち着き具合とか、味わいがちょうどよくって、本当においしくてほっとしますよね。
今月のTCCのお茶会の時に、みなさんに振舞おうと思っています。
今月のTCCのお茶会の時に、みなさんに振舞おうと思っています。
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大好きな香港を想い出すお茶。香港の下町・九龍城の「茗香茶荘」の安渓鉄観音。我が家の定番は「冠軍茶王」だが、昨秋の「名巖秋茶皇」がいまとてもお気に入り。安渓縣虎坵(西坪の隣村)の自家茶畑の葉を使ったお茶で沢山はできないとか。初めて飲んだのは2002年...
2005/01/23(日) 22:45:34 | @富士見高原
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