中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
ダージリンオータムナル/ゴパルダーラ農園
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Gclefの川崎さんがおくってくださったダージリンオータムナルゴパルダーラ農園 DJ-316 RAW TEA

見た目は普通のダージリンオータムナル。

しかしながら、このお茶はぜんぜん普通のお茶ではなかった。

工程の大枠を川崎さんご自身が考え、農園のオーナーを口説き落としてつくったのがこのRAW TEAなのだ。

なんでも、80度以上の温度での殺青をぜんぜんしていないお茶、すなわち酵素を殺していないナマのお茶なのだそうだ。

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この段階で疑問に思うのは、80度以上の温度を加えていないということは、発酵もぜんぜん進んでいないし、水分を飛ばす乾燥の工程も普通のお茶とは違っているということ。

では、これは紅茶なんだろうか?

時間とともに、発酵が進んでいくお茶とでも言うのだろうか。
時間と共に発酵が進み、味が変化していくのだろうか。

見た目の茶葉は、もう紅茶の色をしている。
思いのほか、オキシデーションの工程は早いのだろう。

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「淹れ方は決めていません」という川崎さんの言葉で、ならば、いつもの茶の飲み方でと倣古壷で淹れ、ロイヤルコペンハーゲンのメガマグで飲んでみた。

茶の色はすっかり褐色で、紅茶そのもの。

でも、飲んでみると、台湾の文山の青さをのこしつつ、舌で感じられるのはダージリンの味わいというおもしろいもの。

なんだろう、微妙な柑橘系の香りと味わいも感じる。
良く出来たやぶきた紅茶とも共通するような味とでも言うのだろうか。

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冷凍茶よりもフレッシュということを川崎さんがおっしゃってたが確かに台湾の冷凍茶は、殺青したのち、揉捻の工程で凍らせてしまうので、最後の火入れをしていないという状態のお茶。

でも、このお茶は明確な殺青をしていないわけだから、その意味でフレッシュなんだろう。

80度以上の温度で火入れをすると消滅してしまう味わいや香りの成分をそのまま残したかったという意図が成功したのかどうかわからないのだけれど、こういうお茶と出会ってみるのも面白い体験である。

紅茶としてちゃんと作られたダージリンオータムナルゴパルダーラ農園のお茶と飲み比べしてみたいと思った。


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コメント
この記事へのコメント
面白いお茶でした
この記事がずっと気になっていて、先日吉祥寺に行ったときにお店に寄ってきました。

紅茶のような、中国茶のような、不思議な味のお茶でした。貴重な情報を教えていただいて、ありがとうございます!
2008/01/22(火) 09:48:38 | URL | ayano #mQop/nM.[ 編集]
blog拝見しました
面白い味の紅茶だったと思います。

美味しいかと聞かれると、微妙(^^ゞ

でも、こういう試みはとても好きだったりします。

僕も、土門拳見に行きたいなと思ってますが、なかなか時間が・・・。
2008/01/22(火) 17:12:38 | URL | tearecipe #mQop/nM.[ 編集]
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土門拳を見に行った帰りの話。「吉祥寺に行くなら、絶対帰りに寄っていこう」と考えていたのは、紅茶専門店「Gclef」。一時期は年に何回かはここで茶葉を買っていたのだけれど、もう何年ぶり?というくらい久しぶりの訪問。 今回Gclefに行こうと思ったのは、tearecipeさんの
2008/01/21(月) 19:48:49 | ayanolog はてな館