
冷たく冷やしたお茶の中で、これはおいしいと思うもののベスト5を掲げるとこんなところだろうか。
中火の凍頂烏龍茶
香りの強いジャスミン茶
丸八製茶の加賀棒茶
蜜蘭香単叢
そして文山包種茶
水出しではなくて、きちんと入れたお茶をそのまま急速冷蔵するものが好き。しっかりとお茶の深みのあるもの。それでも、時には水出しや氷だしなんていうにも手を出してしまう。
蘭の花の香りがする文山包種茶。じっくりと入れた文山包種茶を氷で冷やす。「冰清茶」なんていうきれいな名前が付けているお店があった。なんとセンスの良い名前なんだろう。飲んでいて、すっかり心のなかもきれいになりそうな、そんな気がする。
おいしい文山包種茶を見つけるのは難しい。だからこそ、冷茶にしても耐えられるような文山包種茶が手に入ったときには、こっそりと、そう、誰にも言わずにこっそりと冰清茶を作ってみるのだ。
秋になったら、おいしい文山包種茶を探しに、坪林に向けて旅にでも出ようか。それまで、冰清茶の氷をカラリと鳴らしながら、旅の本でも読んでみようか。

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