
静岡にある日本茶専門店「錦園」。おいしい日本茶をいろいろとプロデュースするオーナーの石部さんは、この道のプロ。
そのプロがプロデュースしたのが、この可愛らしい蓋碗。日本の急須の産地常滑(とこなめ)の地で作られたもの。
これを作っているのが常滑の高資陶苑。ここでは常滑独特の轆轤でも蓋碗を作っていますが、できる限り均一性と精度を高め、なおかつ低価格にするために、鋳込み製法で作られているのだそうだ。
容量は130cc。でも、お茶を入れることを考えると、だいたい90cc程度なので、やや小ぶりの蓋碗といえるだろう。
色は朱、黒、白の3色あるのだが、基本的にはこの白がお気に入り。かわいい桜の花びらがポイントとしてデザインされている。
形的にも、思い切り蓋碗というよりも、お茶を淹れることをイメージしてやや上に長く作られているのがうれしい。そして扱っていても非常に軽いので、操作しやすい蓋碗だといえよう。
昨日の無我茶会で使ってみたが、なかなか扱いやすかった。

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この記事へのコメント
年初に、この常滑蓋碗・黒(当時は試作品?)をお借りして、手揉み茶を淹れさせていただきました。
湯を注いだ後、蓋を開けたままにしておくと、茶葉色が鮮やかな緑に変わっていく様子が観察できて、黒色もあなどれないと思いました。
販売開始が楽しみです。
湯を注いだ後、蓋を開けたままにしておくと、茶葉色が鮮やかな緑に変わっていく様子が観察できて、黒色もあなどれないと思いました。
販売開始が楽しみです。
Yaoさん、こんにちは!
実は、手もみ茶も一緒に送ってもらったのですが、こちらままだ飲んでません・・・。
この蓋碗作成にめぐちゃんがかかわっていると知ったのは、錦園さんのサイトでした。彼女とは、工藤圭治の兄妹弟子のようなものでして・・・。でも、最近すっかりご無沙汰です。
黒色もよさそうですね。黒色といえば我が家には台湾の政府高官から頂戴した黒の天目が2つあるのですが、それで龍井を淹れるとなんとも風流でよいのですね。
実は、手もみ茶も一緒に送ってもらったのですが、こちらままだ飲んでません・・・。
この蓋碗作成にめぐちゃんがかかわっていると知ったのは、錦園さんのサイトでした。彼女とは、工藤圭治の兄妹弟子のようなものでして・・・。でも、最近すっかりご無沙汰です。
黒色もよさそうですね。黒色といえば我が家には台湾の政府高官から頂戴した黒の天目が2つあるのですが、それで龍井を淹れるとなんとも風流でよいのですね。
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