中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
樟樹湖
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最近ちょこっとだけ台湾高山茶の「樟樹湖」に興味がある。それほど多くの樟樹湖を飲んだわけではないけど、「こいつなかなかやるジャン」という感じがする。もちろん、個人的に好きな台湾の烏龍茶は、ダントツで梨山系のお茶。これだけは「今年の大禹嶺はおいしいよ!」とか「いやあ、杉林渓でしょ」などといわれようが、これだけは譲れないのだが、最近いろいろとニューフェイスにお目にかかる中で、清々しい馥郁たる香りがあなどれない。

梨山一体の茶園の場合、ボディーがやや強い福寿山を別にして全般的には優しいお茶という印象がある。一方で、この樟樹湖は阿里山系列の茶園だが、どちらかというと「梅山」に連なるのお茶の独特の味わいがはっきりと出ている。しかし、一方で、その清清しい香りと微妙にのこる甘味が結構ツボをついているという感じだ。

樟樹湖は、台湾嘉義縣梅山郷太和村樟樹湖に位置するのだが、標高的には標準的な高さ(1350~1650メートル)の茶園で作られる。

「瑞里金萓茶」というお茶の名前を聞いたことがあるのだが、これなどは、この樟樹湖茶にあたるらしい。深い林のある地域を開拓した茶園では、青心烏龍と金萓が作られているらしい。しかも、梅山郷農会の比賽茶の常連だという。

いままで、日本には、阿里山高山茶として入ってきたことが多かったのだが、明らかに僕が認識している阿里山とは違う味わいと香りのお茶なのだ。興味があるようなら、台湾茶藝館で良い樟樹湖を阿里山烏龍茶として扱っているので、試してみると面白いと思う。

やはりワイン同様、茶が作られた風土香(テロワール)って、あるような気がする。これがいい例ではないか。





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