中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
英記茶荘 東京vs香港
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渋谷の神泉にあった英記茶荘が六本木ヒルズに移転して、一年が過ぎようとしている。僕が中国茶に嵌って、東京ではじめてお茶を購入したのが、この英記茶荘だった。赤いラベルが張られた英記茶荘の茶缶が並ぶ店内は、香港のお店と雰囲気はほぼ同じで、訪問するのが楽しかったのを記憶している。

当時購入したのが、水仙。いかにも「香港で好まれる烏龍茶です」という感じで、食事の時に飲むのが好きだった。ブリキの缶に赤いラベルが張りつけられた、英記茶荘オリジナルの缶も好きだった。

現在は、六本木ヒルズに本店を構えているが、昔の香港風とか庶民風というイメージが払拭されて、なんだかとても垢抜けておしゃれになってしまった。

六本木ヒルズという場所柄だろうか。おしゃれな女性が店内でお茶を見ている姿を見ると、ここがあの英記茶荘だろうかなんて、考えてしまう。そういえば支店は丸ビルにあったっけ。

b200404202.jpg僕の中の「英記茶荘」は、やはりこの左の写真のようなお店なのだ。これは、香港セントラルにある店舗。灣仔にある英記茶荘よりは確かに高級店のようにも見えるが、中でお茶を売っているのはみな、いかつい香港人のおじさんだ。

棚の赤い缶は日本でもみられるが、やはりお店の雰囲気がまるで違う。この店を灣仔にある「祺桟茶行」に喩えるなら、東京の英記茶荘は「福茗堂」といった感じだろうか。

そうなると、客層もちがって、福茗堂が欧米や日本人の観光客などを相手に商売しているように、日本の英記茶荘も六本木ヒルズを訪問するようなハイソでリッチな客層をターゲットにしているように見えてくる。

それはそれでお店のポリシーだから、僕がどうこういう必要は無いのだが、なんとなく地元密着型の、香港の英記茶荘のようなおみせが、日本にもあって欲しいものだと、このごろよく思う。

普段ががぶのみするようなお茶もあるし、実は裏にとてつもないお茶が隠されているなんていう、そんな老舗の飾らないお店があれば、大変嬉しいのだが。



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コメント
この記事へのコメント
十数年前、母への香港土産にここの「極品鐵観音」の4両缶を買いました。
……中国茶の知識が無かった私は、フォションの紅茶の3倍くらいの値段だからきっといい物だろうという滅茶苦茶な理由で(笑)
花の蜜の香りが辺り一面や口中にふんわりと漂う、美味しいお茶でした。
いままで私が知っている烏龍茶ってなんだったの?!
このときから私の中国茶迷が始まったのでした。
2004/04/21(水) 08:05:00 | URL | MOMO #79D/WHSg[ 編集]
MOMOさんの中国茶の原点は「英記茶荘」だったのですね。香港でお茶にからめ取られた人とは、なんとなく、お茶の嗜好が似ている?!気がします。(笑)
僕の場合は、その後あちこち浮気しまくりで・・・。夕べも新茶の緑茶を堪能してきました。おいしかった。
2004/04/21(水) 08:14:09 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
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