
Tokyo中國茶倶樂部、4月の定例品茶会は、青柳さんの命名で「泡沫茶会」。
で、それを具体化しようと考えたのはのーとみさん。勝又さんはそれを後押しした。なので、勝又さんもゲスト参加。
詳細は、のーとみさんがすでにUPしているのでそこを読むと分かりやすい。でも、微妙にそれぞれのお茶に関する感想が違うのが、読んでいて楽しい。

なにしろのーとみさんと恵さん、文山包種茶が苦手な人たち。逆にぼくなんかは台湾茶への入り口が文山包種茶で、最近でこそ思考が変わってきたけど、「台湾茶はやっぱ清香系じゃなっくちゃねえ!」などと公言してきた人間なので、同じお茶に対する感想が大きくことなるのだ。
でも、この会だと、それは自分の好みの違いだとみんな知ってるから、「文山好き!」といっても馬鹿にされない。(笑)

とても面白かったのは、茶葉を粉にすると、もとの茶葉の色とまったく違う色になるということ。そして、どれもなんとなく緑色を想像させる色担っている。
もちろん、茶色の茶葉は、それなりにくすんだ色なのだが、緑をくすませた色?!という感じだ。
もちろん、これが湯にとけると、いろんな色に変わっていくのだが、粉の段階だと、茶は緑なんだねえという印象を持ったのだった。

唐の時代とか、宋の時代とかは、こんな粉を湯に溶かして飲んだのだろうが、うーん、おいしかったのだろうか・・・。むしろ、現代のような散茶の方がおいしいから、中国では抹茶法が絶滅してしまったのではないのかなと思う。
ああ、でも、日本の抹茶はおいしいんですけどねえ。
いずれにせよ、まあわざわざ粉にして茶を飲むことはそれほどなくて、これは料理とかお菓子に使うときには結構便利そうだなという印象を受けた。
もし、抹茶と同じようにするのなら、やはり茎とか葉脈をとって、もっともっときめ細かくしないとだめだなあ。

にほんブログ村
この記事へのコメント
台湾茶屋をやっているものですが、
台湾の仕入元の話ですと、
ものすごくお茶好きな台湾人がいらして、
その方は、「お茶は粉にして飲むのが一番良い」
と言って粉にしてから淹れているそうです。
粉末状の中国茶は面白いですね。
台湾の仕入元の話ですと、
ものすごくお茶好きな台湾人がいらして、
その方は、「お茶は粉にして飲むのが一番良い」
と言って粉にしてから淹れているそうです。
粉末状の中国茶は面白いですね。
2005/07/27(水) 23:19:22 | URL | kimura #-[ 編集]
| ホーム |