中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
最高の最高
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昨年の暮れにMen's EXという雑誌に「最高の最高」という特集が組まれ、僕も参加させてもらった。そのときの「最高の最高」として選んだのは、「普段一般の人も入手できて楽しめるお茶の中の最高の最高」というコンセプトだった(他のページを見たら、「うっそだろ!こんなの普通の人は入手できんぞ!」というものもあったが、それはまた別のお話・・・。笑)ので、梨山高山茶を紹介させてもらった。

がしかし、近年飲んだお茶の中で、本当に最高の最高を掲げよといわれたら、ためらいなく「賽茶王」を選ぶだろう。安渓鉄観音のなかでも茶王中の茶王と呼ばれる賽茶王。素性は良くわからないが、普段入手ができないほど、それこそ「ぶっとび」の値段がついているという。

こんなお茶を、このところ毎年2回、楽しむことができるという名誉に預かることができた。

b20040126-1.jpgなにしろ、何煎も楽しめて、そのボディーがぜんぜん落ちない。もちろん、香りも味もその表情を刻々と変えて、7煎目ぐらいからようやく、落ち着いて本領を発揮するモンスター。

生茶(ポーレイの生茶とはちがう)と呼んでも良い、発酵の軽さと[火共]焙の軽さ。独特の酸味と甘い香り。人を酔わせる華やかで妖艶なその味わいは、「最高の最高」という称号こそ、ふさわしい。

茶王と名の付く安渓鉄観音は、いろいろと出回っているが、まだこの賽茶王以上の安渓鉄観音に出会ったことはない。それほど、すばらしいお茶である。

が、こんなお茶と出会ってしまうのは、いうなれば不幸でもある。これ以上のお茶と出会う機会は、おそらくほとんどないだろう。でも、入手できない。これこそ「高嶺の山」なのだ。普段飲んでいるコストパフォーマンスの良い、香りの素敵な安渓鉄観音を味わいながら、年に2回のこの至福の日を心待ちにしている、今日この頃だ。






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