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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
日本の黒茶3-石鎚黒茶
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日本の黒茶第三弾は「石鎚黒茶」。これも四国の愛媛県と高知県の県境付近にそびえる海抜1992mの石鎚山の山麓で作られるお茶。愛媛県周桑郡小松町石鎚地区で細々と作られている。

「馬糞茶」、あるいは「腐らし茶」などとも呼ばれているらしい。本名は「石槌晩茶」。

以前は、曽我部正喜氏がその製茶法のたった一人の伝承者だったらしいが、平成11年以降、TVでのこの茶の紹介により、幻のお茶を絶やしてはならないということで、周桑郡小松町の生活改善グループ「さつき会」が中心になって、その製茶法の保存に乗り出し、現在では、多少ながらも流通させられるようになっているらしい。

このお茶の作り方は、松下先生の「幻のヤマチャ紀行」とか中村先生の「番茶と日本人」にくわしいが、多少の差はあるものの、碁石茶の製造法に似ているみたいだ。

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この茶葉を見てもらうと解るように、とてもしっかりした茶葉。やはり夏の大きな茶葉を使うようだ。何枚もの茶葉が重なって固まりになっているところもあれば、ほぐれて一枚一枚になっている部分もある。

すっぱさは、碁石茶ほどではないかな。比較してみると、碁石茶よりも飲みやすい。でも、これも茶粥向きだね。このお茶の茶粥は、anomaで食べることができる。これって、すごーく貴重じゃない?!

すこしの塩を振って、木のスプーンですくって一口口にいれると、なんとも素朴な味が口の中に広がる。おいしいんだよね。こういう素朴なものって、絶対に未来の日本に残したいものだと思う。



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コメント
この記事へのコメント
塩を振って食べてみたいです。天ぷらにしてもよさそうですよね。
2004/05/31(月) 12:31:45 | URL | reitaro #79D/WHSg[ 編集]
たまにはお茶にコメントしよう、ということで(笑)。
高校まで石鎚山を毎日眺めながら生活してましたが、数年前に聞くまで石鎚黒茶のことは全く知りませんでした。(無○庵さん、お元気でしょうか?)絶滅の危機と聞いていたのですが、続いているのですね!よかったです。
愛媛県人としては一度頂いてみたいお茶です。でも、、実は漬物が苦手なので、碁石茶を飲んだ時はかなり・・・でした(汗)。石鎚黒茶はどうでしょうか。
2004/05/31(月) 23:30:38 | URL | miya #79D/WHSg[ 編集]
>>reitaroさん
うーん、この茶葉は、結構ごわごわで硬いんです。夏に大きくなった茶葉をつむので、歯ごたえしっかり。(笑)てんぷらにはちょっと向かないと思いますよ。はやりてんぷらは、新芽ですよ。
>>miyaさんは愛媛県人だったのですね。石鎚山を眺めながらなんて、いい感じですね。僕の場合は丹沢を毎日眺めながらでしたが・・・。(笑)
石槌黒茶も、やはり若干すっぱいです。だからそのまま飲むより、やはり茶粥が最適かと。
無○庵さんとはFTEA壊滅状態なので、ぜんぜんコンタクトしてないのです。年賀状はいただきましたが・・・。お元気だと思いますが・・・。なお、茶輪さんは、お病気されて入院されているそうです。早く回復されると良いのですが。
2004/06/01(火) 08:18:11 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
やはり若干酸っぱめですか。うちに阿波番茶もあるのですが、なかなか減りません。。。今度茶粥にしてみます。
茶輪さん、私もお知らせを見て驚きました。早く良くなられるといいですね。
2004/06/02(水) 00:07:58 | URL | miya #79D/WHSg[ 編集]
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