中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
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武夷壁峰
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武夷のお茶といえば誰もが岩茶といって疑わない
たしかに武夷といえば青茶の岩茶だ

だが、もともと武夷のお茶が有名になったのは
岩茶ではなかったはず

宋代にこの地域で作られたお茶として有名なのは
緑茶であったはず

その時代の茶作りは今とは全く違うから
そのままのお茶が残っているはずもなく

でも、だからこそ武夷の緑茶って
魅力的に感じてしまうのだ

このお茶はきっと近年に開発されたもの
宋代の面影などまったく持ち合わせぬ
そんな新しいお茶

清の時代になって青茶がもてはやされた時に
きっとすでに武夷では緑茶ではなく青茶に
ぜんぶ衣替えされたんだろう

とはいえ、福建省各地でも
まだまだ緑茶の産地はあちこちにある
中国の茶といえば緑茶であるように
きっと福建省でも青茶とともに
緑茶に価値が見出されている部分もあるんだろう

このような武夷出身の緑茶を飲みながら
遥か彼方宋代のお茶に思いを馳せてみるのも
おもしろいことだ




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