中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
極品キームン紅茶
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キームン紅茶といえば、昔は紅茶やで売っている中国紅茶=キームンというイメージだった。その紅茶にはシルバーチップとかゴールデンチップなんていうものはぜんぜんなくて、ただいぶした香りのする紅茶だった記憶がある。

これがキームン紅茶なんだよと飲ませてもらったのが、キームンジャパンのクイーンズ。もうずいぶん昔の話だ。

この紅茶は、清代1875年に作られたという。その生産の由来にはいくつかの説があるが、とりあえず、余干臣が宦官をやめて商人になり福建省から安徽省にやってきて、福建省の発酵茶「工夫茶」にならって東至県に工場を設立し茶の製造を始め、翌年に祁門県(祁の偏は[示]です)に二ヶ所の製茶工場を設立して「祁門紅茶」を造りこれを拡大していったのが始まりという説がもっとも有力。

でも、この地域でもともと作られていたのは緑茶。黄山毛峰みたいなお茶を想像すればいいのだろうか。

そんな緑茶から、「祁門香」と呼ばれるこの紅茶を生み出すには、さまざまな努力を必要としたのだろう。福建省産の紅茶のルーツが烏龍茶であったことを考えると、想像に難くない。

この紅茶が世界的に認知され、英国などに輸出されるようになった歴史的な経緯なんかに思いを馳せながら、甘い香りのこのお茶を楽しむのが、この頃の僕の楽しみだ。




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