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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
雲南の緑茶
龍井や碧螺春など、中国茶のメジャーなお茶が新茶として出てくるまで、もうすぐになりました。そんな時期に一足早く届いた雲南省の新茶を2種、ご紹介しましょう。
なお、今後も少しずつ、いろんなお茶の紹介ができたらいいなと思っています。♪

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緑のきれいな雲南毛峰

雲南毛峰

雲南省といえば、普[シ耳]茶(ポーレー)や[シ眞]紅(テンフォン)などが有名ですが、もちろん緑茶の一大産地でもあります。つい先日も2月に摘れたという雲南毛峰が転がり込んできました。実はこのお茶、中国茶に興味を持ち始めてすぐに出会った雲南省のお茶だったので、とても有名なお茶だろうと思っていました。

ところが、実際にどんなお茶だろうと最近改めてあちこちの本を探してみたのですが、「雲南毛峰」という名前のお茶は見つかりませんでした。それもそのはず。実は雲南毛峰というお茶は、雲南省でとれる毛峰系のお茶の総称だったからです。

毛峰系のお茶といえばまず最初に名前が挙がるのは安徽省の銘茶「黄山毛峰」。その形を見ると、芽を中心に一芯ニ葉で、ほこの先の様な茶芽と白亳(白い毛)のあるものをいいます。しかも、[火共]青緑茶との代表格として掲げられていますので、明らかに日本茶とは異なった独特の風味と香りがするお茶です。この雲南毛峰も、形態を見ると黄山毛峰には似ていなくもありませんね。

雲南省では、「雲南緑茶」の総称として「[シ眞]緑」という名前がつけられていますが、どうやらその[シ眞」緑のうちの高級茶が雲南毛峰なのではないかという気がします。その意味では、ちょっと産地や品種を特定するのは難しいようですね。

果実系(柑橘系)の独特の甘味と香りが口の中に広がります。茶葉もとても美しい黄緑色で、毛峰と言う名の通り、白毛で覆われています。さわやかな香りのお茶です。絶対にお勧めできるおいしい茶ですね。もちろん、新鮮なものはということですけれど。

龍生翠茗

このお茶も、実は同じ時期に入手した2002年の新茶で、雲南省の緑茶です。この龍生翠茗もいろいろ探したのですが、実は銘茶には含まれて居ませんでした。いわゆるメジャーリーグのお茶ではないらしい(笑)。そこで、ちょっと調査に乗り出してみたのですが、どうやら最近売りだし中のお茶のようなのです。

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龍生翠茗

私が持っている中国で出版された中国茶の本を駆使してみても、このお茶の名前はありませんでした。最後の手段!ということで、中国語YAHOOで検索したところ、龍生?色産業集團という雲南省の大きな茶会社が生産しているお茶だと判明しました。そこには、大葉茶種で作られたお茶で、しかも、先進的な工場の設備を用いて生産されたお茶であると書かれていました。優杯機製名茶獎や中國科技精品博覽會金獎、さらに新技術生産博覽會交易金獎を受賞したというつわもの。最新の工業技術に支えられたお茶ということなのでしょう。そのためか、とても形のきれいなお茶でした。ただ、機械を駆使して作られた新しいお茶なんていうと、「まっすぐになってしまった胡瓜」を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。(笑)

しかし、このお茶、味は雲南大葉種に良く感じられる非常に香りのよい、柑橘系のお茶で、私の嗜好にはぴったりとあったお茶でした。これから日本にもたくさん入ってきそうな感じのするお茶ですから、機会があったら是非、飲んでみてください。



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