中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
シアワセの香り
b200406041.jpg

久しぶりに蜜蘭香単叢を飲んだ。単叢の中で僕が一番好きなお茶。いつも気に入って飲んでいるのは、ラ・メランジェのもの。今年もわざわざ松宮さんが届けてくださった。

蜜蘭香は、ライチの香りがするものが好き。茶葉も他の単叢と違って、やや小ぶりだが、茶色のつやの出かたもちょっと深みがある。茶を入れる前に、茶葉を手にとってフーッと息を吹きかけてやると、それだけで本当に芳しい香りが立ちあがってくる。それだけで顔がにこにこになってしまうんだなあ。

普段はあまり茶壷の使い方を気にしないのだが、このお茶だけは、この香りを茶壷につけたくて、蜜蘭香専用の茶壷を使う。じっくりと暖めた茶壷に茶葉をいれて、一度蓋をしたら、また蓋を取ってここでも香りを聞く。本当にこの香りはなんど試しても、シアワセにしてくれるのだ。

そして、茶壷の淵にそって、細い水流でそおっと湯をそそいでいく。どきどきわくわくしながら茶が淹るのを待っている時間も、これはこれでまた楽しい。そして、大ぶりの磁器の茶杯にそのまま茶を注ぐ。それだけで、部屋に香りがフンワリと漂うのだ。

そして一口。口の中に香りとともに蜜蘭香のもつお茶の味わいの良さが広がる。香りと味のバランスは非常に難しい。例えば金萓茶。これなどは、香りと味のバランスの取れてない代表格だろう。一方で、この蜜蘭香、出来の良いものの場合のバランスは、本当に絶品と呼ぶにふさわしい。口の中で香りが広がっていく、そのまま喉に落ちていく。そしてそのまま茶を飲み下した後も口の中で漂う香り。

たしかにこんなお茶だと、お茶請けは邪魔かもしれない。このまま香りが落ちないで5煎以上楽しめれば、もう、その日を上等な気分で追えることが出きるというものだ。

ラ・メランジェの蜜蘭香は、めちゃくちゃ極上というわけではない。めちゃくちゃ極上だと、僕なんかに手は出ないほど高い。バンブー茶館の単叢の価格を見れば、一目瞭然。でも、あそこもかなり良心的な値段なのだ。それだけ高いお茶なのが鳳凰単叢。でも、ラ・メランジェの蜜蘭香は、リーズナブルな値段でかなりいけているお茶だといえる。

ところで、そろそろanomaの単叢茶会。また、おいしい宋種蜜蘭香にであえるだろうか。




にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村
コメント
この記事へのコメント
こんばんは。私のページへのリンクを貼っていただき、ありがとうございました。
蜜蘭香は私も大好きなお茶です。あの香りは本当に幸せな気分にさせてくれますよね。初めて飲んだ時に鮮烈な印象を受けました。
手元の茶葉が切れているので、早速補充したいと思います。
2004/06/04(金) 23:30:24 | URL | ヒデヤン #79D/WHSg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック