
IBMの横にあるてんぷらやへ足を伸ばした帰りに立ち寄ったTキャット(箱崎エアターミナル)。これはそこにある。
ケースに入れられて展示されているこれは、椅子のミニチュアにしか見えないものだ。中国の宮廷家具のような、そんな見栄えの椅子のミニチュアは、確かにお店などに飾るには良いかもしれない。
が、しかしこれは、なんと「茶壺」なのだ。
椅子の座る部分が蓋になっており、椅子の前面についている龍の口の部分が嘴になっているのだ。
このような技巧的な茶壷は、一時期あちこちで作られていたようだが、お茶を飲む道具としてはどうなんだろう。何を意図して作ったのか?
実はここには様々な「奇妙な茶壷たち」が並んでいる。かばんの形の茶壷だの、ひょうたんの形のものだとか、この動物は一体なに?と思うような形のものとか。
個人的には、あまりほしいとは思わないのだが、茶壷つくりも多様性があって、面白いことはおもしろい。
なんで、この茶壷の画像を撮影したかというと、一緒にいた1496さんと凸ぷうさん、「どれかほしいもの」といったときに、僕と凸ぷうさんが選んだのがこれだったから。
残念ながら、他のはほしいとは思わなかった。うーん、やはり僕にとって茶壷は茶を飲む道具でしかないんだよね。

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