中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
聞香杯
b200401061.jpg聞香杯をはじめて使ったのは、もう8年ほど前。
青山にあったプロバ茶芸館というジュディーオングさんがやっていたお店。

初めて体験した時には、なんで2つも茶杯があるのだ?ととても奇妙に感じたものだった。
「こちらの茶杯は、香りを嗅ぐだけのためのものですので、こうして、お茶を注いだら、そのまま、別の飲むための杯にお茶を移して頂いて、じっくりと香りの変化をお楽しみください。」と、非常に丁寧に説明を受けて、実際に香りを嗅いだ。

空気に触れるとその香りが刻一刻と変化していくのが分かる。なんともいえない香りのコクがどんどん深くなっていって、まるで黒砂糖?と感じるような、そんな濃厚な香りが脳に直接伝わってくるような感じだった。

香りは揮発性物質。高温であるほうが、香りが立つはず。にも関わらず、茶杯の温度が低くなるに連れ、空気にさらされる香りはその濃さを増していく。特に甘味。いつまでも聞香杯を放したくないような・・・。

このときに飲んだのは、凍頂烏龍茶だった。やや焙煎のつよくかけてあるもの。焙煎の香りとお茶本来の香りが混ざったときに、このようにすばらしい香りが立つのだということも、このときに教わった。

それから数年間、聞香杯を使ってきたけれど、あるとき端と気がついた。別に聞香杯がなくともいいんではないか?それよりも、聞香杯にかまけている間にどんどんさめてしまう茶がもったいない。香りは、茶を飲んだ後に楽しめばいいのだから・・・と。それ以来、自宅でお茶を飲む際には、僕はほとんど聞香杯は使わなくなってしまった。

ただ、出きるだけ高さのある茶杯を使うけれど。
でも、香りのマジックってすごいといまだにおもう。僕がお茶にこれだけのめりこんだのも、きっかけは茶の香りだったのだから。



にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
コメント
この記事へのコメント
祝 Blog仲間誕生!
当方は若干blogの先輩であったはずのですが、
諸般の理由により、ココログの後輩にならせていただくことになりました。。。
その節はよろしくお願いします。
昨日、久々に聞香杯を使いました。
甘い香りが冷めても長い時間楽しめるのは、
毎度のことながら感心します。
これからも、時々は使ってみようと思っています。
2004/01/06(火) 10:53:25 | URL | 茶さる #79D/WHSg[ 編集]
もうすこし、スタイルシートを維持って、汎用性のあるデザインにしようと思ってますが、とりあえずスタートなので、用意されたデザインテンプレートをそのまま使っています。
タイトルに画像をいれるのを、今週中に手掛け様かなあと・・・。(笑)
TCCの品茶会、竹里館で開催するときは、聞香杯が用意されますが、いつも無視されています。可愛そうなので、時々使ってあげます。ここに張りつけた画像も、竹里館のものです。
最近、ちょっと茶杯にはまっています。海風號の上に向って開いている茶杯(背丈のあるやつ)が、いまお気に入りです。
2004/01/06(火) 11:19:22 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック