
お気に入りの茶杯というものは、ついつい使いたくなるのが人情。でも、自分の分相応からいうと、値段の高いものは、なかなか普段使いできなもの。
じつは、この桃の茶杯は、台湾の陶芸家の蔡さんのもの。こんな小さな茶杯でも、絵柄の桃が非常に緻密に描かれ、素材自体も透き通るような白磁。
この茶杯は、僕のたいした事のない茶杯コレクションのなかでは、一二を争そう高かなもの。3つで一対になっている。
しかし、この茶杯、僕の普段使いなのだ。お茶道具は、芸術品だという人もいる。それはそれで、一理あるのだが、折角日常で使う器として生まれながら、ただ、飾られているだけでは可哀想なきもするので、ついつい、なにかある後とに取り出しては、手のなかで感触を楽しみ、そして茶を楽しむ。
まあ、こんな贅沢はないわけで、それはそれで、僕の茶のあり方ではある。

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この記事へのコメント
はんなりとした感じの茶杯(器)ですね。
手触りも口当たりも手の中におさまる具合もよさそう。
3つで一対ならば、3つ揃った桃を愛でながら、相伴に与りたいですね。
手触りも口当たりも手の中におさまる具合もよさそう。
3つで一対ならば、3つ揃った桃を愛でながら、相伴に与りたいですね。
>>ぽよんさん
この茶杯は、とても手の中の感触の良い茶杯なんです。その中でもこれが一番好きなので、こればかり使ってます。好きな茶杯で飲むお茶は格別ですよね。
この茶杯は、とても手の中の感触の良い茶杯なんです。その中でもこれが一番好きなので、こればかり使ってます。好きな茶杯で飲むお茶は格別ですよね。
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旧い茶飲み友達平田さんのブログ、見つけちゃいました。
で、見てたら私も持ってる茶器が!いつも思いますけど、平田さんって写真撮るのお上手。
高価な茶器であれ、普...
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