中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
世界お茶まつり:雑感その1
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この手のイベントに行くたびに思うのは、純粋に学術関連イベントだと人が集まらないので、どこかで必ず「茶」が商売に結びついているということ。今年は、主催者側がそのありをかなり意識して、メイン会場では出したお茶の実費+αを取るのは構わないが、物は売らないということに徹していた。

だから逆に、別会場では「物を売ること」がメインになっていて、どうもこの二つがうまくリンケージされていなかった感じがする。

良いものがあれば、その場で欲しいと思うのは人間の正直な気持ちで、それが何処にあるかわからないとか、目の前にあるのに、ここでは買えないというのは、案外フラストレーションがたかまるものである。

そういう意味で考えると、たぶん多くのお茶業界に関係のない一般の人は、メイン会場よりもツインメッセのティーフェアーの方に興味があったのではないだろうか。

もちろん、フーデックスのようなイベントは、原則業者向けのイベントだから対象も業者ということになる。ところが今回は、その当りのコンセプトが今一つはっきりしていない。特に海外からの業者などは、「卸し」を目的に展示だけしていて、物を売うる場所でありながら、物を売らないという業者まであった。

一方、日本の消費者心理をあまりよく知らない業者もいて、その対比は面白かった。日本茶の価格設定と中国茶(特に台湾茶)の価格設定の差に多くの人がびっくりしていたのは、やむを得ないことだろう。片や、今年の出来の良い緑茶だといって100g800円で販売されているにもかかわらず、片や100g12000円などという価格設定がされているお茶を並べても、なかなか手が出ないというものだ。ましてや、奥に飾られているものの中には、100g60000円などという烏龍茶まであって、「お買い得」といわれても・・・。

2001年に開催された「世界お茶まつり2001の反省を受け、「世界お茶まつり2004」では、このように仕組みが改正されたものの、その狙いが何処まで正解だったのか、僕としては多いに疑問であった。商売と結びついていてもいいのだとおもう。なまじ、商売と切り離そうとすると、学園祭のようなとても中途半端なものになってしまうのではないだろうか。

次回の世界お茶まつりでは、もうすこし工夫が必要かもしれないが、是非、新たな試みを期待したい。



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