中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
風邪の予防と風邪にきく中国茶! 風邪をひいたら紅茶が一番♪
感冒了!!!台湾の友人からメールが届きました。彼女はどうやら「風邪ひいちゃった!」らしいのです。そこで僕が送った返事は、"You should drink a cup of chinatea!"でした。
僕はいつも風邪を引いてしまった場合には紅茶を、風邪の予防に中国緑茶を、みんなに勧めているのです。

そこで、今回は、「なぜ、お茶が風邪に効くのか?」と題して、お茶の威力を探って見ましょう♪

■ 「風邪には中国紅茶を!」

20011023_01.jpg
中国紅茶ではとても有名な邪門紅茶

今年の台湾は、とても天候不順で、台風も多く、地震もあったりと、このところストレスをためてしまっていた彼女。風邪を引いてしまうのも無理はありません。そんなときはあったかくして、寝ているに限るのですが、食欲もなくて、何も食べたくないというときに、是非おすすめなのが、「中国紅茶」。

日本では紅茶というとどうしてもインドやスリランカの紅茶を思い浮かべますが、中国紅茶にも非常においしい紅茶があるのです。僕が風邪の時に飲む紅茶は、「九曲紅梅(きゅうきょくこうばい)」、「祁門(きーまん)」、「[シ真]紅(でぃえんふぉん)」といった中国紅茶。特に、「[シ真]紅」は、ダージリンを髣髴(ほうふつ)とさせるおいしいさ。また極品の祁門礼茶は、安物にありがちなスモーキーな香りはほとんどしない、とても香りの甘い紅茶なのです。

で、こんなおいしい紅茶がなぜ風邪に効くのかというと、それは紅茶の製造工程に秘密が隠されています。緑茶や烏龍茶の場合は、茶葉を摘んですぐ、あるいはしばらくして発酵を止めてしまいますが、紅茶の場合は、茶葉を摘んだ後、完全に発酵させてから、乾燥します。この完全発酵によって、茶葉のポリフェノールが酸化して抗菌性の強い色素「紅茶色素テアフラビン」が生成されるのです。テアフラビンは、細菌やウイルスを撃退する効果があり、風邪やインフルエンザに効くといわれています。最近時々耳にする「紅茶フラボノイド」と呼ばれる「カテキン、テアフラビン、テアルビジン等を含む、紅茶に含まれる抗酸化物質」の中で、もっとも抗菌作用が期待されるのは、このテアフラビンの効果だといわれています。

20011023_02.jpg

さらに、紅茶独特の甜やかな香り成分である「テルペン」が、体をリラックスさせるので、アロマテラピー効果が発揮され、体の自然治癒力も増加するというわけです。女性は、香りに敏感なので、僕は彼女に、香りのよいお茶を選ぶことをすすめたいと思います。

ですから、風邪で寝込んでしまったときには、紅茶と消化によい果物やお菓子を取って、安静に寝ているのが一番。これが僕の風邪治療法です。

■ 「風邪の予防には中国緑茶を!」

一方、普段からの風邪の予防には、中国緑茶を含む、「中国緑茶」がおすすめ!。
お茶には、たくさんの成分が含まれています。そもそもお茶は薬として利用されてきたという歴史もあるようですから当たり前なのですが、その中でも特に風邪の予防に効果覿面なのが、ビタミンC。ご存じのように風邪の予防やストレスの解消に役立つのです。

20011023_03.jpg
開化龍頂(緑茶)

しかし、最近注目を浴びているのが、「カテキン」です。

では、カテキンってなんでしょう。カテキンとは、一般的にお茶の渋みを出すタンニンを形成する成分(禄茶に含まれる渋みの成分)です。このカテキンには、様々な効果があることが近年の研究でわかってきました。特にお茶のカテキンの最大の効果は、あらゆる植物成分の中で最も優れた抗酸化作用を示すことです。(活性酸素が毒化して体が酸化すると「ガン」、「心臓病」、「脳卒中」、「糖尿病」を引き起こすといわれていますが、この活性酸素を無毒化する効果が非常に強いといわれています。

20011023_04.jpg

が、ここでは、風邪の予防に風邪効くかということに絞ってお話をすると、緑茶に含まれるカテキンは、インフルエンザなどのウイルス類をやっつける効果が非常に強く、普段僕たちが飲んでいる濃さのお茶でも感染力を失わせることが可能です。そのため、たくさんの緑茶を飲めば(あるいは緑茶でうがいなどをすると)、インフルエンザなどのウイルスが体に入って感染することをあらかじめ防ぐ効果があるということになります。

20011023_05jpg.jpg

ちなみに、茶葉を発酵させている紅茶・ウーロン茶のカテキンは酸化しているためカテキン本来のパワーが損なわれてしまっているといわれています。だから、まず、風邪にかかる前には、是非緑茶で風邪の予防をしてください♪



にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック