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中国茶、紅茶、日本茶、お茶のことをあれこれと。
普段使いの桃
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お気に入りの茶杯というものは、ついつい使いたくなるのが人情。でも、自分の分相応からいうと、値段の高いものは、なかなか普段使いできなもの。

じつは、この桃の茶杯は、台湾の陶芸家の蔡さんのもの。こんな小さな茶杯でも、絵柄の桃が非常に緻密に描かれ、素材自体も透き通るような白磁。

この茶杯は、僕のたいした事のない茶杯コレクションのなかでは、一二を争そう高かなもの。3つで一対になっている。

しかし、この茶杯、僕の普段使いなのだ。お茶道具は、芸術品だという人もいる。それはそれで、一理あるのだが、折角日常で使う器として生まれながら、ただ、飾られているだけでは可哀想なきもするので、ついつい、なにかある後とに取り出しては、手のなかで感触を楽しみ、そして茶を楽しむ。

まあ、こんな贅沢はないわけで、それはそれで、僕の茶のあり方ではある。



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ほしかったんだなあ、実はこれ・・・。
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ディズニーリゾートにいって、なにかお土産を物色しようと、三人三様にお土産を買いに走ったのだが、結局僕はこれといって買うことができなかった。

でも、実はひそかに狙っていたものがあったのだ。それはこれ。このミッキーの鼻がなんともかわいくて、我がカップボードに鎮座させるにはもってこいなんじゃないか。(笑)

でもね、結局買う勇気がなかったんだな。なんたって40過ぎの親父が、このマグでお茶飲んじゃいけないよね。どうみたって似合うわけがない。60過ぎたじいさんになったころ、このマグがあったら、使ってみても良いかな。

でも、逆にこんなマグの似合う中年男になれるというのも良いかもしれない。少し子どもで、少し不良ぽくて、今の僕にはほとんど無い要素ばかりだけど、うん、こんなマグで茶飲める中年って、格好いいかもしれない。




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茶杯好き
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茶壷コレクターは財産具合と目利きで無いことを理由に、当分返上しておいて、当面は茶杯フリークで。というわけで、ついつい人様の茶杯に目が行ってしまう今日この頃。

この茶杯は、ノリタケのもの。口当たりがなかなか良くて、真っ白な地肌に薄っすらと○+福の文字。そう、これは昨日福臨門酒家でお茶をいただいたときに使われた茶杯。ノリタケにオーダーメイドされたものだそうだ。

白い茶器って、どうしてこう惹かれるんだろう。ここで紹介している白い器にしろ、清香の物だって、白いものはいいなあとおもう。

眺めているだけでも、もちろん使っても、なぜか飽きない。いつかずらりと自分のカップボードを白い器で埋めてみたいものだ。




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茶器のデザイン
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すっかり知られているこの茶杯と茶壺。日本でも使っている人が多い。
特にこの茶杯(ちょっとこの写真では解りにくいが)は、なかなか手に持ったときの感触も良くて、結構好きだったりする。

使う人が多いということは、それなりに使い勝手が良かったり、デザインが評価されたりしている証拠ではないかと思うのだが、どうだろうか。

たしかに、この茶杯が出来上がる前、いや、今ですら、これだけ繊細な茶杯は、そんなに多くは存在しない。だから、時々ふらりとやってくる友達に、お茶を振舞うときには、なかなか使えるのだ。

だいたいこの茶杯を初めて見た人は、その小ささと薄さに驚きの声を上げる。そして、聞香杯の使い方を実際にやってみて、お茶の世界に絡め取られたりする。

だから、この茶杯のセットは、持っていて損は無い。飾っておくにもなかなか見栄えがするのだから。

だけど、我が家にもあるこの茶壺と茶海は、残念ながら出番はない。
それはなぜかというと、自宅でお茶を飲むときに、これほど小さな茶器で飲む習慣が無いからの一言に尽きる。

手元に飲みたいだけのお茶をおいて、それをすすりながら本を読んだり、PCのキーボードをたたいていることが多いのだから、いちいち、小さな茶壷を使って、その都度淹れているのでは、まったく飲んだ気がしない。

多分、こんなことをいうと、沈さんからお叱りの電話がかかってきそうだが、でも、こればかりは仕方が無い。たぶん、この飲み方って、沈さんの提唱するエコ茶とは対極的にあるのだろうなあ。

でも、きっと僕ごときがエコ茶を推奨したって、事態はそう変わりは無いと思うし、なによりも、いまの自分の飲み方を変えるインセンティブはまったくないのだから、たぶん、僕自身はこの小さな茶壺でお茶を入れることはないんだと思う。

でも、一つ言えることは、茶葉を少なく使うことも、茶葉をそれなりに多く(といったって、一回あたり5g程度だから、沈さんの茶葉の2倍強い)使うことも、お茶を飲んでいる限りにおいて、茶葉の消費はおこるのだから、回数をすくなく茶葉を多く使うのと、回数を多く茶葉を少なく使うのと、そう、変わりないんではないかなと。

たぶん、沈さんの茶を入れる回数は、僕なんかよりもはるかに多く、たぶん、茶葉の消費量もきっと多いに違いないだろうから、僕がたまの休日にこんな飲み方をしていても、怒られることは無いかもしれないね。

なんだか、話が横にそれた。
とにかく、この茶杯は、デザインの勝ちという感じで、なかなか良いと思う。



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手に馴染む
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手ごろな大きさの茶杯とは、なかなか出会うことができない。常に手元に茶がある生活をしていると、中国茶用の茶杯はやや小さく思えてくる。

「茶海と同じぐらいの大きさの手ごろな茶杯が無いだろうか。」最近茶器を売っているお店を覗くたびに、そんなことを思っていた。

茶壺をそのまま載せて茶が出るのを待つ。そんな茶杯。
できれば白磁の、光にかざすと薄っすらと透けるような薄さのもの。
口当たりがとてもよくて、手に馴染むもの。

できればワンポイントで、藍色の染めがはいっているような。


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そして出会ってしまったのだった。
これがその茶杯。
Formosa Tea Connectionの留美さんが棚から出して見せてくれたもの。
もちろん、こちらの入れ子になっているものにも惹かれたのが、ついつい手を出してしまったのはこちら。

九州の平戸焼きだという。三河内の有名な焼き物産地で、柿右衛門に勤めていた人がたくさんいたことから、そんな影響も出ている焼き物が特徴なのだとか。

でも、これはシンプルの一言。
そして、茶杯のそこに描かれている藍のワンポイントの染付け。
この色がまたすばらしい。

若い職人さんの作品だそうだが、こんな値段でいいの?というほどのもの。しばらくはこの茶杯手放せそうにない。



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好きなカップでお茶を楽しむ
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ティーカップは紅茶を飲むために開発されたもの。でも、紅茶だってお茶だから、これで中国茶を飲んだって良いじゃないかと僕は思っている。なので、時々、岩茶だの高山茶などをティーカップで飲むことがある。

ところで、その「好きなカップ」は、どんなカップでも良いわけではない。

個人的には、本当に偏屈野郎なので、基本はロイヤルコペンハーゲンのデザインとウエッジウッドの口に当てたときの感触が好きだ。エルメスは嫌いではないが、ちょっと飽きる。ロイヤルドルトン、リチャードジノリ、バカラ、マイセン、ロイヤルアルバートなどなど、それこそいろんなブランドもののカップガあるが、どれも今一つこれという決め手にかける、というか、そう思ってしまう。

だから最近では専ら、ウエッジウッドのデミタスカップを香りの高いお茶用に、そしてへレンドのティーカップを焙煎の強い凍頂烏龍に、そしてロイヤルコペンハーゲンはマルチに使っている。

ヘレンドのシノワズリシリーズの蓋付きカップ&ソーサーは欲しいかもしれない。でも、136,000円。思わず桁が1桁間違ってるのかと思った・・・(笑)。 こいつのクリーマーなんかも茶海にもってこいなんだけどねえ。115,500円だそうだ。

まあ、紅茶に使えばそんな高価なものでなくても良いのだけれどね。

そういえば、最近優雅に紅茶飲んでない。なにも考えずに紅茶の香りや味わいを楽しむということしてないな。いつも、頭の片隅で、今年のファーストは全体的にいいぞとか、高地に行くに従って発酵があまいなんてことをついつい考えている。これってもうほとんど職業病のようなものなのだろうか。

こんどの土曜日は、久しぶりに息子がいないので、夫婦水入らずでニ龍戯水ならぬアフタヌーンティーを楽しもうか。
(ところで、この画像のカップはもらいものなので、今一つ出所がわからぬのだが・・・。)





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聞香杯は本当に「もんこうはい」か?
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長い間、「聞香杯」は「もんこうはい」だと思い続けてきた。ところが、数ヶ月前に、「なぜ日本では、聞香杯を「もんこうはい」と呼ぶんでしょうか?」という疑問にであった。まったく思っても見なかった疑問だったので、ちょっと目が点になった。「もんこうはい」でないのなら、いったいなんて呼ぶんだろうか?

そこから、あれこれ聞香杯の読み方を調べてみた。

日本で出版されている中国茶の本のほとんどが、この「聞香杯」を「もんこうはい」と表記している。Googleで「もんこうはい」を検索すると、かなり多くのサイトをヒットする。もう一つ想定しうる読みである「ぶんこうはい」で検索をかけるとたった4件しか表示されない。しかもその一つは「ぶんこうはい」という表示が間違いであるとの説明がされているサイトであった。

日本でも「聞香」という字があるからには、日本でもその語源があるはずで、こうなったら「広辞苑」と「大辞林」をひいてみるしかないと思い、まず「もんこう」をひいてみた。ところがだ、両方とも「もんこう⇒ぶんこう」となっており、「ぶんこう」を参照せよとなっている。つまり、「聞香」の読みとしては、ぶんこうが正統派であることを示しているではないか。

「ぶんこう」をひいてみた。両方ともまったく同じ記載で「香りをかぐこと。香りをかぎわけること。」とある。
いくつかの漢和辞典をしらべてみても、同様に「ぶんこう」を見出しにしている。

このようにして行き当たったのは、日本語の読みとして、「聞香杯はほんとうは「ぶんこうはい」と読むのが正しかった、あるいは元祖だったのではないか」という結論だった。

では、「ぶんこう」という言葉はほかに使われているのかということだが、どうやら香道で、香の匂いをかいで、その種類をあてることを「聞香(ぶんこう)」と読んでいるらしい。

香道と茶道は室町時代に似たような経緯で成り立った過去を持っており、お互いに影響しあっているという。現代でも茶道や香道をたしなむ雅人が多いことをみてもわかる。ところが、中国茶、特に台湾の茶の文化が日本に入ってきたときに、日本ですでに長い歴史をもった香道の知識を持った人が、その普及にかかわらなかったことが、この「聞香」を「もんこう」というようにしてしまったのではないか。

個人的には、すでに「もんこうは」が言いやすくなっているので、まさら「ぶんこうはい」に改めるのも面倒くさいし、「もんこう」でも間違いではないわけだから、いままでどおり「もんこうはい」と呼ぶことになるのだろうけれど、やはり「ぶんこうはい」が日本語の読みとしては正統派であるということを知ったことは、一つ賢くなったかもしれない。(笑)



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ディズニー茶杯はいつ使うか?!
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ディズニーランドへ行った時に、可愛いから「記事のネタにでも」と購入したミッキーの聞香杯セット。実際に購入してきたものの、はて、これは一体何時つかうんだろうかと・・・。

なかなかお茶会などでは使いにくい。かといって、普段もなかなか使いにくい。ということで、結局これは息子のものに(笑)


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それにしてもだ、なんでディズニーがこんな茶器を開発したんだろうか?

この茶杯の裏には、ちゃんとディズニーのロゴが入っている。著作権にうるさいディズニーだから、自分の所のキャラクター入り商品は自分のロゴを入れさせるというのはわかるが、この商品はディズニーストアなどの一部の店舗でしか扱っていない正規のディズニー商品なので、おそらく、ディズニーの独自企画物とみるべきなのだろう。

とすると、この茶杯セット(実は小さな磁器のポットもある。これもなかなか使えない代物)は、なにを意図して企画されたのだろうか・・・。


  1. ディズニーのキャラクター物ならナンでも欲しがる若年層向け
  2. ディズニー好きの主婦狙い
  3. 中国茶ブームにあやかって、ディズニー好きでない中国茶好きをターゲット


ともあれ、僕のような中年サラリーマンが手を出してはいけないということはお分かりいただけるだろう。結局使い道に困って、誰かに上げる羽目になってしまうぞ、まちがいない!




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ブルーフルーテッド メガ マグカップ
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僕は、ロイヤルコペンハーゲン迷である。この茶器を好きになってもう15年ぐらいだろうか。なかなか高くてたくさんは買えない。でも、この15年ぐらいで10個ぐらいのティーカップを入手した。

最近のお気に入りは、新シリーズのブルーフルーテッド メガ。今までの染付けのモチーフを拡大して描いてあるので「メガシリーズ」と呼ばれるのだと聞いた。

で、特にこのブルーフルーテッド メガ マグカップは、近年まれにみる傑作ではないかと思う。

二重構造になっていて、中のお茶やコーヒーが冷めにくくなっている。もちろん、磁器の特性である熱伝導率による器の熱さを、二重構造であるために防いでくれるのもこの器の特徴だろう。

なんといっても、この形。すっぽりと手のひらにおさまって、持ち心地も良い。そこに、大好きなハーフレースの花の模様が大きく描かれている。この藍色がとても好きなのだ。

白い器がすきなのだが、こんな模様が入っているのは、許せてしまう。しばらく遠ざかっていたカフェオレを、今夜は楽しんでみようか。





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茶具文物館の五彩十二花神杯
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僕は茶杯好き。もちろん茶壷のすごいものに見惚れることもある。が、今回の香港行きで茶杯好きを更に確信した。

香港に来たら是非立ち寄りたいと思っていた香港公園の中にある「茶具文物館」。一昨年リニューアルして内容も充実したと聞いていた。

パシフィックプレイスの綺麗な建物の中を貫け、エスカレーターを上がっていくと、そのまま香港公園の一角に出ることができる。右手の方にすすむと、白いコロニアル風の建物が見えてくる。手前の建物が併設されている羅桂祥茶藝館で、一階が去年から樂茶軒の茶芸館になった。2階は展示場になっており、今回は印鑑のてんこくの展示がされていた。メインは、その隣のフラッグスタッフハウス。

1階が常設展示で2階が企画展のようだ。今回は2階が茶器の歴史をたどった展示内容になっており、茶壷の歴史から製造工程、そして著名な作家の茶壷が展示されていた。

いくつかの作家の茶壷にも釘付けになったのだが、やはりというか案の定というか、僕を釘付けにしたのは、1階の常設されている茶器。

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その中でも群を貫いて目にとまったのが「五彩十二花神杯」。この茶器の出来の良さは、やはりすばらしいものがあった。清代康熙年間に作られたというこの茶杯は、セットものでは、もう数セットしか現存しないらしい。

1月から12月までそれぞれ、異なる花が手書きで描かれた景徳鎮の磁器製の茶杯だ。当てられたライトの具合でその茶杯の薄さもわかる。かなり薄手に造られたものだ。

  1月 梅花
  2月 杏花
  3月 桃花
  4月 牡丹
  5月 柘榴花
  6月 荷花
  7月 月季花
  8月 桂花
  9月 菊花
 10月 蘭花
 11月 水仙花
 12月 臘梅


こういうものを見てしまうと、本当に良いものは、ぜんぜん違うんだなという認識を新たにしてしまう。そして僕の茶杯好きにますます磨きがかってしまいそうで本当に困ってしまうわけだ。イミテーションの五彩十二花神杯は、日本でもあちこちで見かけるようになった。それはそれで綺麗な茶杯なのだが、光りの加減が本物はなんとなく違うような気がする。

目の保養とはこういうことをいうのだね。


 茶具文物館
 Flagstaff House Museum of Tea Ware
 住所: Hong Kong Park, 10 Cotton Tree drive
 営業時間: 10:00~17:00
 入場料: 無料 
 





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