
『中国茶の教科書』という本がでました。
なんとなく僕が書いた『中国茶の本』に似た部分があるとはおもうものの、最新情報も含めてよりわかりやすく、素敵本に仕上がっている気がします。
「体にいい効能と茶葉の種類、飲み方、すべてがわかる」という副題がついているとおり、140種類ものお茶の解説がほどこされ、茶の入れ方など基本をしっかりと押さえた、初心者にはお勧めの本でした。
僕の場合はお茶葉あくまでも嗜好品であり、お楽しみの一部なので、「茶の効能」というのはNGワード。だからこういうのは他の方にお任せしたいと思ってるのですが、こんな形で入門本にも書いていただけると、ここを見てくださいって入れるから嬉しいです(笑)。
カラー写真も多くて、コラムも複数。情報もあたらしく、いい出来だなあと感心。
僕は『中国茶の本』をだしておきながら、実は分厚いテキストと絵だけの分厚い、yomuyomuみたいな紙質の中国茶の教科書って出したかったんだよねえ。
まあ、もう今になっては昔みたいな情熱がないから、そんなことも実現はしないけど、でもやっぱり僕が考える教科書と巷の、特に中国茶フリークの女性の方の考える教科書のイメージってずいぶん違うんだなと思った。
でも、お店情報載せちゃうと、改訂が面倒ですよ(笑)。
いまだにそのおかげで『中国茶の本』は10版を更新中です。
『中国茶の教科書』
著者:今間 智子/北京東方国芸国際茶文化交流中心監修
出版:誠文堂新光社
発行:2012/11/22
ISBN-10: 4416812833
ISBN-13: 978-4416812839
価格:1,470円

にほんブログ村
| ホーム |