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高山茶の焙煎について
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日本だけではなく、台湾でも高山茶に焙煎を施すことが多くなってきているように感じられる昨今。

以前は高山茶といえば「清香」が当たり前だった。ところが、茗心坊の茗心茶皇(これは梨山に焙煎を施したもの)や竹里館の黄さんの阿里山などがその典型だろうか。それぞれ自分の思うやり方で、焙煎がかけられている。

日本でも、台湾烏龍茶の代表的な専門店であるFormosa Tea Connectionでも、好みの味わいに焙煎を行っているのだ。

では、高山茶の産地でそもそも中火のものが作られているのだろうか。これは以前から気になっていたことなのだが、どうやらそうでもないらしい。とある茶農家の人にきいたところ「高山茶の作り手は、茶葉そのもので勝負するので、焙煎をかけることはプライドが許さない」のだそうだ。

たしかに、清香でも十分行けているお茶も多い。でも、人間の嗜好は本当に多様だから、様々な味わいが底から生まれてきてもよいのだろう。

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で、ちょっとはまってしまったのが、「春風秋月」の杉林渓。これは、Andy氏が台湾で買いつけた杉林渓を香港で焙煎させたものだと聞く。たしかに、香港らしい焙煎の仕方がなかなかよろしい。僕の場合は、香港でお茶に嵌った人間なので、香港風の焙煎は馴染みやすいのだ。

近年、香港でも様々な台湾茶を販売していて、茶藝楽園の陳老師に3月にご馳走になった凍頂茶王というお茶は、陳老師が指導して香港で焙煎させたお茶なのだそうだ。

高山茶の焙煎は、時として、本来の高山茶の持つ清らかな味や香りを消してしまう危険性もある。だから、焙煎は非常にリスキーな行為だともいえる。それだけに、焙煎をする場合神経を使うのだと思うが、それなりに技術をもった人たちの手にかかった焙煎だと、また今までとちがう大きな魅力がそこに加わるような気がする。



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杉林渓烏龍
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春風秋月の杉林渓烏龍がこの秋ダントツのお気に入り♪ あと1煎で無くなりそうなの
2004/12/19(日) 12:45:55 | URL | お茶すきさん #79D/WHSg[ 編集]
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