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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
大禹嶺高冷茶
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大禹嶺(DA YU LING)烏龍茶という名前をはじめて知ったのは、「梨山の南側に、新しい、そしていまのところ一番高い超高山のお茶があるのよ。」とFormosa Tea Connectionの留美さんが教えてくれたからだった。

それからしばらくして、華泰茶荘の林さんに、茶藝館で実際にご馳走してくれた。渋谷支店がオープンしたてのころだった。

高さを競えばいいというものではないだろうと、そのときはあまりこのお茶に興味が無かったのだ。とくに、芽の小さな高山茶は、当時はやや渋みも多く、僕の好きな梨山とはどこか表情が違うじゃないかなどと、梨山、福寿山、武稜山にしか興味を示さなかった。

時はたって、すっかり日本でも大禹嶺烏龍茶は有名になり、台湾茶すきならほとんどの人が知っているほどの名前になった。どこのオンラインショップでも、大抵は「台中縣和平郷大禹嶺茶区、2600メートルという高山で作られるお茶」などと解説がされている。

あまり有名になってしまうと、どうも天邪鬼な僕は、どうでもいいやという気持ちになってしまうのだが、Formosa Tea Connectionの大禹嶺野生茶だけは、独特の味わいが気に入っていた。

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ところがだ。先日、台湾の証券取引所の方が来日したときに、僕がお茶好きだということを聞いたらしく、缶入りの「大禹嶺高冷茶」を持ってきてくれた。去年もTSDCにいた林さん(彼女はいまシカゴ大学のビジネススクールに留学している。)にいただいた凍頂烏龍の箱の派手さに驚いたんのだが、この缶も、金色に輝いているのだ。

表示は「大禹嶺茶」と書かれているのだが、説明書きには「高冷茶」と書かれている。これは、高地の気温の低いところで作られるという意味らしい。最近、阿里山茶坊老地方茶坊でも、この「高冷茶」という表現を使っている。

茶荘の名前などはどこにも入っていないので、素性は不明だ。ただ、彼らの持ち込むものはいままで怪しいものだったことは無かったので、そんなに悪いわけでは無いだろうとおもっていたが、正直、そんなに期待もしていなかった。

ところがどうだろ。これがおおあたりだったのだ。清香系の高山茶特有の蘭のような香り。味は甘みがあって、金色の茶湯は、とても清らかで喉越しがよかったのだ。それは僕が梨山のお茶を始めて飲んだときのようなインパクトがあった。

凍頂烏龍茶とおなじ青心烏龍種でつくられていながら、この香りと味わい。おいしいお茶にであうと、やはりなんとも幸せな気分になれるのがうれしい。さあ、こんどのTCCでみんなにおすそ分けだ。ああ、でも、僕がおいしいからといって、みんなおいしいと思うとは限らないのが、ちょっと怖い。(笑)



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コメント
この記事へのコメント
いつも拝見させて頂いております。HEYと申します。
 大禹嶺っていろいろあるんですね。でも、大禹嶺てそんなに種類とか収穫量とかあるんですかね?
なんだか???な気がします^^;
2004/11/14(日) 18:09:29 | URL | HEY #79D/WHSg[ 編集]
HEYさん、こんにちは。
大禹嶺は、いまのところ農家が4軒あるそうです。そこで作られる量は、もちろん少ないのでしょう。ただし、その4軒がすべて同じ均一のお茶を作っているわけではなく、やはりそれぞれに特徴のある、そしてそれぞれにランクの違う数種類のお茶を作っているようです。いまのところ、超級といわれるお茶とその下の高冷茶の2ランクがいいお茶らしいですが、真偽の程は不明です。
基本的にこの地域のお茶は、清香系のものなのですが、そのお茶を他の茶区で特別に火入れをして出しているお店もありますから、それだけでまた別の種類のお茶が出てくることになるんですね。
本当に同じ地区のお茶でも、いろいろですね。
2004/11/14(日) 21:00:42 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
ありがとうございます。 なるほど~・・・です。
 本当に同じ産地の名前がついていても、いろんな要素でいろんな姿になっていく・・・奥が深いというか、面が多いというか。 姿を見たようで実は・・・みたいなことが多くて^^ 見聞が増えるに連れ、だんだん自分自身の意見というか見方もだんだん変化してきてたりもして、なかなか飽きさせては呉れそうもない世界だな~と再び思う次第です。
2004/11/14(日) 22:02:42 | URL | HEY #79D/WHSg[ 編集]
そうですね。ワインのような規格が無い分、同じ産地でも、様々なお茶が存在しているというのが台湾茶の世界ですね(中国茶はもっと混沌としている。)。
同じ阿里山でも、作り手やら畑で味わいも香りも違う。だから、一概に、「阿里山茶が・・・」という話をしても、もしかしたら違う印象のお茶の話題をしているのかもしれませんね。
でも、だから面白い世界なのかもしれません。
2004/11/14(日) 22:34:10 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
こんばんは^^
コメントのレスに反応してすみません・・・
> だから、一概に、「阿里山茶が・・・」という話をしても、もしかしたら違う印象のお茶の話題をしているのかもしれませんね。
一つのお茶しか知らず、先入観に凝り固まってしまうと見えるものも見えなくなってしまうことがありますよね。畑や作り手の数だけ様々なお茶があって、それをいただく私たちも、謙虚な気持ちで奥深いお茶の世界を楽しみたいものです。
ところで、某所で建設途中のブログを偶然見かけました^^
こっそり覗いてます~・笑
2004/11/15(月) 00:27:47 | URL | ChatNoir #79D/WHSg[ 編集]
>>ChatNoirさん
こんにちは!いやあ、ChatNoirさんにするようなおはなしではないんですが・・・。(^^ゞ
某所・・・。もう見つかってしまったのですか。実は、このココログ、30Mしかなくて、既に80%ぐらい使ってしまっているので、どこか安くて容量の多いところを探してたのです。とりあえず、あそこでテスト版立ち上げ様かと。でも、デザインテンプレートが良いものなくて、自分でいじり始めたらどつぼです・・・。本当は、自分のサイトでちゃんとMBインストールすれば言いのですが、ReadingTracksで面倒なの実感したし、最近はチャンクコメントがめちゃくちゃ多いので・・・。まあ、どうなることやら、見守っていてください。
2004/11/15(月) 21:01:28 | URL | ひらた #79D/WHSg[ 編集]
久々のお点前
PING:
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やっぱり暑いとですね~、中国茶を飲む機会も減ります^^;
だって熱湯使うし、暖かいお茶を飲むので熱いんですよね。やっぱり。
お茶入れるためだけにエアコン...
2004/11/14(日) 18:05:48 | URL | お茶すきさん #79D/WHSg[ 編集]
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