中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
安渓鉄観音試飲会
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MOMOさん、青柳さんにいただいた安渓鉄観音の試飲会。試飲会といったって、自宅で自分ひとりで鑑定組をつかっての試飲。本場安渓のように蓋碗使っての品茶でもよかったんだけど、日中にレピシエいって、鑑定杯をみたら去年台湾の「自然の味」でもらった鑑定杯を思い出して引っ張りだしてきた。

基本的には、清香系の安渓鉄観音が多い。これを6つ一気に飲むのはちとつらい。楽しんでという余裕が無くなる。でも、それってつまらない。別に僕はお茶を選別して販売するのではないのだから、それぞれのお茶の良いところを評価できればよいと思っている。

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で、今回一番良かったのは、全体の中で火入れがやや強めの安渓県西坪鎮のもの。他のは全体的に強さがないというか、やや奥行きにかけてる。香りの良いものや、青みが心地よいものもあるのだが、全体的にのっぺりしていたというか・・・。

だから、このお茶の火入れ具合が一番甘さや香り、飲んだ後の口の中に残る余韻とかがよかったのだとおもう。

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青い安渓鉄観音は、比較的すきなのだ。別に火入れの強めのものでなくてもよいと思っている。でも、メリハリやキレってお茶には必要だなあとおもう。こうして6つのお茶を並べて楽しんでみると、特にそう思った。

それにしても、それぞれのお茶の表情というのが個性としてあって、悪い面も良い面も含めて、農家の人たちが心をこめて作ったお茶なのだから、「これいけてないよね!」の一言で終わらせてしまうには、あまりにもなんというか、もったいないというか、残念というか、そんなことを思ってしまった。

お茶を作ったことがある人なら、お茶作りがどれだけ大変か知っているとおもうのだが、こうして比べて僕の中で一番点数の低かったお茶だって、僕には作れないだろうね。だからこそ、そんなお茶だって、愛すべきお茶たちなんだなと。

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いつものとおり、みんなでわいわい「これがああで」とか「ここがこうで」とか言いながら飲み比べるのも楽しいけど、玉にはじっくりとこうやってお茶と向き合って、お茶の表情を一つ一つ感じることも楽しいものだ。



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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。

飲み比べは一気に茶葉を消費してしまうので勿体ない面もありますが、全体像がつかめる (!?)
2005/03/14(月) 15:42:40 | URL | mad__hatter #dNJz6bTs[ 編集]
↑変な風にリターン・キーを押してしまい、途中で投稿してしまいました。

(続き)→
ようで、個々に飲むのとは別に新たな発見があったりしますよね。
例えるならば、個々に飲むのはオーケストラの奏者1人を取上げて評価すること、数作品を飲み比べるのはオーケストラ全体の中での奏者の位置や役割を評価することのように思えます。
まぁ、一概にどちらがいいとは言えず、両者ともにメリットとデメリットがありますからね (^^;。

>だからこそ、そんなお茶だって、愛すべきお茶たちなんだなと。

普段何気なしに飲ませていただいているお茶ですが、本当に手間のかかるものなんですよね。自分なりに評価することは勿論重要ですが、私も自然や茶農さんたちに対する感謝を絶対に忘れてはいけないような気がします。
2005/03/14(月) 16:03:58 | URL | mad__hatter #SjnC8iKQ[ 編集]
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