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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
ねじられた茶葉
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ぐるぐるにねじられてしまった茶葉。細いスティック状にされて箱積めされているこのお茶は、ご存知の方も多いと思うが、「苦丁茶」。いわゆる「茶外の茶」。

福建省・雲南省・広東省・海南省で主に作られているもので、 福建省や海南省では苦丁樹という植物から、また雲南省や広東省ではオトギリ草の葉を使うとされている。元祖は広東省とも言われ、苦丁茶はその昔モチノキ科の植物が使われていた「中国茶経」という本には書かれている。

この画像のお茶は福建省の安渓の会社によって販売されているもの。入っていた箱は、「安渓鉄観音」と印刷された上から「苦丁茶」のシールが張られている。日本では商品として考えられないことだけど、中国当たりだとこれでクレームはこないのだろう。

いろんな形の苦丁茶があるのだが(ここを参照)、これなどは比較的オーソドックスなもの。

ところで、前々からとても不思議に思っていたのは、どんなふうにこの苦丁茶の葉がねじられているかということ。そこで、湯につけて丁寧にはがしてみた。

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葉を丁寧にはがすと、一芯ニ葉の巨大な葉が現れた。葉が丁寧に半分に折られ、それが丁寧に茎を中心にぐるぐると螺旋状に巻かれているのだ。どうみても、これは手で巻いたとしか思えない。しかし、もし、これを手で巻いたとするとものすごい労力だ。一缶に数十本入っているのだから、僕の手元にあるものを作るだけで、一人で半日はかかってしまいそうなほど。でも、脅威的な労働力を誇る中国のこと、この手の作業も熟練すると、あっという間に巻いてしまうのかもしれない。

こんなふうにねじられ、巻いてあるのを目の当たりにすると、そんな労働力に敬意をはらって飲まなければいけないものであるとは思うものの、やはり苦丁茶は「苦まずい」としか言いようがない。健康のためといわれても、これを毎日のみ続ける勇気は、僕にはない・・。



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