中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
お茶やめぐりのための度胸
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僕の大好きな香港には、中国茶の店がたくさんある。大きくて有名な店から、本当に地元密着型の小さなお店までさまざま。観光客に近い僕のような人間には、地元密着型の小さなお店は、なかなか入りずらいし、どれがおすすめかというのも、語学の関係でなかなか通じなかったりする。

もちろん、あらかじめさまざまな情報があって、足を踏み込むことのできるお店であるのなら、それなりに、あるいはおもったよりもずっと収穫が多い。

僕たちの仲間内では、すっかりと有名な茗香茶荘などは、息子さんがいないとほんとうは言葉が通じないので全くのお手上げ状態。でも、僕たちは、ここの「冠軍茶王」がおいしいという情報を持っている。冠軍茶王がおいしいということは、その手のお茶なら、基本的には満足できる水準のお茶だということを推し量ることも可能だ。

身振り手振りで、他のお茶の試飲もさせてくれる。しかも、お茶仲間のMOMOさんという強い味方がいるので、本当に助かってしまう。

ところが、町の真ん中にあるような、何気ない町の中のお茶やさんは、なかなか入るのに勇気がいる。もちろん一歩入ってしまえば、こちらも厚顔無恥ぶりを発揮して、英語でがんがん話しかけて、話が通じないなら、身振り手振り、あるいは、筆談という手がある。

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そんな風にして、突入したのが祺棧茶行(KI CHAN TEA)。もちろん、名前は知っていた。ここのお茶も飲んだことはあった。でも、どうもこのお店、地元密着型。旅行者にしてみると、なかなか入りにくい雰囲気。お店もいかつい親父たちが数名。タバコをすっていたりする。

店のつくりは、結構明るい。えいやあと、飛び込んでみた。お徳用プーアールと白牡丹。これが今回の狙い。プーアールは、「ポウレイチャ」で通じるので、散茶でおいしいものを出してもらう。英語は、このときはだめだった。

最初にだしてもらったのが、やや酸味のある若いもの。明らかに黴臭がある。無言で首を横にふると、試飲させてくれた親父は不服そう。「黴臭」が通じない。なので、もっと甘みのあるものと伝える。次にでてきたのにも満足いかない。これでこの値段か・・・。そして4度目に出てきたのが、これならという品物だった。たしかに、散茶では、これが限界なのかもしれない。林奇苑だと、餅茶をくずしたものを出してくれるんだが、ここは、餅茶は餅茶としてしか売らないみたいだ。こういうところに、コミュニケーションの限界が出てくる。やむをえまい。

白牡丹は、最初から上等なものをと指定して出してもらう。まあ、これだけねばって、あれこれわがままままいうのだから、多少は多めに購入しないとねえと、両方とも1斤づつ。これはまあ、お茶仲間にお土産だね。白牡丹は、普段のがぶ飲みにもOKなので、消費可能だろう。

こういうお店に一度、一人で飛び込めるようになると、厚顔無恥ぶりに拍車がかかるが、それ以上に度胸がすわるのはそれなりの収穫だろう。おいしいお茶を求めての御茶屋めぐりには、この度胸こそ、必要なものではある。





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コメント
この記事へのコメント
私は、日本にいるときより、言葉が通じない外国での方が積極的(ずうずうしいとも言う・笑)になります。
香港でも同様で、茗香茶荘に行くようになって9年近くになりますが、未だに筆談中心です。
お茶が好きで飲んでみたいという事が相手に伝われば、茗香茶荘にかぎらず、どこの茶荘でも親切に応対していただける気がします。
見知らぬ街で、ちょぴり勇気を出して飛び込む。
そんなところから生まれる新しい出会いも旅の醍醐味ですね。  あー、旅行したいな・・。
2004/09/13(月) 20:37:39 | URL | MOMO #79D/WHSg[ 編集]
MOMOさん、コメントありがとうございました。香港で茶荘に飛びこむ勇気をくれたのがMOMOさんなので、富士見方面には足を向けて眠れません。まだオールアバウトに茗香茶荘の記事をUP指定無いので、早くしないと行けないんですが、ついついBlogに現を抜かしてしまって・・・。(笑)
ああ、香港行きたい!
2004/09/17(金) 12:20:24 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
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